重大な事実に目をつぶる「情報戦」論

重大な事実に目をつぶる「情報戦」論

毎日のテレビや新聞の報道に苛立ちを感じています。それは、日本のメディアが、アメリカの主張(戦略や戦術)に疑問を呈したり、異論を唱えたりすることが許されていないということからきているように思います。アメリカの影響下にある日本の学者や専門家と呼ばれる人、また、主要メディアの記者が語ったり書いたりしているウクライナ戦争に関わる内容は、かならずといっていいほど、注目すべき大事な事実に目をつぶり、的をはずした内容になっていると思います。先日、朝日新聞の「記者解説」に、「情報戦、カギ握る市民」と題して、オピニオン編集部の小田村義之氏が、「情報戦」に関する記事を書いていました。彼は、現代の戦争は、1、偽情報などを流して優位に立とうとする「情報戦」の要素が強まる、2、民主主義社会が情報戦に対応するには、政治体制への市民の...重大な事実に目をつぶる「情報戦」論

2023/09/01 10:11