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黄さんのアジアンスイーツ店の店員さん、兎波さんと兎倉さん。二人は別に姉妹ではないし、親戚でもない。ないはずなのだが、顔も身長も3サイズまでも、そして金田朋子並みのベビーボイスまで、全部一緒。旅岡さんも見分けが付かないし、恐らく常連の誰もが分かっていない。だけど黄さんはどうやら、見分けが付いているらしい。「見分け方? カンタンよ、カンタン。ケイは右利きだけどジュンは左利きよ」「……どっちがケイでどっち...
イラスト;シュウ(双月千年世界、4回目) & 小鈴(蒼天剣、6回目) / なんでわたしが運ぶんですかー
チャイナドレス描きたい発作に襲われました。うちでチャイナドレスと言えば小鈴。着てもらいました。ついでにシュウにも。小鈴「はい、桃まん。アンタの次回作出演祝いよ。みんなで食べましょ」シュウ「じゃなんでわたしが運ぶんですかー。しかも店員さんのカッコまでして……」小鈴「いーじゃん。気分出るでしょ」シュウ「少なくともわたしのお祝いの気分じゃないですよぉ」小鈴「はいはい文句言わない。さー運んだ運んだ」シュウ「...
昨年暮れから、クリスタの仕様把握を続けています。使えば使うほど、フォトショップとは比べ物にならないくらいの便利さを感じます。3Dデッサンモデルまで付属してるって……すごいなぁこれ。そんなわけで今回描いたのがこちら。「あつまれ どうぶつの森」で作ったマイデザインを元に、夜狼さんを描いてみました。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -虎海さん家にお招きされた夜狼さん。共通の趣味である「ミリタリーもの」の...
イラスト;小鈴(蒼天剣、6回目) & エリザ(琥珀暁、7回目) / アンタそーゆーヤツだったわね
DWも無事に一段落したので、考察メンバーのイラストリレーを再開。今回はエリザと小鈴。小鈴「なんかさー、こっちの世界でくり……きんとん? みたいな名前のイベントあるみたいよ」エリザ「甘そうな名前やな」小鈴「天狐ちゃんに聞いたら、『なんだっけ、こっちの偉い人の生誕祭だってさ。オレも良く分かんねーけど』だってさ」エリザ「さよか」小鈴「みんなパーティしたいって言ってたけど、アンタどーする?」エリザ「言うても知...
シュウの話、第79話。少年と母親、暗殺者と代理人。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. カチカチとコントローラの音が響く部屋に、虎耳の女性が入って来る。「振り込まれたわよ、報酬」「……」 声をかけられ、モニタの前で黙々とゲームをプレイしていた長耳の少年は、イヤホンを外して虎耳の方に振り向く。「いくら?」「16万8千玄。ま、そんなもんって感じかしらね」「安いね」 会話を交わしつつも、彼の手はせわ...
小鈴もシュウも、なんだかんだでゲーム好き。今日も近所のゲームセンターでクレーンゲームを楽しんでいた。小鈴「アレ取ってよ。あのたまのりしてるヤツ」シュウ「無理ですって……。アームよりでっかいじゃないですかー」小鈴「行ける行ける、上のコつかめば行けるって」シュウ「絶対落っことしますってー……」小鈴「いーからやってみって、ほら」シュウ「んもー……やってみますけども」小鈴に言われるがまま、シュウはボタンを押して...
イラスト;エリザ(琥珀暁、6回目) & ランニャ(火紅狐、3回目) / やるんやったらコッソリやな
こないだのパラとランニャが可愛く描けたので、考察メンバーでリレーしてみようと思います。と言うわけで、今回はランニャとエリザ。ランニャ「こーゆーサビたとこ見るとさー、いっぺん塗装全部ひっぺがしてがっつりサビ落として、もっぺんきれーに塗装したくなるんだよなー」エリザ「分かるわー。横にあるペール缶もベッコベコやから、ついでに直したりたいねんな」ランニャ「なー!」エリザ「ま、本気でやったら丸一日作業やろし...
イラスト;ランニャ(火紅狐、2回目) & パラ(白猫夢、2回目) / イキイキしてんなぁ
1年半ぶりにランニャとパラを描いてみました。天狐ちゃんのドレスを選んだ話の前日譚。この2人はあの街にちょくちょく赴いているようです。エリザ「アタシらはどないや、って?」小鈴「そもそもだけど、別にわざわざココ出る必要無いのよね」シュウ「収録に使ってるこのビル、1階にお店とドラッグストアありますもんね」小鈴「しかもwi-fi完備の上、全員にスマホ支給だもんね」エリザ「そうは言うてもたまーに外出たなるけどな」シ...
10月31日。旅岡さんたちは虎海さんのお家、いや、お屋敷に招待されていた。「『本日の催し物 ハロウィンパーティ』、……紅の予想当たったね」シーツを被った大江さんの一言に、旅岡さんがうなずく。「雅ちゃんと話しとると、なーんか一言二言抜けよるからな。言葉通りドレスだけ着とったら、逆に恥かいとったわ」そう返しつつ、旅岡さんも百均で間に合わせた帽子をポン、と叩く。「今日やるパーティ言うたら大体これやろしな」「ま...
イラスト;克天狐(双月千年世界、8回目) / オレにこんなの着せて楽しいのかよ……
久々にあつ森でマイデザインを制作したので、天狐ちゃんに着せてみました。線画。本人は絶対着たがらない、フリルふりっふりのドレス。いつものようにカラー3種。レッド。ブルー。ブラック。...
黄「今年の干支は兎! 兎と言えばウチの店員!だからほら兎倉、兎波! 精一杯オシャレポーズして!縁起いい猫ちゃんも持ってきたからコレ一緒に撮ってインスタにアップしてお店のアピールするよ!」兎倉「おkっす」兎波「へぇーい……」死んだ目をしているねこ車掌「……」と言うわけで鳥取駅から戻ってきて早々、ねこ車掌はアジアンスイーツ店店主の黄大姐に連れ去られてしまった。そしてInstagramやTikTok、Twitterなど、目ぼしい...
シュウ「はーい、あとがきインタビュー第4回、始まりますよー。今回のゲストはこの方! 大食いする方のヒロイン!双月世界のハラペ虎(こ)娘の歴史は彼女が作った! リディア・ミェーチさんです!」リディア「は、恥ずかしいです、何だか……」シュウ「っと、ソレで質問なんですが、『蒼天剣』にもハラペ虎キャラがいましたよね。お二人に関連性はあるんですか? 『琥珀暁』の終盤でリディアさんは央中に移りましたし、お子さん...
神様たちの話、最終話。陽は墜ち――そして、また。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -7. 饕餮の埋葬が済んだ翌日、エリザは突然、帰郷を提案した。予定よりも随分早かったが、孫たちをはじめとして、船団の皆も故郷を恋しく思い始めていた頃であり、満場一致で帰ることが決定された。「ほんでも、何で急に?」 尋ねたシェリコに、エリザはいつもと同じように、肩をすくめて返した。「色々な、思い付いたコトがあんねん。...
神様たちの話、第360話。1000年越しの弔い。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -6. 夢の中で受けた饕餮からの依頼は、エリザが予想していたよりずっと早く、達成することができた。夢を見てから2ヶ月後、ひょんなことから発見できたからである。「お、女将さぁ~ん!」 ぞっとした顔を並べるシェリコとエルモに呼ばれ、エリザは面食らう。「何やのん? 二人して、えらい顔しよって」「し、島の奥で、えらいもん見付けて...
神様たちの話、第359話。克大火の弟子;全てを飲み込む者。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5.《麒麟が私に――『コレは緊急の緊急、もうコレやるしかない最終段階って時にだけ、どっちかいっこだけ使うように』と警告した上で――教えた術は2つあった。一つは魔獣の術。己の体を一時、獣同様に換えるもので、私が使えば獰猛な熊のように変身できた。 そしてもう一つは、魔力を爆発的に増加させる強化術だ。MPPと言って...
神様たちの話、第358話。饕餮の後悔。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4.「頭? ……や、そうか、アンタ1000年とか言うてはりましたもんな。幽霊さんなんですな?」《そう言うことになるな。この姿は生前の、と言うか、私がまだ正気を保っていた頃のものだ》「ふーん……?」 饕餮はエリザに手招きし、島の奥へ付いてくるよう促す。《私はとある一派に属していた。その名も克一門、克大火と神道理(しんとう・まこと)...
神様たちの話、第357話。老境のまどろみ。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. その晩は島の浜辺にテントを張り、エリザたちは数日ぶりに地面の上で眠ることができた。「すう、すう……」「すぴー……ふがっ……すぴー……」 エリザのテントにはゼラナとプリムが共におり、エリザは二人の寝息を耳にしつつ、夢と現の境を、うとうととさまよっていた。(……参るわぁ……最近また……よぉ寝られんくなってきとるなー……) 昼間は元気一...
神様たちの話、第356話。血の濃さ。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -2. エリザは事業拡大の一環として、中央大陸の東に横たわる大海洋をひたすら東へと突き進み、新たな島や大地が無いか、複数の船団を派遣して探検・探査を繰り返していた。その過程で、エリザは大海洋の果てに無数の島が連なっている地域を発見し、その近辺の集中的な探索を始めていた。 その内にエリザ自身も、若い頃の血がたぎり出してしまい――孫や...
神様たちの話、第355話。女将さんの晩年。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -1. アロイ・タイムズ帝による統治が始まり、中央政府が成立して以降も、タイムズ家とエリザとの関係は続いていた。先帝ゼロが晩年には忌み嫌っていた相手であったものの、エリザは有能で、かつ、身内と味方に対しては非常に優しい人物であったために、アロイも少なからず彼女を慕い、頼ったのである。 そのこともあって、彼女の仕事は年を経る...
神様、……から裏切られた女の話。ある口伝。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -琥珀暁番外編 その2 かつて央北と央中に棲息していたように、バケモノは央南にも、その姿が確認されていた。しかし前二地域でそうであったように、能動的に人を襲うような性質も、人の生息圏に現れるような性質も持っておらず、どうやら作った人間は別なようだった。 それでも襲われればひとたまりも無いのは同様であり――。「ひっ、ひっ、ひい...
神様たちの話、第349話。幻の「絶対敵」。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. カーテンロック山脈の北岸に沿って海路で渡るまでは、マリアたちの遠征はそれなりに順調だった。その先に何があるかも分からない、不安要素しか無いような航海だったが、いざ船を走らせてみると、程無く風と海流をつかまえることに成功し、出港から2ヶ月半後の31年8月下旬、彼女たちは山脈の東端地点に到達し、そこから東へ延々と、未開...
神様たちの話、第347話。銀婚旅行のお誘い。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -3. ゼロの暴挙に憤慨したゲートは、「頭巾」でエリザに経緯を伝えたが――。《あら、そうかー》 彼女はあっけらかんとした様子で応じてきた。《アタシは別に構わへんで》「えっ!?」 そんな答えが返って来ることを予想しておらず、ゲートは面食らった。「でもエリちゃん、君が先に……」《アタシがやろうとしとるんは今んトコ、カーテンロック...
温泉街をあちこち回っている内に日も暮れてきたので、旅岡さんたちは宿に戻って温泉へ。「あー……っ、気持ちいいね」「すっげー汗かいたもんなぁ」大江さんと猫藤さんが並んで湯船に浸かったところで、いつものように円さんが寄って来る。「なぁなぁ双葉ぁ~、後で……」「あ、そうだ円さん」と、猫藤さんが口を開く。「ゆっこが聞きたいことあるって言ってましたよ」「ん~? ウチにぃ?」言われて円さんは、まだ髪を洗っていた富士...
神様、……を慕った男の話。ひとまわり、思いはずれて。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -琥珀暁番外編 その1 双月暦25年11月、エリザに伴われて、ロウは彼女の本拠地を訪れた。「いやぁ、全然変わってへんなぁ」「そっスねぇ」 ロウの返答に、エリザは首をかしげる。「ん? アンタ、こっち来たコトあったか? 20年前の話やないやんな?」「いやほら、いっぺん来たじゃないっスか。北に行く直前くらいに」「んー?...
神様たちの話、第344話。そして帰郷へ……。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -8.「だからコイツがココにいる、と」 事情を聞き終えたロウは、気の毒そうにビートを一瞥した。「そりゃあつくづく災難だったな、お前さん」「とは言え、悪い気はしてません。マリアさんに嫌われたのは本当に残念ですが、正直に言えば、軍での生活に嫌気が差してきてたところですから。先生のところでお世話になると言うのであれば、不満は全く...
神様たちの話、第343話。エリザのパーフェクトゲーム構築法。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -7. 密かにエリザの後方支援に付いたモールは、彼女の期待以上のはたらきをしてくれた。東山間部における情報収集は言うに及ばず、皇帝の力の正体と、その力を与えた「鉄の悪魔」アルに関することまで、モールは事細かに教えてくれたのである。「ほんなら皇帝さんが使てる魔術は……」《ああ。言語がちょいと違うってだけで、原...
今日は楽しいクリスマス。旅岡さん家ではいつものように円さんを交え、友達同士でクリスマスパーティを開こうとしていた。が、その前に……。大江「はいこれ。……えっと、これ、プレゼント。クリスマスのやつ。紅とゆっこが買おうって、で、あたしも買ったからついで、じゃなくて、えーと、ちゃんとしたやつ。その、いつもお世話になってるしって思って」円「アンタ今日はよーしゃべるなぁ。照れ屋さんやね」大江さんがそろそろと差し...
神様たちの話、第341話。女狐エリザ。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5. ビートと連れ立ってエリザの部屋に降り、二人で掃除をしながら、ロウはエリザに状況を尋ねた。「あの、エリザさん。なんでコイツがココにいるんスか?」「言うたやん。ハンくんらからかくまってんねん」「あ、はい。ソレは聞いたんスけど、でも何で?」「約束やからな。あ、ちなみに店にも知っとる子は何人かいとるけど、あんまり言うたらアカン...
温泉宿にやって来た旅岡さん一行。チェックインを済ませた後、街をうろつくことに。「もぐもぐ」大方の予想通り、旅岡さんは温泉饅頭をほおばっている。「見て見てー、紅ちゃん」そして富士見さんも横に並び、黄色いソフトクリームをなめる。「『地元の野菜を使ったご当地ソフト』だって」「へー」饅頭を飲み込み、旅岡さんがチラっと見る。「何味?」「かぼちゃ」「他には?」「人参とほうれんそう。あと、お芋も」「お芋は美味し...
VroidStudioでうちの娘を作ってみました。今回はエリザ。 髪と狐耳のグラデーションが綺麗に作れたので満足。それにつけても尻尾の実装が待たれるところ。ケモミミがあって尻尾が無いのは片手落ちに感じます。……でっかいなぁ。...