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『モンスターアンドゴースト』ネタバレ感想!幽霊・殺人・高校生BL|ヒメミコ先生
ヒメミコ先生、『モンスターアンドゴースト』をレビューします! 目つきの悪い、大きい男性がこっち見てて気になった一冊です。でも、綺麗な顔してそう!!ってイケメン
神様たちの話、第359話。克大火の弟子;全てを飲み込む者。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -5.《麒麟が私に――『コレは緊急の緊急、もうコレやるしかない最終段階って時にだけ、どっちかいっこだけ使うように』と警告した上で――教えた術は2つあった。一つは魔獣の術。己の体を一時、獣同様に換えるもので、私が使えば獰猛な熊のように変身できた。 そしてもう一つは、魔力を爆発的に増加させる強化術だ。MPPと言って...
神様たちの話、第358話。饕餮の後悔。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4.「頭? ……や、そうか、アンタ1000年とか言うてはりましたもんな。幽霊さんなんですな?」《そう言うことになるな。この姿は生前の、と言うか、私がまだ正気を保っていた頃のものだ》「ふーん……?」 饕餮はエリザに手招きし、島の奥へ付いてくるよう促す。《私はとある一派に属していた。その名も克一門、克大火と神道理(しんとう・まこと)...
神様、……から裏切られた女の話。ある口伝。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -琥珀暁番外編 その2 かつて央北と央中に棲息していたように、バケモノは央南にも、その姿が確認されていた。しかし前二地域でそうであったように、能動的に人を襲うような性質も、人の生息圏に現れるような性質も持っておらず、どうやら作った人間は別なようだった。 それでも襲われればひとたまりも無いのは同様であり――。「ひっ、ひっ、ひい...
神様たちの話、第353話。ゲートとアロイの「バケモノ退治」。- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -4.「解決? どうやって?」 尋ねたゲートに、モールは玉座の背後に回り込みながら答えた。「例えばさ、ヒトに姿を変えられるバケモノがいたとして、ソイツが7年前から、ゼロにすり替わっていたとしたらどうよ?」「……なるほど」 ゲートは苦笑いし、その提案を吟味する。「そうなりゃ南への無茶な遠征も、遠征隊へ下したひ...
私は、仲間たちと協力して、街にいた凶悪で巨大なバケモノを退治した。一件落着と思いきや、ほぼ同じタイプのバケモノが学校にいるということがわかった。そのため、我々はすでに遅い時間だったにもかかわらず、学校に行ってバケモノを退治することにした。 夜の学校に来てみると、特別な行事でもあるのか、大勢の中学生が校内にいた。我々がこれから戦おうとしているところにワラワラと生徒たちがやってきたので、我々はテキトーに言いくるめて、彼らを追い払った。 その後、我々はいよいよバケモノと戦うつもりであったが、気づけば、いつの間にか夜が明けていた。そして、いつの間にか、バケモノ退治も済んでいるようであった。 このタイミ…
ある生徒が、「友だちが4階のトイレに入っていった」というようなことを言って泣いていた。状況はサッパリわからないが、どうやら深刻な事態らしい。私を含む数名の教職員は4階のトイレに向かおうとしたが、その「4階のトイレ」がどこにあるのかわからなかった。とりあえず、我々は、いかにも上の階に続いていそうな階段をのぼっていった。 ところが、上の階から、先にのぼっていった先生方の悲鳴が聞こえた。私はビックリして、慌てて下の階に駆けおりた。しかも、何者かが迫ってくる気配があったため、私は必死に逃げた。 気づけば、私のすぐ近くにバケモノがいた。バケモノは、恐怖に怯える私の頭をつかんで、ふざけた口調で言った。 「…
龍のような雰囲気の巨大なバケモノが街に現れて、暴れ始めた。その中の1体は特に凶悪であり、果たして我々が倒すことができるのか、疑わしかった。しかし、私は『ドラゴンボール』の孫悟空のような特別な力を身に宿していたので、そのバケモノたちと戦う決意をした。 私は、戦いに向かう前に職場へ立ち寄ったところ、何名もの同僚が「これ、よかったら使って」とたくさんの卵を持ってきてくれた。卵はバケモノたちの力を弱体化させる効果があるので、私はありがたくその卵を使わせてもらうことにした。ちなみに、もらった卵の中に、割れて中身が飛び出しているものが5つあった。私はそれを見て「汚い」と思ったが、その直後に、「この5つの卵…