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The Times, 25 October 2023 米国との緊張の中、粛清の恐れ テレビ司会者の傅暁天と不倫関係にあったとされる秦剛外相が7月に失踪した。 中国の国防相が公の場から姿を消してから2ヶ月後に解任された。習主席による共産党側近の幹部粛清の最新の模様である。 国営放...
中国共産党にとりましては、毎年10月に北京公会堂で開催される党大会では、国民に‘政治’を見せる絶好の舞台なのでしょう。今年の大会では、胡錦濤前総書記があたかも連行されるかのように退出させられるシーンが報じられたようです。同大会では、習近平国家主席が規約に反して三期目を確実にし、長期独裁体制への足場を固めただけに、同退出事件は、国民に誰が帝国の頂点に君臨する皇帝であるかを見せつけるための、閉会式に相応しい‘ラスト・シーン’であったとする見方が有力です。政治の劇場化は、共産党一党独裁、否、主席による個人独裁体制が敷かれている中国のみに見られるわけではなく、近年、自由主義国にありましても、政治の劇場化が進行しているように思われます。劇場型政治の蔓延が、舞台で演じる側の政治家とそれを見入る客席側の国民との間にはっ...劇場型政治の誤算-胡錦濤前国家主席の‘退席事件’
【胡錦濤氏強制退場】中国共産党大会 党規約改正案巡り対立か 習近平氏、権威主義体制へ権力集中
中国共産党の第20回党大会最終日の22日、胡錦濤前総書記(前国家主席)が閉幕を待たずに会場から立ち去った。体調不良にも見える一方で、会場係に連れ出されたようにも見えた。習近平総書記と政治体制改革などを巡って立場が異なるといわれているだけに、臆測が広がりそうだ。