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独断専行は指揮官が現場の状況に応じて受けている命令に反することを決心する行為を意味する軍事用語ですが、現在では単独の判断で事を行う行為を意味する言葉として広く用いられています。 軍事における独断専行は必ずしも批判的に扱われるものではなく、むしろ即断即決が必要な軍事の特質上、必要不可欠なものとして扱われています。 それに対して一般的な用語としての独断専行は多くの場合で批判的に扱われます。これは民主主義社会では単独の判断ではなく話し合いによって決めることが基底であることが理由かと考えます。 今回は軍事用語ではなく一般的用語として批判的に用いられる独断専行について、その是非や諸々に関して論考していき…