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CrecerFAとしてのドリブルの定義:3つの戦術的ドリブルと関連する2つの解決行動(技術)
3つのコンドゥクシオン(conducción)と2つの解決行動(技術) ドリブルとは ドリブルとコンドゥクシオン 3つのコンドゥクシオンの使い分け コンドゥクシオン パラ プログレサール(conducción para progresar) コンドゥクシオン パラ フィハール(conducción para fijar) コンドゥクシオン パラ ディヴィディール(conducción para dividir) コンドゥクシオンの効果 相手のアプローチに対する2つの解決行動(技術) レガテ(regate) プロテクシオン(protección) まとめ ドリブル関して 戦術的ドリブルと相手に対…
基本構造とサリーダデバロン ボールに関与する中盤を抜粋して整理 最小単位である個人戦術の担当を整理 サポートのオプション(選択肢)とパスのオプション 担当ディフェンスのラインとグリッド 継続のサポートの場合 全体的に見る横パスの有効性 4対2ロンドでの余談 背後からアプローチ 全体的なオプションの優先順位 前回、パスの種類とその役割、強度と優先順位について書いていきました。 今回は、出し手のパスではなく受け手のサポート側の話を書いていきます。 前にも書いたことがある内容は、少し端折ります。 ※全体的なポジショニングやサポートの考え方はこの記事をご参考下さい。 基本構造とサリーダデバロン ここで…
ボールをコントロール(トラップ)の定義づけ どこでトラップするの? 正解の場所って何? 味方が優位な状況の時 正解となる選択肢 色んな状況を経験すること 結局まとめると ボールをコントロール(トラップ)の定義づけ トラップという言葉が聞きなじみあると思いますので、トラップと言う言葉を使いますが、その定義づけとしては、方向づけられたボールコントロールと解釈して下さい。 俗にいうコントロール・オリエンタードです。 どこでトラップするの? 右から来たボールは左足でトラップしよう。 左から来たボールは右足でトラップしよう。 とか、左右どちらにも行けるように両足の中央にボールを止めよう。 みたいに聞いた…
社会や生活に結び付けた学習「フィンランドの教育システム」から得た育成の方向性
日本の教育システム 仕事って何? 経営と雇用 RPG(ロールプレイングゲーム)で例えると なんで勉強するのか分からなかった 日本以外の教育システム フィンランドの教育システム フィンランドの教育は、教科の垣根がない 解決策を模索する 個人内での評価 学習時間が短い 実例に基づいた教育 フィンランド国内の保護者の懸念 スペインの教育システム 日本の教育システムの変化と子供の勉強 まとめ 前に期末テストから教育の話をした訳ですが、なんでそんな事を話したのかっていうのを今回は書いていこうと思います。 テスト期間に突入。サッカーと勉強は両立させてる?勉強に対してどう思っているか。 日本の教育システム …
低年齢化が進んでいるアスリート 親は子供に関わらない方が良い? 育成年代の関わり方 何故関わるのか 声がけで違う子どもの成長 子供に関わるために 育成とは 指導要領での一般原則 サッカー選手の例 まとめ 低年齢化が進んでいるアスリート 幼少期からスポーツに力を入れて、サッカーでいうとジュニア年代でも大人顔負けの技術を身につけている選手が、多くいます。 多くの人が天才だと言いますが、そうではなく。 その子供たちが多くの時間を使って練習し努力した結果です。 その裏には、良くも悪くも親のサポートが必ずあります。 親は子供に関わらない方が良い? そうした現在の低年齢アスリートたちの育成に、親のサポート…
コンセプト ビギナー 技術アクションの判断と守備の準備 アドバンス ペルムータ アップ 体幹、股関節、コーディネーショントレーニング、ライフキネティック セッション1 パス&コントロール レポート 技術アクションの判断として、何を認知すべきかを伝えながら行いました。 セッション2 ビギナー 1×1+2ポゼッション 目的、課題、制限あり アドバンス 3×3+2ポゼッション 目的、課題、制限あり レポート ビギナー ボールをコントロールする場所と課題や目的を達成する事の意識が、まだまだ足りません。 ボールをどう運べば、課題や目的を達成できるかを考えましょう。 相手からボールを守る技術の向上を目指し…
集団の特性と種類を活かした効果的な指導方法「メリットを最大化し、デメリットを克服する方法」
「集団の特性とスポーツ集団の種類」 集団とは 集団の特性 スポーツ集団の種類 目的とプレーモデルの重要性 成果を上げるための方向性の統一 「集団の効率的な活動を促進するための要素と機能」 「効率的な活動を促進するための3つの機能と4つの要素」 指導方法の選択と集団の個人への影響: メリットとデメリットの考察 【個人に与えるメリット】 【個人に与えるデメリット】 指導者としての成功のためのポイント:メリットを最大化しデメリットを克服する方法 目的達成の方向性定めと適正なレベル分け コミュニケーションの促進と相互理解 個々の意欲と集団の意欲の導き方 「指導形態の概要と特徴」 「個別指導の形態」 個…
必要な情報を整理整頓する力をつける 将棋の早指しってご存知でしょうか? 何故、早指しができるのか? どうしたらそうなれるのか? サッカーに置き換える 原理原則とは? 必要な情報とは? 必要な情報と不必要な情報は、どう見分けるのか? その結果どうなるか? 必要な情報を整理整頓する力をつける この間の記事のブクマコメントに「必要な情報とそうでない情報を瞬時に見分ける能力はある意味特殊能力ですね。」 と頂きました。 僕は、もはやそれが普通だと思っていたので、ここでも気づきがありました。 今回は、この必要な情報を見分ける力をつけるためにどうすればよいのか? を書いていこうと思います。 将棋の早指しって…
ブログが更新出来ず申し訳ありません。 評価表 完成 評価表の項目について 評価表の意義 主観と客観のズレと気づき 良いお年を ブログが更新出来ず申し訳ありません。 スクールに来てくれている選手たちの評価表を作成していて、ブログ更新出来ませんでした。 評価表 当スクールでは、年末に選手一人一人に評価表を作成し、PDFにて皆さんに送付しております。 *****は、選手に送付する評価表には視ている所の説明が書いています。 右の数字は、CrecerFAの基準による評価数値となります。 完成 人数分の評価表が完成しましたので、28日中には、保護者の皆様に告知の上、順次送付致します。 送付完了後、完了告知…
さて、最近の息子は、やや下降気味かな? 練習観ても試合観てもそう思う内容が多いです。 息子の主観的感想 主観と客観の差に言及 質問形式で謎解きした結果 解決したことを整理整頓し今後につなげる 整理整頓した後はどうだったか? まとめ 息子の主観的感想 ここ数週間なんかいまいちパッとしないなーと思う中で息子に「どうだった?」と聞くと、 「うーん。あんま体が動かんかった」 と返してくることが多いです。 私は、この返答あまり好きではないです。 ここ2週間くらいそんな感じだったので、「あんまり体が動かなかった」という返答に、そろそろ自分と向き合って考えてもらわないといけないなーと思い、この金曜日の帰りの…
2場面4局面13のプレーシチュエーション 2場面 4局面 攻撃 守備 13のプレーシチュエーション 組織攻撃 ポジティブトランジション 組織守備 ネガティブトランジション 13のプレーシチュエーション概要 4つの組織攻撃 サリーダ デ バロン プログレシオン フィナリサシオン フエゴディレクト 2つのポジティブトランジション コントラ アタケ(カウンター) イニシアル オルガニサシオン オフェンシーバ(再構築) 4つの組織守備 3つのネガティブトランジション レプレガール(リトリート) プレシオナル(プレス) プレシオナル イ レプレガール 2場面4局面13のプレーシチュエーション アクチュア…
フィジカルトレーニングの種類は、大きく分けて3つあります。 ストレッチ 有酸素運動 無酸素運動 今回はその中でもストレッチについて解説していきたいと思います。 ストレッチの種類 動きのあるストレッチ バリスティックストレッチ ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ) アクティブストレッチ 動きのないストレッチ パッシブストレッチ スタティックストレッチ(静的ストレッチ) 動きのあるストレッチの役割 メリット デメリット 動きのないストレッチの役割 筋紡錘とは? 筋紡錘を鈍化させるデメリット 筋膜とは? 筋膜の役割 包装 保護 支持 通路 筋膜の主な成分と形状 形状記憶する筋膜 筋膜を緩めるため…
この間、息子と小さい頃の思い出話をしたんです。 息子の幼少期には 一緒に物を作って 一緒に運動して と一緒に楽しんでいました。 その頃の記憶は息子も覚えていると話していて、色んなものを作って、色んな事をやって、自分で色んな練習を作ってと楽しかったわーと言ってました。 youtu.be また、息子は、練習を自分で作ったりするのが好きで、ジャンプやランニングでどんなことができるかな?と質問すると一人で色々と考えて練習を作って遊んでいましたねー。 息子の笑顔を見るのがとても好きでした。 あっ今でも好きですよ(笑) しかし、チームに入ってサッカーをし始めて、僕自身が息子に熱くなりすぎて、怒ったり、指摘…
アジリティの概要 アジリティとは アジリティの重要性 非反応系アジリティと反応系アジリティ 反応系アジリティの特異性 アジリティの要素 反応系 非反応系 身長 体重 身体機能が重要なテクニック 股関節の内旋外旋の重要性 減速停止後のクイックネス アジリティトレーニング 反応系トレーニング 非反応系トレーニング アジリティの概要 アジリティとは 方向転換能力のこと。 定義としては、刺激に応じた速度または方向の変化を伴う急速の全身運動と定義される。 認知による神経回路の刺激による反応の側面と身体を素早く方向転換する身体的側面があり、広く一般的に知られているのは、身体的方向転換能力のことをアジリティ…
有酸素運動とは サッカー選手に有酸素運動は必要か? 3つの有酸素運動強度とそれぞれの主な効果 AEトレーニング(エアロビック) 強度 効果 適しているトレーニング BAトレーニング(ベーシック) 強度 効果 適しているトレーニング 目安時間 ENトレーニング(エンデュランス) 強度 効果 適しているトレーニング 目安時間 有酸素運動のメリットデメリット メリット デメリット まとめ 有酸素運動とは 酸素を必要とするエネルギー代謝。主に脂肪酸と糖をエネルギー源としている運動のことで、乳酸生閾値(ミトコンドリアの反応可能量)内での運動強度のことを有酸素運動という。 サッカー選手に有酸素運動は必要か…
集団の特性や集団効率を上げる機能、集団が個人に与えるメリットデメリットなどを考慮しつつ、実際にどのように3つの指導形態を運用していくのかを書いていきます。 指導法に万全なものはなく、常にこの方法を行えば大丈夫というようなことはありません。集団の状況や個人の状況を観察し、より良い指導法を選択することが大切です。 指導形態のメリットデメリット 個別指導 一斉指導 集団指導 指導方法の運用と流れ 一般原則 指導導入部 指導実施中の個人差 学習者の一定理解後 では、まず初めにそれぞれの指導形態のメリットデメリットを整理し、理解を深めていこうと思います。 指導形態のメリットデメリット 個別指導 メリット…
知っておくべき3つのエネルギー代謝とその持続時間、乳酸や疲労について
筋収縮とエネルギーの関係 エネルギー源ATP(アデノシン三リン酸) 筋収縮のメカニズム ATP生成のメカニズム 有酸素代謝 解糖系 ATP-CP系 疲労の原因 筋収縮とエネルギーの関係 エネルギー源ATP(アデノシン三リン酸) ATP(アデノシン三リン酸)が、ADP(アデノシン二リン酸)とリン酸に分かれるときにエネルギーを獲得することができ、そのエネルギーで筋収縮(筋肉を収縮)させることができる。 筋収縮のメカニズム 筋収縮は、神経回路を飛ばして説明しますが、脳からの指令は脊髄を通って筋小胞体に伝わります。筋小胞体は指令を受けると興奮状態になりCa2+(カルシウムイオン)放出し筋細胞内のCa2…
年々、気温が高くなっていますね。 特に夏は、本当にあぶないです。 サッカー等運動する時には、水分補給が重要となってきます。 今回は、その水分補給に関して、書いていこうと思います。 体水分率について 体水分の損失(体重を基準にした損失率) 水分を吸収できる量と時間 水分を身体が吸収する時間 水分の種類と選択 水分の一番良い補給 まとめ 体水分率について 体水分とは、体に存在する水成分を表しています。 体水分の役割としては、酸素や栄養の運搬、老廃物の排出、発汗による体温調節などです。 体重に対する体水分量の割合を体水分率と言い、年齢、性別、環境、運動頻度により個人差があります。 新生児 約75% …
前回記事の続き crecerfa.hatenablog.jp crecerfa.hatenablog.jp 必要な情報を整理する 優先順位を知り、情報を整頓する 優先順位のフローチャートをより先へと進むために 視覚情報をより早く処理するには ライフキネティックってどんな効果? まとめ 必要な情報を整理する 目のストレッチ、たったこれだけのことで視覚から得る情報量を増やすことができます。 ただし、必要な情報を的確に集めることが重要です。 5つの情報を得る力があるのに、その中に必要のない情報が3つ混ざっていたら、2つしか認知していないのと同じなのです。 実は、この辺が日本のサッカーに足りないことな…
前回の指導論①集団と集団の特性の続きです。 集団を効率よく活動させるさせるためには、3つの機能が必要です。 その3つの機能とは 目的を達成する機能 集団の維持する機能 集団と個人の育成機能 です。 この3つの機能を十分に発揮させるるために集団として以下の4つの要素を充足させていく必要がある。 要素① 個人と集団の目的と目標を明確にする。集団として共通の目的と目標を持つことが基本です。この基本理念が時間の経過による時代の変化や指導者やメンバーの欲求により不鮮明になると集団としての機能が低下する。 要素② 集団を形成、管理する組織構成を明確にし、メンバー同士(個人間)の仲間意識や相互作用を働かせ、…
集団とは 一般的に何らかの目的の下に規則的、持続的な相互関係を持って集まった機能的なまとまりのことを言います。 ただ単に多くの人が集まった集合とは区別されています。 社会集団、家族集団、地域集団、学校集団など日常的に様々な集団活動を行っていますが、CrecerFAは、その中のスポーツ集団に分類されるサッカーの学習が目的とした機能的集団です。