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会見を開いた全国保険医団体連合会の竹田智雄会長(左から2人目)マイナ保険証のトラブル、7割の医療機関が経験と医師らの団体が調査結果を発表した。現行の健康保険証の新規発行停止が12月2日に迫っている。政府の各省庁の利用率さえ最大で8%、防衛省、外務省に至っては4%台である。“憲法違反”であるマイナンバーカードと保険証を一体化した「マイナ保険証」への移行を促進しているものの、厚生労働省によると、8月時点でのマイナ保険証の利用件数は2436万件で、利用率は12.43%と、いまだに普及は進んでいない。当然だよね、“憲法違反”を冒しているにもかかわらず、肝心の政府ですら利用していないのだから。政府は表立…
保険が使えず「10割負担」も計974件発生 「マイナ保険証」の利用を巡り、全国保険医団体連合会(保団連)は19日、5~8月に医療機関で起きたトラブルの調査結果を発表した。1万242件の回答のうち、69.7%の医療機関が「トラブルがあった」とし、前回調査より約10ポイント増えた。現行の保険証の新規発行廃止まで3カ月を切ってもなお、カードリーダーの不具合などのトラブルが後を絶たない実態が浮かんだ。トラブルがあった医療機関のうち78.3%が、代わりに現行の保険証で保険資格を確認していた。保団連の竹田智雄会長は調査結果を踏まえ、「現行の保険証があれば『10割負担』にはならない。医療現場は切実に現行の保…