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激しい雨に昨日と今日の見分けがつかぬ過去とも未来とも繋がりを持たぬならば一体わたしは どこに#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#自由律俳句...
雨に 濡れても傘は ささない主義その雨が氷雨でも春雨でも台風の 豪雨でもあの大空からの沢山の雫は全部わたしの涙だから#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ...
自分もちゃんとこの世界に組み込まれていると感じられないから私は ひとりでいられないいつまで経ってもひとになれない風も木も街も 凍りついた冬だけの世界に窓を硬く閉じて眠るしかない悲しみの花ばかり咲かせて花を摘む 両手がかじかむ両手の冷たさに悲鳴をあげても世界は素通りして行った季節は巡る毎年毎年私を抜きに#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
「強いね」って言わないで強さの裏にたくさんの弱さを積み重ねて来たのだから根っから強い人なんていない#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
膝を抱えてうずくまる行くところが ないひもじい心に吹きすさぶ北風を膝と一緒に抱えてうずくまるひもじい骨のきしむ音が聞こえる水道の蛇口からぽつん と滴る水の音が悲鳴のように聞こえるひもじい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
煙草の煙は いつも私に 「孤独」を伝える孤独だと 知りながら私は 煙草の煙をくゆらす煙草1本 燃え尽きるまでの孤独なのに私はすぐ2本目の煙草に火を点ける孤独が 際限なく続くのに私は 煙を吐き続ける祭壇に生けた ガーベラが花瓶の水を 吸い上げて首を もたげているまだ死んでいない と私は胸を 撫で下ろすガーベラの命は 短いビルを 覆うような雨雲が 空に広がるこの雨雲の中では私の 行方も煙の 行方もガー...
夜毎見る夢は悪夢それでも覚醒しているときの苦しみよりずっと楽この忌まわしき意識を粉々に叩き割って海に捨てたい意識はいつも着いて来るこのクリア過ぎる意識が邪魔してわたしは誰にも助けを求められない死という無限の闇が遠くに見えるずっと遠くに生という寒空に堪えながらわたしは無限の闇を待つ#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#闇...
理性の鎖を断ち切って感情のまま欲求のままに生きてみたいそれは若木のように生き生きと伸びようとすることそれは冬の寒空のようにときに傷つくということそれは春の花々のように暖め合えるということ理性の鎖を断ち切ってわたしはわたしのままに生きてみたい#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
いのちの火種を消さないで怒りでもいい悔いでもいいいのちの炎燃やしつづけてほたるの光窓の雪いのちの炎は冬を照らす悲しい色しか見えなくてもいのちの火種を消さないでほたるの光窓の雪人生の火燃え尽きるまでほたるが燃え尽きて逝くようにわたしも燃え尽きて逝け#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#いのち...
どこへ行ったかわたしの心時の長さに堪えられず遠くの海に捨てたのかそれともこの地に埋めたのかどこへ行ったかわたしの心悲しいだけの冬の冷気とこの重たいだけの心がもう入って来られぬようにわたしはひとり頑ななまでに窓を閉じる#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
怒りの炎を火にくべて暖をとる悲しみの涙の川の濁流が上流から下流へ下流へと流れ苦しみ色に染まってしまった海に出る本物の海の青さは見られない苦しみが邪魔をするから見られない苦しみ色の海に溺れて今日もわたしは見悶える#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
わたしの知らない海の彼方まで体ごと持って行かれそうな不安成仏できない魂のようにあてどもなく彷徨う心ざわざわと木々の葉音のように揺さぶられるこの心水面に映ったわたしの影がたった一枚の葉に波紋を広げるこわいこわいよもう陽が昇ることさえ疑いたくなる悪いことつづきの年の瀬に ひとりただ膝を抱えて固くうずくまるしかないわたし#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
苦難 執着 邪気精神を病むのは執着が 手放せないから苦しいのは今のままの自分でいられないからわたしは究極の 凡夫#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
乱れ乱れて海まで裂ける濁ってしまった瞳の先に後ろ姿のあなたが映るあなたとわたしのあの夜が悲しみの血となって流れ流れて空へと返る血だらけの心のままでわたしはあなたの影を追う乱れ乱れて大地も裂けるこの手はぬくもり失って流れ流れた血だけが熱い#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
わたし という存在とこの世 とは相性が悪かっただけただ それだけのこと悲しみという名の石をしっかりと握りしめ人生という川の流れの速さに溺れてる苦しみの炎が真っ赤に燃えてわたしはいつも己を知る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
記憶の海のその中で輝く破片に胸 焦がす寄せては返す波のごと噴き出る涙が足元すくうわたしの心は冬花火燃ゆる不安の花模様若きあの日は夕焼けになり毎年 毎年沈み果てその哀しみに拳を握る#ネガティブのままでいい#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心#悲しみ#苦しみ...
眠れぬ夜の闇の中夜のあの空星もない赤子の産声老婆の目を落とす音同時に聞こえる錯覚かわたしの耳など宛てにはならぬこの世の果てから来た風に今日も両膝抱えて 堪える#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
殻の心は 夜深く無口なままで堪え忍ぶ乙女の頃に見た夢は冬の悲鳴に引き裂かれ悲しみの窓 ピタリと閉じる使い古しの両手から幼きあの日が逃げて行くうつうつの風に魂ごと 揺さぶられ見上げる空が血に染まる海のさざ波にさえ震え心はますます殻になる#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
海の荒波の如く脈打つのは血染めの心その 痛み街が死ぬ花が死ぬ人が死ぬああ死の額縁に囲われたこの季節よ苦しみよ夜のしじまに束の間の安息 求め煙草の けむりの行方を追うまるで亡者の行進の如く#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
茜の空に連れられて過去だけ抱いて沈んで行きたい真っ赤に燃える乱れた髪と白いばかりの冬の日がわたしの心を迷わせる夜明け前の闇の中この手にケガレた苦しみ数え未来永劫わたしはもがくそれがこの世の常なのか答えは出ないいつまでも#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
目を覚ます度眼前に押し寄せて来る日常という悲劇限界星たちと一緒にわたしも もう帰りたいあの 何万光年もの遠い大地へ#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#苦しみ...
寂しいときはただ寂しい と寄りかかれる肩が 欲しい苦しいときはただ苦しい とすがりつける胸が 欲しいつらいときはただそのつらさに寄り添ってくれる心が 欲しい長い間ひとりでいることにくたびれてこの先の長い長い道のりに眩暈を起こす愛してるだの何だのと口先だけの言葉は いらない言葉などなくても思いは 感じられるから辺りはもうすっかり 冬#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
孤独を愛せる心は自分を愛してあげられる心と比例する自分を愛せる心は誰かを愛せる心と比例するひとりでいられることと誰かといられることは比例するひとりの時間を大事にしてあげたら誰かと過ごす時間も大事にできる互いの欠如を責め合うのではなくて互いの欠如を埋めてあげられる関係は心底 優しいありがとう とごめんなさい の言葉がもしもこの世から消えたらわたしは 生きて行かれないありがとう とごめんなさい の言葉...
過去の私が今の私を 嗤う桜が その花びらを散らし太陽が 照りつけ枯れ葉が 舞い落ち路面が 冷たく透き通りその景色を幾度 見て来たことだろうどんな景色も 私の前を 素通りして私は遥か 遠くの彼方に私を 置き去りにしたままここまで来てしまったみたいだ今の私は 空になった空き缶みたいだカラコロカラコロ虚しい音立て夜道を転がっているまるで私は空き缶みたいだ空き缶の心は寒い#ネガティブのままでいい#シニア女性...
「人は皆幸せになる権利を持って生まれて来た」と言った人がいたけれどそんな傲慢な話はないよ人間 いろんな生まれ育ちがあってそれは必ずしも幸せとは限らないだからこの世は理不尽なのわたしは絶望する自由と悲しむ権利が 欲しい悲しんでばかりいないでとか前に進まないととかそれをわたしに押しつけないで時の流れにおかまいなくどっぷりと絶望の闇に落ちて行く自由を悲しんでばかりで涙の海で溺れるほどの権利を与えて欲しい...
わたしの体には苦しみという赤い血が流れてる赤い血の色は苦しみの色だから この心臓の鼓動を止めない限り苦しみはやむことがない心臓から巡り巡って爪先まで爪先から巡り巡って心臓まで苦しみが体中を流れつづけるそれがわたしの体この胸の奥の傷を治したくてももう 治らないわたし自身が苦しみだから苦しみながらひたすら苦しみながら生きるしかない#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦...
思い出が消えてゆくわたしを抱いてくれたあの陽射しがあなたと過ごした輝く日々が消えてゆく跡形もなく消えてゆく去って行ったあなたの後ろ姿や喪服姿でうつむいた一日やそんなつらい思い出だけが残される心に巣食った深い闇が穏やかな思い出を塗りつぶしていくつらいことしか思い出せない目を閉じてあなたの優しさや海の青さを思い出そうとしても思い出せない蘇るのは暗く冷たいだけの思い出ばかり胸が 痛いつらい思い出だけ引き...
私は いつも堪えている苦しみの時をどれだけ時が経っても楽は やって来ないとわかってる私自身が 凍った風に震えながら春爛漫の桜模様に背を向けているだけだからわかっていても苦しいほうへ 苦しいほうへ行こうとする私の 病忌まわしい 病冬の 暴力風の いたずら線香の 煙咲くのをやめた あの子のいのち#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#心...
毎日毎日 目覚める度終わらない日常が始まる 恐怖生きること死ぬこと生きること死ぬこと生きること死ぬこと生きること死ぬこと生きること死ぬこと生きること死ぬことただそれだけを見つめるしかないこのむき出しの苦しさをだれか 止めて冬の風が体中を舐める...
右の膝が痛む薬の飲み過ぎで頭が痛いああ 楽だ体の痛みなんて精神の苦痛に比べたら何のことはないだから自傷 なんて性癖が出来てしまう若い頃辛いことがある度に一本また一本と左腕にカミソリで 線を描いた気がつくとリスカの線が何本も出来ていたカミソリの痕が 一生消えないなんて知らなくてただ誰かに助けて欲しくてカミソリで線を描いた私は自分の左腕を さすりながら後悔と言う名の 新たな傷を心に作る#ネガティブのま...
わたしのこの目はよく見えぬ景色が霞んでよく見えぬけれどあなたの心は見えるあなたの心はよく見える夏の青空と緑 輝く笑顔のあなたや冬の荒波の海に飲まれるほどの怒ったあなたや夕暮れの暖かな陽だまりのあなたの優しさやあなたの心はよく見えるそんなあなたがある日ふつりと消えてった残されたのはあなたの黄色いマグカップだけけれどこの胸の奥チクリと微かに痛いけど今でもあなたの景色は見える#ネガティブのままでいい#シニ...
汚れてしまったわたしの心をたくさんの涙がたくさんの言葉が清めてくれるならわたしは毎日毎日涙を流そう毎日毎日言葉を紡ごう溢れる思いは熱い涙になるだろう真の言葉になるだろうだから涙が最後の一滴になるまで言葉が最後の一語になるまで心が清められるまで涙を流そう言葉を紡ごうやがて紡いだ言葉を最後の涙の一滴に込めわたしはひと葉の歌になる#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ...
さむいさむい冬が来る夏の名残りの蝉の亡骸風鈴の音追いかける 行かないで行かないでと 追いかけるなのに冬は平然とした顔でまた わたしをいたぶりにやって来る冬の罪は重いひとりのわたしを一層 ひとりにして嘲笑うから夏の名残りの打ち上げ花火宵の宴追いかける行かないで行かないでと 追いかける冬の罪は重いなのに冬はその罪を償わず毎年毎年わたしを襲う#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#...
夕陽が沈むようにどっぷりと悲しんでいたい海の底の底までずっしりと苦しんでいたい悲しみをなかったことにして胸の奥に封じ込めると心病む悲しみに素直に苦しみに素直にいられたら心は生き生きと輝く悲しみのずっとずうっと その先に苦しみのずっとずうっと その先に待っているのは鮮明な 夜明けの空だと信じてる#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ#苦しみ...
街並み語らい青い空わたしは夢を見ているの陽射しはだか木冬の風わたしは夢を見ているのほんとはきっと何もない全ては 虚構白日夢あなたの心をさまよって目覚めたときは永遠の虚無わたしは夢を見ているのわたしは夢を見ているの#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
わたしの心はどこですか?どこにも見当たらないのですバッグの中にも台所にもソファの隅にもどこにも見当たらないのですわたしの心はどこですか?傷つくのが嫌でどこか遠くに置いて来たのかも知れません心がなければ苦しまなくて済むだけど心がなければ人とつながることもできないと知りましただから探しているのですわたしの心はどこですか?どこにも見当たらないのです#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#...
はらはらと悲しい悲しい風花がこの肩に降り積もる今年もまた風花の季節がやって来た暖かだった陽だまりが悲しみ色に塗り替えられるひとかけらの思い出すら失くなって空き缶が転がるみたいに心がカラコロ 音立てる今年もまた風花の季節がやって来た#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ...
夜の静寂の中で耳を澄ますと微かな呼び声が聞こえる星がわたしを呼んでいるもう闇に帰りましょうと呼んでいる雲がわたしを呼んでいるもう大地に帰りましょうと呼んでいる花がわたしを呼んでいるもう散りましょうと呼んでいる帰りたいわたしももう帰りたい星と一緒に雲と一緒に花と一緒に静寂の中で帰りたいと願う#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
濁ってしまったこの瞳に澄んだ涙がひと粒 零れた濁ってしまったこの瞳が悲しくて熱い涙がまたひと粒零れて 落ちた濁ってしまったこの瞳に映るのは去って行ったあなたの後ろ姿だけ遠い過去の思い出と霞のかかった未来だけ震える冬の孤独だけ#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム#悲しみ...
久しぶりにつれづれなるまま。「砂の器」のDVDを買った。昔、たぶんテレビで観たのかな、鮮烈だったから。いや、「砂の器がクソつまんない件」と書いている人に触発されたので私は「砂の器ががち名作な件」にした。その人は主役の和賀英良が三木を殺したことを指して「とんでもないクソ野郎だ。こんな悪人になんで感動できるのか」みたいなことを書いていたけど、違うんだなあ・・・私の思いとは、全然。人って、善人か悪人か、な...
安心して病んでいられる社会が欲しい安心して絶望していられる社会が欲しい明日のごはんを食べて行けるか支払い買い物一万円札がどんどん飛んでいく今の社会は病に苦しむ暇さえ与えてはくれない絶望する時間さえ許してはくれない通帳の残高を見て震えあがりどう食べていくかに全てのエネルギーを持って行かれる安心して病んでいられる社会が欲しい安心して絶望していられる社会が欲しい#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#...
悩み 苦しみ猫は 無邪気人間は明日を憂い昨日を思う猫という ケモノは明日を考えず昨日を思わずただいま を受け容れて生きるのみ悩み 苦しみ猫は 無邪気猫が 足りない猫が 欲しい人間は人生を儚んで後悔し 迷う猫というケモノは何の迷いも後悔もなくただいま を受け容れて生きるのみ悩み 苦しみ猫は 無邪気猫が 足りない猫が 欲しいその瞳に 映るのはいま うれしいいま たのしいいま さびしいいま かなしいいま...
愛してわかって私を見てそう言っているうちは 自分と言う名の花を 咲かせられない根なし草の不安のまま漂っていても何も 求めない愛してわかって私を見て と根っこばかりせがまない根なし草の不安を抱えたままそれでも 他者という生ける者たちを 愛おしみ 慈しむことが出来る心を持っていればいつの日か小さくても自分という名の花を咲かせられる日が来るのかも知れない#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作...
冬の公園のブランコには誰も 乗らないただ勝手に北風に揺られてる孤独の風に揺られてるそれはまるでわたしの心の中の 冬模様木枯らしの音に怯える 冬模様死人のように冷たくなったこの両手を握りしめひたすら春を待っている真白な冬に震えるようにブランコは 揺られてる孤独のブランコわたしの心#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
誕生日その人がこの世に生れ出たことを祝い 喜ぶもの母には悪いけど「産んでくれてありがとう」とは 言えない生まれ出てからずっと厳しい真冬の白だけの景色しか見えなかったから髪の先から 骨の髄まで苦しみで出来ているのが私 だから誕生日が来る度にまだ生きてる・・・と思うだけ誕生祝いより 一日も早く弔いを して欲しい今年もまだ生きてる私#ネガティブのままでいい#シニア女性#現代詩#詩#自作ポエム#ポエム...
昭和のあの頃に 耽っていると思い出す15、16の まだ唇が 薄紅色だった娘時代をあの頃の バーチャルはもっぱら 私たちが心に描く景色と 紡ぐ言葉しかなかったけれどだからこそ 心に大きなキャンバスを広げて未来と言う絵を 何枚でも描くことが出来た好きな人にはペンを持ち自分の筆跡で 一文字一文字 インクに綴って手紙を書いてひと言ひと言 自分の思いを 必死で伝えた 片手に納まる便利な電話も 何もないから夢...