メインカテゴリーを選択しなおす
【ログ】セブ[6] 24/9/4-9/13 -ブルーバード・リボンゴビー -
和名:なし(ブルーバード・リボンゴビー) 学名:Oxymetopon cyanoctenosum Klausewitz et Conde, 1981 英名:Blue-barred ribbon goby 分布:沖縄~フィリピン・インドネシア 撮影日時:2024-09-08 撮影場所:セブ(小人リゾート前) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ (フルサイズ96mm相当) セブ島に行って来ました。 以前も書いたと思いますが、日本で、セブのダイビングと言えば、セブ島の東にある小さい島、マクタン島でのダイビングを指します。 マクタン島には、マクタン・セブ国際空港という国際空…
和名:イトヒキベラ 学名:Cirrhilabrus temminckii Bleeker, 1853 英名:Threadfin wrasse 分布:千葉~西部太平洋 撮影日時:2024/8/24 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズmm相当) イトヒキベラ属の魚と言えば、美しい婚姻色で有名ですが、深いところに棲んでいることが多いこともあって、あまり目にしたことがありません。 その中で、このイトヒキベラは、比較的浅い海に棲み、しかも、個体数も結構多いので、婚姻色を目にする機会も多い魚です。 この写…
和名:アカササノハベラ 学名:Pseudolabrus eoethinus (Richardson, 1846) 英名:Red naped wrasse 分布:千葉~台湾・中国沿岸 撮影日時:2024/8/24 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:OLYMPUS TG-7 伊豆にいる、普通種です。 かつてはササノハベラと呼ばれ、外洋に面した磯に棲む赤っぽいものと、内湾に棲んで背中に白い星のあるものの、2型の変異があると思われていました。 ところが、赤っぽいものと白い星のあるものは、どうも別種らしいということが、わかってきました。 1997年に精査が行なわれ、赤っぽいものには、このアカササノハベ…
和名:ヒレナガネジリンボウ 学名:Stonogobiops nematodes Hoese et Randall, 1982 英名:Filament-finned prawn-goby 分布:伊豆~西部太平洋 撮影日時:2024/8/24 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ130mm相当) 安定のヒレネジです。 この日は特に、なかなか出が良かったのですが、これからというときに、ミノカサゴがふらふらと泳いで来て、目の前でヒレネジに狙いをつけたため、引っ込まれてしまいました。 ----------…
和名:ハナハゼ 学名:Ptereleotris hanae (Jordan et Snyder, 1901) 英名:Blue hana goby 分布:千葉~鹿児島県、朝鮮半島 撮影日時:2024/8/24 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ56mm相当) 撮影日時:2024/8/24 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ37mm相当) この日は、他にお客さんがいなかったので、ハナハゼをたっぷり…
和名:イタチウオ 学名: 英名: 分布: 撮影日時:2024-08-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ130mm相当) エキジット前に、崖の岩の間で何か動くものが見え、覗いてみるとイタチウオでした。 以前にも見たことがあるのですが、そのときの写真は下半身だけで、頭を写真に撮れたのは初めてです。 ナマズのような顔と、ウツボのような下半身をしていますが、どちらの仲間でもなく、アシロ目アシロ科という、あまり一般には知られていない分類に属しています。 下は、別の日に川奈ビーチで撮影したもの。 大抵…
和名:センネンダイ 学名:Lutjanus sebae (Cuvier, 1828) 英名:Emperor red snapper 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2024/8/23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ130mm相当) 魚礁の下に、アカオニガゼというガンガゼの仲間のウニが、1匹だけ、鎮座していました。 ガイドさんは魚礁に群がる小魚を狙って浮上していったのですが、私は、イシモチか何かがいるんじゃないかと思って上から覗き込むと、小さなセンネンダイの幼魚が、コショウダイの仲間の…
和名:アカハチハゼ 学名:Valenciennea strigata (Broussonet, 1782) 英名:Blueband goby 分布:千葉~インド・太平洋 撮影日時:2024/08/08 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +100マクロ(フルサイズ160mm相当) 川奈のビーチに、アカハチハゼの幼魚がいました。 以前に紹介した成魚の写真(西表)と比較して、胴体が黒ずんでおり、顔の色もオレンジが濃くなっています。 これが個体差なのか、幼魚の特徴なのかはわかりませんが、少なくとも過去にはこれほどオレンジの濃い個体は見たことがありません。 元々、…
和名:ツキチョウチョウウオ 学名:Chaetodon wiebeli Kaup, 1863 英名:Hongkong butterflyfish 分布:伊豆諸島~中国大陸沿岸・タイ 撮影日時:2024-08-08 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:OLYMPUS TG-7 日本ではかなりの稀種ですが、タイのタオ島では、普通種と聞いたことがあります。 温暖化で、北上してきているのかもしれません。 川奈ビーチの堤防近くで、ふらふらと泳いでおり、ガイドさんに言われないと、気がつかなかったと思います。 遠目だったので、写真は証拠写真程度です。 youjiuo.hatenablog.com ------…
【ログ】川奈 24/8/24 -ブラウンフィン・シュリンプゴビー出現!-
和名:なし(ブラウンフィン・シュリンプゴビー) 学名:Tomiyamichthys sp. 英名:Brownfin Shrimpgoby 分布:不明 撮影日時:2024/8/23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ130mm相当) 柏島で見た、ブラウンフィン・シュリンプゴビー(雌)が、川奈にも出現しました。 『新版 日本のハゼ』には、オニハゼ属の1種-3として紹介されている種です。 雌もなかなか格好がいいのですが、なかなか目にしない雄は、背びれの棘が伸びて、さらに格好いいので、こちらも出て来てく…
和名:ネジリンボウ 学名:Stonogobiops xanthorhinica Hoese et Randall, 1982 英名:Yellownose prawn-goby 分布:千葉~沖縄 和名:ヒレナガネジリンボウ 学名:Stonogobiops nematodes Hoese et Randall, 1982 英名:Filament-finned prawn-goby 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-08-08 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ(フルサイズ160mm相当) どちらも、川奈ビーチの、同じ場所に棲ん…
No.103 キイトハゼ (Valenciennea yanoi)
和名:キイトハゼ 学名:Valenciennea yanoi Suzuki, Senou et Randall, 2016 英名:不明 分布:沖縄~西部太平洋 撮影日時:2024-07-02 撮影場所:西表(モンスターハウス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ156mm相当) かなり最近(2016年)、新種記載されたハゼで、『旧版 日本のハゼ』では、「クロイトハゼ属の1種」となっています。 下の記事のように、西表のガイドの矢野氏に、学名が献名されています。 nh.kanagawa-museum.jp 他のクロイトハゼ属…
No.102 ミツボシガラスハゼ (Minysicia caudimaculata)
和名:ミツボシガラスハゼ 学名:Minysicia caudimaculata Larson, 2002 英名:Blackspot minigoby 分布:奄美~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-01 撮影場所:西表(天竺) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +100マクロ (フルサイズ160mm相当) ガラスハゼという名前がついていますが、ガラスハゼ属ではなく、ミツボシガラスハゼ属という、新しく作られた属に属しています。 砂泥地の、サンゴやヤギ、海藻などに寄り添って遊泳しており、人があまり近づくと、下の写真のように着地します。 撮影日時:2022-10-03 撮影場所:…
No.101 ナデシコイソハゼ (Eviota nigrispina)
和名:ナデシコイソハゼ 学名:Eviota nigrispina Greenfield et Suzuki, 2010 英名:Blackspine dwarfgoby 分布:奄美~西部太平洋 撮影日時:2024-07-01 撮影場所:西表(天竺) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 100マクロ (フルサイズ160mm相当) 『旧版 日本のハゼ』ではまだ和名も学名もなく、「イソハゼ属の1種2」とされていましたが、2010年に和名と学名がつき、『新版 日本のハゼ』でも紹介されています。 上の写真は、西表の「天竺」という、テンジクダイの多いポイントで撮ったものです。 最大水深が8m…
No.100 アカハチハゼ (Valenciennea strigata)
和名:アカハチハゼ 学名:Valenciennea strigata (Broussonet, 1782) 英名:Blueband goby 分布:千葉~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-02 撮影場所:西表(光の宮殿) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +100マクロ 黄色い頭と、頬の青い筋が特徴です。 青い筋が入っているのに、なぜか和名はアカハチハゼです。 英名は、Blueband gobyなので、こちらは体は名を表わしているのですが、どうしてこんな和名がついたものか。 しかも、同じように、頬に青い筋が入っているハゼに、アオハチハゼというのがいます。 こちらは比較的最…
和名:ヒメダテハゼ 学名:Amblyeleotris steinitzi (Klausewitz, 1974) 英名:Steinitz' prawn-goby 分布:伊豆諸島~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-0 撮影場所:西表(奥ヒナイ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ18-200ズーム(フルサイズ235mm相当) このときは、まだ見たことのないゼータサルハゼというハゼを探して、水深20mくらいの砂泥地を泳ぎ回ったのですが、残念ながら見つからず。 しばらく探した後、水深10mまで上がって、テングギンポハゼというハゼを探したのですが、こちらも見つからず。 た…
No.099 アオギハゼ (Trimma caudomaculatum)
和名:アオギハゼ 学名:Trimma caudomaculatum Yoshino et Araga, 1975 英名:Blotch-tailed pygmygoby 分布:伊豆諸島~インド・西太平洋 撮影日時:2024-07-03 撮影場所:西表(外離れ南) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + 60マクロ x 1.4倍テレコン (フルサイズ134mm相当) オーバーハングになった暗がりに、数匹から十数匹が、頭をこちらに向け、腹を上に向けた状態で、群がっています。 上を仰いでいるようにしているから、「仰ぎハゼ」です。 常に暗がりの出口に頭を向けており、近づくとそのまま下がって行…
No.098 ハタタテサンカクハゼ (Fusigobius inframaculatus)
和名:ハタタテサンカクハゼ 学名:Fusigobius inframaculatus (Randall, 1994) 英名:Innerspotted sandgoby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024-07-02 撮影場所:西表(モンスターハウス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ156mm相当) 西表西部の、水底に亀がよくいるという根があるポイントで撮影した、ハタタテサンカクハゼです。 サンゴのがれ場や砂地の、大きな岩や根の陰に潜んでいることが多く、あまりそこから出歩きません。 また、単独でいることが多…
No.097 サキンハゼ (Hazeus ammophilus) -「せんせい」に乗ってきた-
和名:サキンハゼ 学名:Hazeus ammophilus Allen et Erdmann, 2021 英名:不明 分布:奄美~沖縄 撮影日時:24-06-30 撮影場所:西表(比内ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ156mm相当) 去年、西表に来たときにも教えてもらった、サキンハゼです。 卵をマングローブなどの葉の上に産みつけ、それを保護するという、珍しい生態を持っています(上のリンクから卵のアップが見られます)。 2021年に新種記載されて学名がつき、2022年に和名がつきました。 ただ本種は、かつては、…
和名:??正体不明?? 学名:????? 英名:????? 分布:????? 撮影日時:2024-06-29 撮影場所:西表(鳩間北西) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム(フルサイズ235mm相当) これまでは、正体のわかっているものを投稿してきましたが、これは、さっぱり謎です。 西表の鳩間北西でアオベニハゼを撮影し終え、他のダイバーさんたちのところへ戻る途中で、ふらふらと水底近くを漂っているのを、発見しました。 撮っている間は、カミソリウオの仲間みたいに思えたのですが、こうして見ると、どうも魚らしくはありません。 ただ、左側にカビの胞子みたいなものも…
【ログ】西表 24/6/28-7/5 -オイランハゼの喧嘩-
和名:オイランハゼ 学名:Cryptocentrus melanopus (Bleeker, 1860) 英名:不明 分布:奄美諸島~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-29 撮影場所:西表(船浦ゴビーズ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム(フルサイズ100mm相当) 去年に引き続き、オイランハゼの求愛を狙って、船浦の浅い泥地に潜りました。 またも、求愛は空振りだったのですが、今回は、喧嘩を見ることができました。 隣り合った巣穴のオス同士が、ヒレを目一杯広げて、体の大きさを見せ合いっこしていました。 ashibina-ra.com 興味深かったの…
No.096 アオベニハゼ (Trimma maiandros)
和名:アオベニハゼ 学名:Trimma maiandros Hoese, Winterbottom et Reader, 2011 英名:Zigzag pygmygoby 分布:八丈島~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-29 撮影場所:西表(鳩間北西) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ18-200ズーム西表(光の宮殿) (フルサイズ235mm相当) 2011年と、かなり最近になって、学名がついたハゼです。 『旧版 日本のハゼ』では、「ベニハゼ属の1種-2」とされていましたが、2013年に和名がついたらしく、アオベニハゼとなりました。 小さなベニハゼ属の中でも、…
和名:シマヒメヤマノカミ 学名:Dendrochirus brachypterus (Cuvier, 1829) 英名:Dwarf lionfish 分布:伊豆半島~インド・太平洋 撮影日時:2024/06/12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ196mm相当) 小型のミノカサゴの仲間ですが、ミノカサゴのように浮遊していることはあまりなく、岩などの物陰に隠れるようにして暮らしています。 ミノカサゴ属との違いは、胸びれの鰭膜が切れ込まず、鰭条の先端近くまで繋がっているところだそうです(山と渓谷社『…
和名:カマスベラ 学名:Cheilio inermis (Forsskal, 1775) 英名:Cigar wrasse 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ200mm相当) ガイドの鬼頭さんに教えられて、急いで撮った4枚のうち、何とかピントが合った唯一の写真です。 どちらかと言えば南方系の魚で、図鑑などにはサンゴ礁域にいるとあり、これはまだ成長しきっていないステージです。 カマスベラの和名の由来は、恐らくカマスに似た細長い体形から来てい…
和名:オニカサゴ 学名:Scorpaenopsis cirrosa (Thunberg, 1793) 英名:Weedy stingfish 分布:千葉~鹿児島 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ51mm相当) 岩礁域にいる普通種で、岩場で保護色になって貼りついています。 上の写真は、かなり画像処理してあり、海中ではライトを当てるか浅場で出会うかしない限り、なかなか存在がわからないため、手をつく寸前に気がつくことも、しばしばです。 カサゴの仲間らしく、背びれには毒があ…
和名:コロダイ 学名:Diagramma pictum (Thunberg, 1792) 英名:Painted sweetlips 分布:伊豆~インド・西太平洋 撮影日時:2024/06/12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ51mm相当) エントリーしてすぐ、棚上を泳いでいるときに、コロダイに出会いました。 前回にも見かけていましたが、こんなに近づいたのは、初めてです。 最初は岩陰に潜んでいましたが、 カメラを向けるとこちらを向き、 一番上の写真のようにこちらの目の前で反転して、 ゆっくりと泳…
和名:キタマクラ 学名:Canthigaster rivulata (Temminck et Schlegel, 1847) 英名:Brown-lined puffer 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ200mm相当) ビーチの棚上に、キタマクラがいました。 驚いたのは、何もしないのに、大きく膨らんでいたことです。 これまで、フグが膨らむのを見たのは、人に捕まって悪戯されたときと、エソに捕まって食われようとしているところくらいです。 …
和名:クツワハゼ 学名:Istigobius campbelli (Jordan et Snyder, 1901) 英名:Pugnose goby 分布:千葉~沖縄、香港(稀にインドネシア) 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ104mm相当) ベラギンポの砂地から帰る途中、水深5mくらいを泳いでいたら、1mほど下の海底で、クツワハゼが、縄張り争いをしているのを見かけました。 2匹が体を平行にし、下の写真のように、相手の回りを互いにぐるぐると回りながら、ひれをすべて広…
和名:ベラギンポ 学名:Trichonotus setiger Bloch and Schneider, 1801 英名:Spotted sand-diver 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ200mm相当) どちらかと言えば、南方系の魚ですが、伊豆でもよく見られます。 川奈ビーチの棚上、水深7mくらいの砂地の上で、乱舞していましたが、ジェスターさんと私たちが着いてしばらくすると、上のように着底してしまいました。 ちなみに、乱舞してい…
和名:オトメハゼ 学名:Valenciennea puellaris (Tomiyama, 1956) 英名:Maiden goby , Orange-spotted sleeper-goby 分布:千葉~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ112mm相当) ビーチの棚の上の、水深7mほどの場所で撮影した、オトメハゼです。 たいてい、ペアになって砂底を泳いでは、このように砂をいっぱいに咥えて、中に入る小さな生き物を食べています。 どちらかと言うと、南…
和名:オニハゼ 学名:Tomiyamichthys oni (Tomiyama, 1936) 英名:Monster shrimpgoby 分布:千葉~西部太平洋 撮影日時:2024-06-12[1] 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ220mm相当) ジェスターの鬼頭さんにガイドして貰って、久々にオニハゼに会うことができました。 川奈のビーチには、さまざまな共生ハゼが棲んでいますが、一年中見られるのは、多い順に、クサハゼ、ダテハゼ、カスリハゼ、イトヒキハゼ、そしてこのオニハゼの5種くらいです。 中で…
和名:ホシテンス 学名:Iniistius pavo (Valenciennes, 1840) 英名:Peacock wrasse 分布:南日本~インド・太平洋 撮影日時:2024-06-12 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 2倍テレコン (フルサイズ140mm相当) ジェスター鬼頭さんのガイドで、川奈で潜ってきました。 棚の上の水深一桁の、ちょっと(かなり)泳ぐ砂地ポイントに、ホシテンスの幼魚がひらひらと舞っていました。 木の葉に擬態していると言われていますが、本当につかみどころがないというか、ピントが合ったと思ったと…
和名:オキナワベニハゼ 学名:Trimma okinawae (Aoyagi, 1949) 英名:Orange-red pygmygoby 分布:相模湾~インド・西太平洋 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム + クローズアップレンズ (フルサイズ320mm相当) オキナワベニハゼという和名の通り、沖縄に多いハゼです。 本州や、フィリピンなどの南洋にもいることはいますが、さほど数は多くありません。 川奈で見たのは、今回が初めてでしたが、昔から、伊豆のあちこちで見られているようで、季節来遊魚ではないよ…
和名:シュンカンハゼ 学名:Callogobius shunkan Takagi,1957 英名:なし(東アジアからしか発見されていないため) 分布:日本、香港、韓国 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII +シグマ18-200ズーム(フルサイズ120mm相当) 光の入らない、岩と海底の隙間に棲んでおり、黒っぽい体と相まって、発見するのが難しいハゼです。 見つけたからといって、カメラを急いで向けたり、ライトで照らすと、すぐに岩陰に逃げ込んでしまいます。 この個体も、ガイドのジェスター鬼頭さんに見つけてもらいましたが、ライトを明る…
和名:コケギンポ 学名:Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902) 英名:不明 分布:本州、伊豆諸島 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ18-200ズーム (フルサイズ320mm相当) 棚上の岩の穴に棲む、コケギンポです。 稀に、穴から全身を出してくれることもありますが、大抵はこうして穴の中に顔以外を引っ込めています。 そのせいもあって、コケギンポ科のどの種かを、見分けるのに苦労します。 実際のところ、上の写真は、もしかするとアライソコケギンポという種かもしれません。 両種…
和名:アカイソハゼ 学名:Eviota masudai Matsuura et Senou, 2006 英名:Masuda's dwarfgoby 分布:千葉~沖縄 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ320mm相当) ダイバーの間では、かなり昔から、イソハゼとよく似ているが体が赤いものがいるということが知られており、通称アカイソハゼと呼ばれていました。 2003年に、通称通りの和名がつきましたが、そのときはまだ正式な学名がなく、sp.(○○の1種)とされていました。 その後、200…
和名:セホシサンカクハゼ 学名:Fusigobius duospilus Hoese et Reader, 1985 英名:Barenape goby 分布:伊豆~インド・太平洋 撮影日時:2024/06/06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ320mm相当) 砂地から、岩場に少し上がったところで、セホシサンカクハゼを教えてもらいました。 伊豆にもいるようですが、どちらかと言えば、南方のサンゴ礁の白い砂地で見かけることの多いハゼです。 背びれに、1本の垂線と、その後ろに黒斑があるのが特徴です。 また、サンカクハ…
和名:イチモンジハゼ 学名:Trimma grammistes (Tomiyama, 1936) 英名:Black-striped pygmygoby 分布:千葉~台湾 撮影日時:2024-06-06 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-200ズーム (フルサイズ235mm相当) ビーチの壁際に、ガイドの鬼頭さんがアカイソハゼを見つけてくれたのですが、それを撮影している時に見つけました。 本種が所属するベニハゼ属(Trimma)は、派手な色模様をして、南のサンゴ礁に棲むことが多いのですが、本種はもっぱら日本近海に棲み、模様も何となく地味な感…
和名:ヒレナガカサゴ 学名:Neosebastes entaxis Jordan et Starks, 1904 英名:Orange-banded scorpionfish 分布:静岡~沖縄 ジェスターの鬼頭さんに、ヒレナガカサゴの幼魚を教えてもらいました。 jester.jp 普段は深場にいるため、ダイビングでは、滅多に見ることができない稀種です。 背びれが長いことから、この名前がついたと思われます。 体長は、ほんの3cmほど。 真っ黒のため、ライトで照らされないと、存在に気がつきません。 というか、教えてもらっても、最初はわかりませんでした。 下の写真は、正面顔。 ------------…
和名:ヒレナガネジリンボウ 学名:Stonogobiops nematodes Hoese et Randall, 1982 英名:Filament-finned prawn-goby 分布:千葉~インド・西太平洋 川奈に行って来ました。 ガイドは、ジェスターの鬼頭さんです。 jester.jp 先週は、台風が来るので到底潜れないだろうと諦めていたら、意外にも問題なく潜れたそうで、駄目元で聞いてみればよかったと後悔しきりです。 ヒレナガネジリンボウが出たというので、撮りに行ったのですが、危うく真上を通りそうになって鬼頭さんに止められました。 にじり寄ろうとする前に、ストロボ2,3発ですぐ引っ込…
No.093 スミレハナハゼ (Ptereleotris uroditaenia)
和名:スミレハナハゼ 学名:Ptereleotris uroditaenia Randall et Hoese, 1985 英名:Flagtail dartfish 分布:南西諸島~西太平洋 撮影日時:2024-04-20 撮影場所:セブ(アンクルズプレイス) 撮影器材:Canon EOS7D MarkIIシグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ160mm相当) かつては、英名の通り、フラッグテール・ダートフィッシュとかフラッグテール・ダートゴビーとか呼ばれており、比較的最近(2015)、和名がついた魚です。 和名の由来は、尾鰭の黄色と両脇の黒の模様を、三色スミレに見立てたも…
【毒ハゼ注意】(【ログ】セブ[5] 24/4/16-4/23 -ツムギハゼ- )
和名:ツムギハゼ 学名:Yongeichthys nebulosus (Forsskål, 1775) 英名:Shadow goby 分布:静岡以南~インド・太平洋 撮影日時:2024-04-22 撮影場所:セブ(RSN-S) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ91mm相当) 「毒のあるハゼ」として、知る人ぞ知る存在です。 皮膚や筋肉に、フグと同じ、テトロドトキシン(TTX)があるのだとか。 www.msr-nihon-university.org ハゼなんて小さい魚は、スーパーに置いてないから食べないと思うかもしれま…
和名:ウミテング 学名:Eurypegasus draconis (Linnaeus, 1766) 英名:Short dragonfish 分布:日本~西太平洋 撮影日時:2024-05-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ56mm相当) 日本から、太平洋のサンゴ礁までの広い地域に分布しており、砂地の上を、ゆっくりと這うようにして、移動しています。 ペアでいることも多いですが、このときは単独でした。 セブでは、下の写真のように、草地の上を這っていたせいか、綺麗な緑色をしていました。 you…
和名:アカオビハナダイ 学名:Pseudanthias rubrizonatus (Randall, 1983) 英名:Red-belted anthias 分布:日本~インド・西太平洋 撮影日時:2024-05-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ108mm相当) 分布は上の通り、日本~インド・西太平洋となっていますが、生命の星・地球博物館のデータベースに掲載されているのは、なぜか殆どが日本のものです。 初めて見たのは、大瀬崎の先端だったと思いますが、川奈で見たのは、今回が初めてです。 …
和名:マツカサウオ 学名:Monocentris japonica (Houttuyn, 1782) 英名:Pineconefish 分布:日本~インド西太平洋 撮影日時:2024-05-23 撮影場所:川奈(ビーチ) 撮影器材:Canon EOS7D MarkII + シグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ160mm相当) 川奈で初見かと思いきや、過去に3回も写真に撮っていました。 岩陰の凹んだところや、海中の魚礁の下など、上が開けていない暗がりにいます。 下顎が光る魚として有名ですが、あまり強い光ではないそうで、光っているところを水中で目撃したことはなく、水族館で見たこ…
No.092 ケショウハゼ (Oplopomus oplopomus)
和名:ケショウハゼ 学名:Oplopomus oplopomus (Valenciennes, 1837) 英名:Spinecheek goby 分布:南西諸島~インドネシア 撮影日時:2024-04-22 撮影場所:セブ(RSN-S) 撮影器材:Canon EOS7D MarkIIシグマ17-70ズーム x 1.4倍テレコン (フルサイズ91mm相当) この種ともう1種しか所属しない、ケショウハゼ属という属のハゼです。 普段は、巣穴近くの泥地に着底しており、時折わずかに浮き上がっては、海底を滑るように移動します。 着底時と移動中は、第1背びれを閉じており、停止する瞬間にのみ、開きます。 その…
川奈で、最も数が多いと思われるハゼが、このクサハゼです。 理由の一つは、泥地でもサンゴ礁の綺麗な砂地でも棲める、その柔軟性にあるように思われます。 今回は見ることができませんでしたが、人がいない時には、すべてのひれを広げて、美しい姿のホバリングを見せてくれます。 kasurihaze.hatenablog.com ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、…
川奈に初めて潜ったときに、驚いたのが、その存在すら知らなかったカスリハゼと、富戸、大瀬崎、IOP等で見たものとは比較にならないほど大きいダテハゼでした。 残念ながら、この日に見たダテハゼは、通常クラスの大きさでした。 これからもっと成長して、あの驚くほど大きなダテハゼを、再び見ることができるのでしょうか。 それとも環境の変化によって、川奈でもこの大きさが普通になってしまったのでしょうか。 kasurihaze.hatenablog.com ------------------------------------------------------------------------------…
クツワハゼと同じく、クツワハゼ属の1種です。 やはりクツワハゼと同じく、地味であまり顧みられることもないハゼですが、婚姻色になると、ひれや体の模様が、青く輝いて見えます。 ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、応援いただけると、有り難いです。 インスタグラム、始めました。 https://www.instagram.com/kasuri_haze/ ブ…
かつて定番だったクツワハゼとホシノハゼが、最近は少なくなったと聞いていた川奈ですが、この日は比較的多くを見ることができました。 クツワハゼは、目の後ろの水平方向の赤茶色の線が特徴です。 上は岩棚の上の海藻地帯、下は砂地で見たもので、微妙に色合いが違っているのは、環境に合わせて目立たないようにしているのでしょう。 ------------------------------------------------------------------------------ ブログ村ランキングに、参加しています。おかげさまで、水中写真分野で、過去最高の3位に上がってきました。引き続き、クリックして、応…