メインカテゴリーを選択しなおす
今般の参議院選挙は、外国人問題が初めて国政選挙で本格的な争点として浮かび上がった選挙ではないかと思います。言い換えますと、選挙にあって各党が自らの立場を表明し、対策案を公約に掲げなければならないほど、国民の多くが外国人問題を身近な政治問題として意識するようになったとも言えましょう。国内における急激な外国人人口の増加を見れば、日本国にも‘来るべき時が来た’とする観もありますが、政党や政治家のみならず、ネット上の一般的な意見を含めて、幾つかの深く考えるべき点があるように思えます。その一つが、外国人の土地所得に対する規制問題です。農地法を含め、現行の土地取得に関する法律では、内外の区別が設けられておらず、外国人にも内国民待遇が与えたような状態にあります。本来、内国民待遇とは、友好国に対する特別の優遇措置であった...相互主義の盲点-外国人土地取得問題