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投資という言葉には、一般的には肯定的な響きがあります。その理由は、経済発展を促す行為というプラスのイメージがあるからなのでしょう。安倍政権を含め、今日の岸田政権に至るまで、歴代の日本国首相も、国際会議等の席で‘日本に投資を’と積極的に呼びかけてきました。しかしながら、投資という言葉には、様々な意味が含まれており、必ずしも投資を受ける側の利益となるとは限らないように思えます。投資のプラスイメージは、企業等が事業の拡大や新規事業への参入、あるいは、新たな商品開発に向けた研究開発等に乗り出そうとする際に、必要となる資金を提供する行為と見なされているところにあります。イノベーティブな事業を始めたり、先端技術をもって起業する際にもまとまった資金が必要となりますので、投資は、経済成長のメカニズムに一端を担っているので...‘日本に投資を’のリスク-‘マイナス投資’の存在