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暑い夏から気温変化の大きな秋へ、例年以上に美しい紅黄葉を見せた庭木、ほぼ散り終えた花木から紹介します。5月に紅花を咲かせたヤマボウシの「サトミ」です。この品種は開花時から一部に紅葉が出始めて、夏場にポツポツと紅葉しながら、落葉してきました。10月上旬の紅葉姿です。10月中旬、その7日後、10月下旬、毎日落葉し、落ち葉拾いが毎朝の仕事になります。11月上旬、葉数が少なくなってきました。背後の黄葉は、ハナノキです。11月下旬、残り葉が朝日を受けて、別のベニバナヤマボウシ・紅富士は遅く紅葉し、現在真っ盛りです。庭木の紅黄葉2023(1)ヤマボウシの「サトミ」
「ヤマボウシ」(山法師)はミズキ科の落葉高木です。花は淡黄色で小さく、多数が球状に集合し、その外側に総苞片(葉の変形)が4枚あって、花弁のように見えます。中央の花穂を坊主頭に、普通は白い苞片を白頭巾に見立て、比叡山延暦寺の山法師になぞらえた命名です。庭に植えたヤマボウシは紅花種で、玄関前通路の両側に植えました。北側に植えたのが、「サトミ」(里美)という紅花品種です。赤い苞や葉が丸みを帯びていて、着花数が少ないようです。5月初めの開花でした。その5日後、4枚の苞片の中心に花蕾があります。5月中旬の花です。5月下旬です。本来の花が咲きました。小さな淡黄色の4弁花が次々に開きました。6月中旬、花後の若い果実です。庭の「サトミ」の場合、熟す前にほとんど落果してしまい、夏から紅葉してきます。庭の紅花ヤマボウシ(1)「サトミ」
「ヤマボウシ」(山法師)は、ミズキ科の落葉高木です。本州~九州に分布し、自生種は白花ですが、「サトミ」は実生の変異種から選別された、紅花種です。花も葉も丸みがあるのが特徴です。ピンクの花弁に見えるのは、4枚の総苞片で、中心にある丸い緑色の塊が花蕾です。5月上旬から苞が開きました。年々成長し、樹高330cm位になり、下から見上げます。5月中旬、5月下旬です。南東の玄関前通路の入口、2種の紅花ヤマボウシを植えています。右側に「サトミ」左側が「紅富士」です。6月初め、本来の花の開花が遅れてやって来ます。開花の終盤をマクロでアップして見ます。丸い蕾から、淡黄緑色の4弁花が開きます。小さな甲虫が集まっていました。6月上旬、まだ開花中ですが、この樹は早くに紅葉が始まります。6月中旬、連日、苞片が散り落ちました。庭のヤマボウシ(1)「サトミ」
庭の花木の中で、一番早くから紅葉して、散り落ちた花木がヤマボウシの「サトミ」です。5月半ばの花姿です。花後の果実は、夏の猛暑で落果し、緑葉が、8月から紅葉して散り始めました。一斉にではなく、少しずつ紅葉落ち葉拾いが毎朝の日課でした。9月上旬です。9月中旬、紅葉した葉が増えてきました。9月下旬の紅葉、で、上画像の背後、下画像の右は、「ハナノキ」で、まだ全く黄葉10月下旬、葉数が少なくなりました。朝陽の透過光で見る紅葉が、特に綺麗でした。終いは糸ススキの穂と共演し、下画像の右背後は、遅く紅葉してきたヤマボウシ「紅富士」。庭の紅黄葉2021(1)ヤマボウシ「サトミ」