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2023年8月24日、日本経済新聞社は、クライナのゼレンスキー大統領が、ロシアが併合した南部クリミア半島の奪還の決意を改めて強調し、他の占領地と同様、”クリミアは占領から脱する”と演説したことを伝えました。また、ゼレンスキー大統領は”領土では交渉しない”とも語ったと伝えています。でも、この「クリミア半島の奪還」発言には、いろいろ問題があると思います。先ず、クリミア半島の奪還が、ロシアの降伏なしに可能なのかという問題があります。たとえ欧米が支援を続けても、ロシアが負けることはないと言う関係者の根拠を示した主張があります。降伏しないということです。だから、ゼレンスキー大統領が、かつての日本のように、最後の一兵まで戦うという「玉砕戦」を覚悟しているように思えます。それがウクライナの総意であるとは思えません。もし...[クリミア半島の奪還]は本気なのか?