メインカテゴリーを選択しなおす
「推し、燃ゆ」で芥川賞を受賞した作者のデビュー作。三島由紀夫賞と文藝賞を受賞している作品だけど、6年後に読んだのがいけなかったのか、難しいな、と読んでみて...
1、作品の概要 宇佐美りんのデビュー作。 『文藝』2019年冬号に掲載され、2019年11月に刊行された。 第56回文藝賞を受賞。 第33回三島由紀夫賞を史上最年少の21歳で受賞し、話題となる。 2022年4月には文庫版が刊行され、文庫版のみ書き下ろしで『三十一日』が収録された。 2、あらすじ 19歳の浪人生のうーちゃんは、浮気をされて離婚して以来アル中でおかしくなってしまった母親のかかとの関係に悩んでいました。 かかは、ととに捨てられて、自身の母親のババに愛されなかった痛みを持て余して家族にも暴力を振るっていた。 ある時かかが子宮の病気に罹ってしまい、摘出する手術をすることになる。 うーちゃ…