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ようやくペーパー免許講習が終わった。三日間に及ぶペーパー講習にはずいぶんと疲弊させられたが、せっかくなのでどこか人を乗せて運転していきたいという気持ちにさせら…
夜明け前の湯の町のなんと淋しいことよ街は街灯に染められ 黒と青の間の中にある空があの山の淵に佇んでいるまだ日も開け切らぬ街を走る車はどこへ行くと言うのだろうこ…
老人ホームに行く車を待っていた祖母が「海に行きたいねえ」とつぶやく。「久しぶりに嘉苗ちゃんも帰ってきてくれたのにどこにも連れて行けなくてごめんねえ」痴呆により…
この頃、知り合いの結婚式に呼ばれることが増えた。「こんな形でご祝儀貧乏をギリギリ回避させて貰えるとは……」「いや、私としても安く上げられそうで助かるよ」今月3…
もうやだ家出たい。祖父が無賃乗車で捕まったのが事実だったと分かった時、全ての心情がその一言に集約された。今朝から突然行方不明になった祖父を探し回ってあっちこっ…
きょうは珍しく一人の時間が取れることになった。母親は友人と食事・祖父母は施設へ泊りで仕事も無しという大変身軽な日であるのだが、したいことが特に思いつかないとい…
趣味は「小説もどきを書くこと」と言いながら一向に筆が進まず、未完成作品ばかりです。今回の作品(?)も、最後があと一歩で、締めが甘いなぁと自覚しています。時間が経てば、いいフレーズが見つかるかなぁ。以下本編バレー部の重美とは、彼女が部活を引退してから急速に
こちらは有閑倶楽部二次創作小説ブログとオリジナル小説ブログです。 日々の出来事もつぶやいています。 原作者・出版社とは一切無関係です。 誹謗中傷・作品の無断転載は禁止です。 管理人の文章やブログスタイルが合わない方はご遠慮下さい。不快と感じたコメントは削除致します。|最終章をアップしました!|charm anthology
おはようございます、こんにちは、こんばんは! yui-yuiでっす! 最近新作かけていないのだけれど、新ネタのために読み返しました!『風と星彩の道標』 か…
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泊り客が夕食をとっている間に、私は自室に戻った。自室は、ここ数日の男女の匂いが残っていた。ライティングデスクに置いたままのスマートフォンを手に取ると、何件かのLINEとWebMail、着信が入っていた。部屋のドアの鍵をかけ、全てに返信と折り返しの電話をする。そのような作業と現実的な相手と言葉を交わしていると、意識がはっきりし覚醒したような気がする。私は窓を開け放し、てきぱきと部屋を片付けベッドを整えた。突然...
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夢をみた。夢は、過去を表していた。私は何かに不安を感じていた。原因は目覚めれば分かると、夢の中の私は知っていた。目の前は、まるでベールに包まれているかのように不透明だけれども、私は前に向かって歩いていた。少しずつ歩を進め、やがて焦りを感じていた。「違う、違う!」私は言う。早く伝えないと、あの人はいなくなってしまう。突然現れた背中に私は声をかける。「違うのよ」「なお、俺がどんなに辛かったか分かる?」...
帰りは新幹線を使うことにして、時間まで構内にある店で夕飯を食べることにした。思ったような成果が得られず、がっかりしているのに、しっかりお腹は空く。蕎麦定食と、二人で飲もうと地酒も注文した。「結局わからずじまいだったね」蒼くんはあっけらかんと笑いながら言っ
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聞いた事がない鳥の鳴き声で目が覚めた。喉から絞り出すような細く長い鳴き声。目覚めた時、私の横にはしょうちゃんがあどけない顔で眠っていて、思わず微笑んでしまった。目を瞑っているのにくっきりとした二重まぶたと、長いまつ毛が小さく震えているのが分かる。筋が通った鼻と形の良い唇が、この世に生まれてまだ間もないと思えるほど整っていた。その横に老いた私の手があった。細く皺が寄った醜い手。よく見ると、シミがうっ...
F市は新幹線で1時間もかからず着いてしまう。「新幹線は味気ないから、普通列車で行かない?」と提案したのは蒼くんだ。「新幹線のスピードだと、気持ちの整理が追いつかないんだよ。だって、10年だよ。父さんたちがいなくなって」「ずっと座席に座っていたらお尻が痛くなり
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あれだけ暑かった日中とは打って変わって、夜は秋を身近に感じるほど涼しくなった。窓を開けて耳を澄ませばカエルの鳴き声が力強く聴こえて、まだ夏は終わっていないと告げているようだった。でももう少しもすれば,、虫の音に代わってしまうのだろう。花火大会の後、私たちは通常通りの距離を保って帰った。会話らしい会話はなかったけど、気持ちの馴れ合いを感じていたのは私だけではなかったと思う。ゲストハウスに入る直前、し...
父は、家族四人で暮らしていた家に今も住んでいる。金銭面の援助は怠らない父だが、母と私に連絡を一切してこない。とうの昔に破綻した夫婦関係を「離婚」で断ち切らないのが不思議でならない。男の一人暮らし、相当荒れているだろうと予想していたのに、私を出迎えたのはき
あれだけ振り続いた雨が止み、夏祭り当日はアスファルトが熱を放ち、陽炎が見えるほど暑くなった。叔母が夏祭り実行委員会として手伝いに行った後を追うように、私も頼まれた食材が入った段ボールを商店街から祭り現場まで何度も往復をした。私には料理の才能がないので、簡単な力仕事を選んだ。朝早くからの手伝いも、叔母と一緒に家に戻ったのは祭り開催時間を過ぎていた。「なおさんは屋台で作んないの?」田辺さんが大きなグラ...
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喫茶店を離れて職場に戻る車中。 熊田が運転する車にはは日本車のように十分な後部座席の空間がないため、運転席にのシートにあたる膝の処理に、鈴木は斜めの体勢に優位を試行錯誤の末に見出す。 海岸沿いの曲がりくねる急斜面、十二月に慌ただしく始まったロードヒーティングの工事完了の成果か、濡れたアスファルトを車は登る。正月休みの感覚の引きずりと休暇明けの仕事のなさが、骨抜きにした意識に襲い掛かる、鈴木は眠たさをこらえた。 工期を終えたはずの道で渋滞が起きている。 カーブを曲がりきった先で車両が二台停車。何事だろうかと、先の二台がゆっくり進み出した後に車が続けば、ヤドカリのような足で道路脇の雪を掻き出す除雪…
生きるのに飽きた。やりたいことをやろう人生は短い今が一番若い時なんて言葉も飽きた。一人旅ついでに勢いで買った宝くじが当選した。普段は宝くじに頼るなんてバカバカしいと思っていたのに。宝くじに当たったら何に使うかという質...
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雨は二日間も続いた。八月にしては底冷えをするほど気温が下がり、朝晩の冷え込みにはセラミックヒーターを使うほどだった。「お盆のお祭りまでには晴れるかな」「晴れるでしょう。明日には晴れますよ。天気予報がそうですから」「叔母が夏祭実行委員会の打ち合わせに行ったんですけどね。まあ、やるでしょうけれど」「何か係ですか?」「お手伝い程度ですよ。高齢者は免除になりますから」「なおさんは?」「さらにそのお手伝い。...
「父さんたちがいなくなったのも、猛暑だったよね」冷房の効いた喫茶店から窓の外を眺め、蒼くんが言った。「母さんが鬼の形相で翠ちゃん家に乗り込んでさ。怖かったでしょ」「…あれから、どうされていたんですか」「まあ、僕はいたって普通に暮らしているよ。大学もなんと
ウィンドウチャイムが午後の風に揺られ、優しい音を奏でる。カラン、カラン、カラン・・・懐かしい記憶、太陽の陽射し、風の匂い。夏の終わりは、部屋を通り抜ける風ですら私の心を癒す。あれは夏だ。毎年訪れる避暑地と、私の心を揺さぶる人。夏にしか逢えないあの人。夏、過去、想い出。もう二度とあの日には帰れない・・・夏になると毎年、私は叔母のゲストハウスの手伝いに行くのが常だった。普段は地方都市部で働いていたが、...
叔母のゲストハウスで1週間が過ぎた。口コミ情報で訪れた50代の夫婦は、滞在3日で帰って行った。毎日朝食だけをここで取り、後は観光を楽しみながら食事を済ませていた。郊外型のホテルよりも安く泊まれると言って、大変喜んでいた。残る3人での生活は、家族との日常のように緩やかに過ぎていた。昼食の片づけを終え、庭に干していた洗濯物を取り込んでリビングのソファで畳んでいると、私と同じように地方都市で会社勤めをしてい...
小説というにはあまりに稚拙な文章を、数回に分けて載せます。およそ1万4千字。原稿用紙で40枚くらい。どうしようにもなく下手くそで、自分の文才のなさが情けない。恥ずかしいのに、誰かに読んで欲しいこの矛盾。なんなんでしょう。「翠ちゃん、だよね」突然声をかけてきた
「彼女を見かけたのは具体的にいつごろだったのでしょうか?」 「具体的にですか、そうですねえ」山遂セナは手元の手帳を開く。右手にボールペンを持っている。親指でノックを押す。「この建物を借りたのが先月の末二十六日、ううんと、その一週間後にバスの存在を知ってだから、十二月の頭が最初に見かけた日付ですね、いつだったかは正直覚えてません」 「彼女は決まった席に座りましたか?」 「前から二つ、三つ目ですね」 「忘れたガイドブックを見つけた日ですが、彼女はいつも先にバスを降りていたのですか、あなたが先に下りることはこれまでにありましたか?」 「彼女が先ですね。僕は資料を広げてみているか、疲れて目を瞑っている…
おはようございます、こんにちは、こんばんは! yui-yuiです!(๑˃̵ᴗ˂̵)و さて本日は、スマホアプリ お絵描きばりぐっどくん で遊んでみました…
「ねぇ、散っても散っても春が来ればまた開く花みたいに、私たちも、死んだらそれで終わりじゃないんだよ。何度も何度も生まれ変わってくるんだよ」 日曜日には冷た…
勝手に連載小説、最終回でございます。誰も読んでいなくても載せちゃうもんね〜。翌朝、お腹の痛みで目を覚ました。汲み取り式の、しかも掃除の行き届かないトイレに何回も籠る。冷たいものばかり食べていた昨日の自分が恨めしい。一方で、こんなに暑いんだもん仕方ないよね
とある小説書き方本を読んだら「下手でも完成させることが大事」なんだそうです。結末は出来上がっていても、そこまで持っていくのが難しい。てなわけで先週の続きです。誰も読んでない文章を載せ続ける勇気があるのはおばちゃんになった証拠ですな。翌日の午前中は父の墓参
小説というのはおこがましい、「文章を書き並べたもの」「小説もどき」を数回に分けて載せてみます。書いちゃ消しを繰り返し、およそ2ヶ月で書き上げました。 下手です。どうしようにもなく下手くそです。とてもつまらないお話です。自分の文才の無さが恥ずかしいです。小
小説のいうのはおこがましい、「駄文を並べたもの」「小説もどき」を数回に分けて載せています。前回までのお話『Barcarolle 1』街路樹の銀杏が色づくと、受験ムードが一気に高まる。二年生の私たちも、学校全体を覆う受験の空気に染まっていった。受験に関係ない科目は蔑ろ
前回までのお話 『Barcarolle1』『Barcarolle2何もかもを犠牲にして、二人だけの世界に逃げ込めたら…そんな夢物語を思い描く。二人で代わる代わるピアノを弾き、微笑みあって生きていけたら。私が卒業したら互いに別々の道を歩む、言葉にはしなくても、二人とも十分にわ
10年ほど前に書いた小説もどきです。少々手直しをしましたが、やっぱり下手だわ。一応、以前に載せた『サラバンド』の親子作品です。ああ、本気で文才が欲しい。小学4年、もうすぐ10歳になる夏休み。 わたしはH市へ向かう電車の中にいた。 天井では古びた扇風機が回って
文章書くのが好きっていうのと文章書くのが上手ってのは合致しないんだなぁ。『あなたも小説が書ける』系の本を図書館で借りて読んでも、実践してないからダメなんでしょうか。ギブミー文才。才能よ降ってこい!てなわけで小説もどきの続きでございます。前回はこちらhttps:/
小説もどきの続きです。よろしければどうぞ。亡夫の法事は昼近くに始まった。七織をこちらに連れてくるのを渋っていた母も、実の父の法事に参加させないわけにはいかず、連れてきたのだった。夫は、薬の過剰摂取が原因と思われる発作で亡くなった。「薬が変わったばかりとい
連休中に書き上げた小説もどきの最終話です。仕上がりには全く納得いっていません。同じ題材で、もっといいものがかけるはず。精進いたします。私をモデルにした絵は『新進気鋭の画家が新境地を開拓した』と好評を博した。絵の中の私は、病気の夫を支える貞淑な妻ではなかっ
長期休みを利用して小説もどきを書いてみました。はっきり言って下手くそです。自分でも情けないくらい文才がない。そして結末が尻つぼみ。納得のいく出来上がりではありません。ならなんでブロクに載せるんだと言われたら「下手くそでも、自分以外の誰かにみて欲しいから」
下手くそ小説もどきの続きでやんす。公園には数人の親子連れが遊んでいた。その中でひときわ目立つ、スラリとした少女が駆けてきた。「ママ」いつのまにこんなに大きくなったんだろう、小さい女の子だと思っていたのに。「七織ちゃん、おっきくなったね」「ママは相変わ
自己満足(決して満足はしていない、駄作もいいところ)小説もどきの続きです。いやあ、小説書くのって、楽しいけど、難しいねぇ。久々の親子揃っての夕飯は、最悪だった。食卓に並んだメニューを見て母が開口一番「七織ちゃんは刺身は食べないよ。生物は食べさせないよう
都会の香りを春に感じて【第七話】【ケータイ小説】【おすすめ紹介処】
フィクション。フィクション。創作文を書いていると、時々フィクションとリアルの区切りが怪しくなります。
社会適合者(仮)【ケータイ小説】【おすすめ紹介処】〜第二話目〜
若者の貧困を主題にケータイ小説を書いています。表現等、細心の注意を払いまして、執筆しておりますが、何分素人による作品ですので、問題等ありましたら、教えていただければ幸いです。次回も引き続いて、作品の方は続きますため、どうぞお付き合いいただければ嬉しいです。
都会の香りを春に感じて【第六話】【ケータイ小説】【おすすめ紹介処】
小説のため、基本的にはフィクションであります。一部リアルが含まれているかもしれません。あなた様のご想像にお任せいたします。読んでくださる方が前回も1人はいましたので、第六話へと引き続きました。第七話にも続いていければ、良いなと考えている次第でございます。
都会の香りを春に感じて【第五話】【ケータイ小説】【おすすめ紹介処】
小説のため、基本的にはフィクションであります。一部リアルが含まれているかもしれません。あなた様のご想像にお任せいたします。読んでくださる方が前回も1人はいましたので、第五話へと引き続きました。第六話にも続いていければ、良いなと考えている次第でございます。