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月夜の猫-BL小説です 月鏡19 BL小説 「波多野さんはあんたの影のSPみたいなもんだから、知っててもらわないとだしさ………」 工藤は振り返って良太を抱きしめた。 「あ、え…………」 「すまなかった」 一瞬良太は耳にした言葉を聞き間違えたかと思う。 「な……に、言ってんだよっ! 何であんたがそんなこと言
乱舞城通信Vol.24 此度は小判! 頼んだぞ、博多藤四郎♡ 追記for大阪城地下♡
始まりましたな、審神者の笑顔が弾ける(≧◇≦)小判ザクザクイベントぉ~💗待っていたのよ、パネルアタック(かぼちゃ大作戦)で、小判放出しちゃったからね、ここへ来て小判稼ぎは、ホント神な訳( *´艸`)経験値2倍の6振りは嬉しいものの、我が本丸の参戦メンツは……経験値2倍男士のばみずお(骨喰藤四郎&鯰尾藤四郎)に、育てたいのよへし切長谷部と不動行光♡博多君はマストアイテム(笑)隊長に据えてる小竜景光は、本来第3部隊...
BL小説「アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋 A LONG DISTANCE」
2024-11-12更新名倉和希さん作のBL小説 「アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋 A LONG DISTANCE」の感想です。 2024年11月1日発売のシリーズ最新巻 (ダリア文庫e) (コミックシーモア) シリーズ10冊目の番外編です。 今回は 天涯孤独と思われていたトキに 親戚が見つかって・・・というお話です。 血のつながった親戚がいるかもしれない、 という情報に舞い上がり 今すぐにでも会いに日本へ行きたいトキと 1か月半後のクリスマス休暇に会えばいい というアーサー。 どうしてもすぐに日本に行きたいトキは 衝動的に(アーサーに相談もせず)ひとり日本行きの飛行機に飛び乗って・・・ いや~毎度アーサーシリーズは アーサーの独占欲というか束縛が トンチキレベルwにすごいので 基本トキの味方(?)な私ですが 今回は全くトキに..
月夜の猫-BL小説です 月鏡18 BL小説 「えと、だから、その、パーティが終わって帰ろうとしたら、エレベーターホールで出くわしたんですよ、そのおばあさん、ハハハ………ほんとに鼻が魔女っぽくて、鼻緒が切れて足を挫いたから部屋まで連れてってくれないかとかって………」 上目遣いに工藤を見やると、工藤は増々険しい
月夜の猫-BL小説です 月鏡17 BL小説 カリカリを新しい皿に入れてご飯スタンドの上に置くと、ウエットフードを二つに分けてこれもカリカリの横に置く。 はぐはぐと猫たちが懸命に食べるのをしばし眺めて癒しをもらってから、良太はようやくスーツを脱いでバスルームに飛び込んだ。 バスタブに湯をためるうちにシャワ
月夜の猫-BL小説です 月鏡16 BL小説 「そうだよ、何で俺に近づいてきたりしたんだよ、あの魔女オバサン! ちゃんと言っとけよな、工藤との関りがちょっとでもあるとか既成事実作ったら、警察が鵜の目鷹の目なんだし」 良太は勢い込んで言った。 「残念ながら、私はあの魔女オバサンとは仲良しこよししていません。私は
月夜の猫-BL小説です 月鏡15 BL小説 多佳子が平造を旦那の身代わりに刑務所に入れたという話を良太は思い出したのだ。 「ほんっとに、にくったらしいこと言うじゃないの。でもまあ、そういうことよ」 多佳子ははっきりと肯定した。 つまり、多佳子は京都にいることになっているのなら、ここにいるのはただの魔女で
月夜の猫-BL小説です 月鏡14 BL小説 「可愛くない子だね! 可愛い顔して」 今度は吐き捨てるように魔女がのたまった。 「ネットの動画を見せられて、おやと思ったのよ。何ごとにも動じないはずの高広が尋常じゃない形相だったからね、倒れてる部下を抱きかかえて。一体何ごとかって」 波多野が言っていたように、工
月夜の猫-BL小説です 月鏡13 BL小説 夏には千雪から工藤家のお嬢さんの話を聞いたし、先月は波多野から多佳子の名前を聞いたのを良太は思い出した。 「何しろ駆け落ちまでして組長と一緒になった人ですからね。豪胆で度胸のすわった多佳子さんは旦那の組長を鼓舞させることで組を仕切らせた。平造さんを組長の身代わりに
月夜の猫-BL小説です 月鏡12 BL小説 エレベーターが三十六階で停まると、良太は老婦人に肩を貸しながら部屋のドアの前に立った。 「ごめんなさいね、ソファまで連れて行ってくださるかしら」 「あ、はい……」 良太は見ず知らずの自分が入っていいのだろうかと逡巡したが、老婦人はバッグからカードキーを取り出
月夜の猫-BL小説です 月鏡11 BL小説 スポーツ紙へのタレコミも前もって藤堂が人を使ってやらせたことで、案の定、しっかり写真は撮られたようだ。 「明日の新聞に大々的に取り上げてくれるといいんだけどね」 「まあ、リーグ優勝した関西タイガースの立役者ですし、CMでもかなりまた顔を売りましたからね、ゴシップネタ
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡10 BL小説 「何企んでるんや?」 振り返ると金田一耕助が立っていた。 「や、だなあ、千雪さん、何も企んだりしてませんよ」 さすが名探偵とでも言いたいところを、良太は適当にごまかした。 「そうか? 何か怪しいで」 推理作家で、青山プロダクションで
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡9 BL小説 「どうも、すみません、準備手伝えなくて」 良太は申し訳なさげに浩輔を見た。 「全然、大丈夫です。秋山さんがいろいろ手配して下さったので、お土産運ぶくらいで」 「あれ! 良太、あたしがやった衣装、どうしたのよ!」 良太を見つけて早速文
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡8 BL小説 すると彼女たちの声が届いたかのように、男がサングラスを取った。 「うっそ、あれ、沢村じゃない?」 二人を注目したのはラウンジにいた客だけではなかった。 明らかにプロ仕様のカメラを構えた連中が二人をしっかり撮っていた。 しばらくして
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡7 BL小説 ところがそんな時、マネージャーの秋山を伴ったアスカが現れ、「どうしちゃったの? 沢村、小田先生なんかと」と良太に聞いてくる。 おまけに小田が帰ると、「おい、良太、お前、T大法学部なんか出てるくせに、何で弁護士じゃねーんだよ!」などと沢
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡6 BL小説 無論沢村は佐々木の名前を出すようなことはしなかったものの、数日前、スポーツ紙には、関西タイガース沢村選手が大手企業社長令嬢といよいよ結婚か、という文字が踊り、慈善パーティの晩の二人を捉えた写真が大きくスクープされ、写真週刊誌やネットニュ
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡(工藤×良太42)、秋も深まります BL小説 酷暑がようやく去り、秋がふかまりつつあります。月鏡(工藤×良太42)、秋のエピソードです。良太は沢村からまた難題を持ち込まれ、仕事に追われ頭を抱えつつも歳末へと突き進んでいきます。
小説『天官賜福』(てんかんしふく)は、墨香銅臭(モーシャントンシウ・英語:Mo Xiang Tong Xiu)による中国のBL小説。墨香銅臭は、1994年生まれの女性。 ペンネームは日本語読みでは「ぼっこうどうしゅう」です。 受賞歴 『天官
小説『美しい彼』(うつくしいかれ)は、凪良ゆうによる日本のBL小説である。2014年12月19日にキャラ文庫(徳間書店)にて刊行。2021年9月までに番外編集を含めシリーズ4巻が刊行されています。 受賞歴 『美しい彼』BLアワード2015
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡5 BL小説 「それやね。車はええ加減ボロやけど、タイヤだけはええもん履かんと」 佐々木はひとり頷いた。 「ですよね! てか、佐々木さんの車、カッコいいっすよ? 安定感あるし」 佐々木の車はボルボのステーションワゴンで、二月に軽井沢でスキー合宿をや
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡4 BL小説 以前、仕事で東洋商事に出向いた時に、佐々木や藤堂とともに良太も同行したのが、音楽を担当するミュージシャンで、人気バンドドラゴンテイルのボーカル、水野あきらは、知らない相手には不愛想と聞いていたが、佐々木には最初からフレンドリーな感じだ
ベージュの砂の上に、手のひらをすべらせた。ひとつかみ、ぎゅっと握って持ち上げる。ぱっと空で指をほどくと、さらりと散る。散り落ちた砂粒はもう他と見分けがつかなかった。人の心も。水銀灯だけが照らす夜の公園の砂場、通勤リュックを背負った佳尚(かなお)はしゃがみこんだまま思う。人の心も、細かく細かく砕いたのなら、こんなふうに扱ってもいいのだろうか。それとも、こんなふうになった心はもう心の機能を果たせない...
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡3 BL小説 「でも、来年の大和屋のイベント、去年ほど大掛かりじゃないから、まだよかったわ」 直子は本当に佐々木のことを心配しているのだ。 「そうだね。でも、佐々木さんの仕事は、クリエイターだけにとどまらないから、大変だよね、茶の湯の方もだから」
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡2 BL小説 ったく、ちょっとくらい減らしたって、また元の木阿弥じゃないかよ。 少しは年も考えろよな。 とは、良太の心の声なのだが。 工藤が休みをまともに取ったのは八月にタレントが風邪を理由にスケジュールに穴を開けた二日ほどと、今となってはま
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です 月鏡1 BL小説 朝から冷たい風がビルの間を吹き抜け、太陽は分厚い灰色の雲の後ろにずっと隠れていて、今日は日中も気温が上がらなそうだ。 円安、物価高に加えて、殺伐とした世界情勢がじわりと、この重だる気に空を覆う雲のようにすぐそこまで歩み寄っているようだ
月夜の猫-BL小説です 月鏡(工藤×良太42) BL小説 「残月」の後、沢村と佐々木の「好きだから」と同時期でリンクします。 工藤も良太も相変わらず忙しい毎日を送っているが、沢村に問題が起こり、佐々木も無論、青山プロダクションの面々も巻き込んで、由々しき事態に。それと同時に、良太はハロウインパーティの夜、意外な人物と出くわして
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Moon Light28(ラスト) BL小説 ドラマの撮影は全て終了した。 長田プロの一件は、小田が間に入って和解という形で、青山プロダクションとしては不本意ながら落ち着いた。 しばし経ってから、どこからか一連の青山プロダクションに関する記事は他社の
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Moon Light27 BL小説 「やっと病院に駆けつけた時は、佐古は頭を打って意識がまだ戻ってないし、俺は携帯を落としたことにも気づかなかった」 工藤は帰国してから誰にも話していなかったようなことを、良太に吐露している自分を嗤う。 「工藤さん……」
窓から吹き込む海風の心地良さに瞳を細めれば、それを眩しいからだと思ったのかハンドルを握るハインリヒから「大丈夫か?」と声が掛けられる。限りなく黒に近いが、サファイアブルーを持つ彼の瞳は光に弱いようで、今も濃い色のサングラスをしている。それが妙に様になるのだから、同性が羨むのも分かる、と思いながらアルフレードは笑みで返した。「風が気持ちいいなぁって思って」「ダッシュボードの中にアルのサングラスも入っ...
潮風が頬を擽る。砂浜を素足で歩いていたアルフレードは探していたものを見つけ、それを拾い上げて満足そうに口端に笑みを乗せた。親指と人差し指の間に挟み、それを空に翳す。“シーガラス”と呼ばれるその小さなガラス片。それは、ジュースやワインの瓶や漁具などのガラス製品が海に投棄されたり何らかの理由で波に攫われたことで割れ、その破片が長い時間をかけて自然の中で摩耗や風化することで出来る。海底の石や砂にもまれるこ...
思い返してみれば、違和感はいくつもあった。3ヵ月前からスケジュールに組み込まれていた“会談”は「最優先事項」として位置付けられていながら、その詳細は一向に不明のままで。どこで、誰に会うのか。何を目的としているものなのか。一向に知らされる気配がなく、痺れを切らしてフルアに詰め寄ったのは1ヵ月前のこと。COO専任秘書である彼は単純にスケジュールを組むことだけが仕事ではない。たとえば会談ならば、その目的や議題...
魅力溢れる海岸都市アルゲロで過ごした2日間は短くも濃厚なものだった。サルデーニャ島でも特にスペイン文化の影響が強く残る町で、料理にもその特色が表れていた。地元のワインで煮込んだ豚肉料理の「アリスタ・アル・ヴェルメンティーノ」は肉の旨味とワインの香りが絶妙に調和した一皿で、サルデーニャ特有の小粒パスタ「フレゴラ」を使った料理も絶品だった。伝統的なスイーツも多く、揚げたパスタ生地にチーズを詰めてはちみ...
古代ヌラーゲ文明の遺跡、透明度が抜群の海と真っ白な砂浜、サルデーニャ島最大の湖、豊かな海産物…小さいながらも魅力の尽きない町、カーブラス。別れを告げるにはあまりにも惜しい美しい景観だが、しかし別れを告げなければいけないときが来て。早朝の柔らかな光が大地を金色に染め始めた頃、「行こうか」というハインリヒに促されてアルフレードは車に乗り込んだ。猟師たちはすでに海に出ているようで、遠くに漁船の影が見える...
むかし、大好きだった人が死んだと聞いた。よくない死にかただったようなので、ようすを見に行ってみることにした。 てんてんと道をたどっていくと、遠くにそれらしき影が見える。うわあ、と声が洩れた。腰から下がほとんど液状になって、満足に歩くこともできないみたいだ。あれは相当ひどい。いったいぜんたい、彼の身になにがあって、なにがなくて、あんなふうにここにいるのだろう。 じゅうぶんに距離を保ったまま、彼の姿...
The Miracle Of Teddy Bear☆可愛いクマのぬいぐるみと素敵な恋のお話♪
みなさん、こんにちは大野愛美です 最近見始めたタイのドラマ・・「The Miracle Of Teddy Bear」 The Mira…
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Moon Light26 BL小説 「良太、服は?」 落ちていたズボンだけ拾って良太に差し出すと、千雪はきいた。 「あのやろう、俺の服、ごみ箱に捨てやがった!」 慌ててズボンをはきながら、良太は頷いた。 すると工藤が上着を脱いで良太に引っ掛けた。
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Moon Light25 BL小説 スタジオを飛び出した工藤は、鴻池に直接会いに行こうとしていた矢先、ちょうど千雪から連絡が入り、車を飛ばしてここに来てみると、京助と千雪は既に到着して工藤を待っていた。 「長田プロの社長、奥さんに愛人のことばらすぞ、言う
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Moon Light24 BL小説 「だが、これで工藤も、お前みたいな薄汚いガキには愛想をつかすだろう。阿部とやっているところでも見せられればね。こう見えてもプロデューサーとしては一流だったんだよ。カメラもそうそうヘタじゃない」 鴻池の手にはハンディカ
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Moon Light23 BL小説 どこだろ、ここ…… 頭が重いしガンガンする。 何だっけ、俺、どうしたんだっけ…? 目を開けると、外はまだ明るいようだが、分厚いカーテンが覆っていて部屋の中は薄暗い。 家具調度を見ると、半端でなく豪華な代物のよう
お立寄り有難うございます。お気楽ハピエンBL小説です Moon Light22 BL小説 俳優だけでなく、スタッフも文句を言っている。 ディレクターも怒り始めた。 「一体どうしたんだ、広瀬くんは?」 「あの、広瀬くんからメールが入ってます。何か、自分にはもうできない、とかって」 その時、唐突に阿部が言っ