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いきなりだが、レコードにハマっている。ハマったきっかけは、以前ブログで紹介したレコードの漫画がきっかけだ。 offcamp5.hatenablog.com 数年前からレコードの人気は再燃しており、アメリカではCDの売り上げを上回るなど世界的なブームになっている。日本でもレコード人気が高まっており、2010年には1億7000万円まで落ち込んだが、それ以降じわじわレコード人気が再燃し、2020年の国内での生産額は21億1700万円と、この10年で12倍に増えた。またこの数年、国内外の人気アーティストが新曲をリリースする際にCDとレコードで同時に発売する動きが広がっていて、20代を中心とする若い世代…
つれづれ漫画語り「音盤紀行」「音街レコードA面、B面」"毛塚了一郎 作品集"
最近、自分が推している新鋭の漫画家がいる。その漫画家は、毛塚了一郎(けづか りょういちろう)先生だ。1990年生まれの作家で、KADOKAWAの漫画誌「青騎士」よりデビューした。青騎士でレコードをテーマにした連作漫画「音盤紀行」を連載中であり、2022年5月に初単行本「音盤紀行①」を発表し、漫画・音楽好き、さらにレコード好きから注目を集めている。また、2023年1月、2月には、商業連載を始める前に書き溜めた自主制作マンガの数々を詰め込んだ「音街レコードA面」及び「音街レコードB面」を発表した。今回は、これら毛塚了一郎作品についてレビューしたい。 音盤紀行① 音街レコードA面、B面 毛塚了一郎作…
音街レコード B面 【つまるところは音楽が好きで音楽を薦められるような人になりたいだけ】
東京の小さなレコード店で働く実梨。ある日、郊外に存在するレコード店の買取り出張に店長の運転代行で同伴する友人の礼子と出かける事に。膨大な数のレコードがあるそのお店は倉庫そのもので実梨は目を輝かせる。一方、渋々ついてきた礼子は行く途中から不思議な現象を目撃していて・・・「音盤紀行」を連載中の毛塚了一郎が商業誌デビュー前に執筆した短編シリーズをまとめた作品集、A面に続き連続刊行!...
音街レコードA面 【詳しくなって誰かに良い音楽を伝えられたらいいなって】
東京の小さなレコード店で働く実梨は日々の業務の傍らで店内に流れる音楽に耳を傾ける。西新宿の怪しいレコード店を探訪したり、CD世代だった実梨がアナログレコードの世界に初めて足を踏み入れてみたり、レコード盤の穴から失われた街の風景が見えたり・・・商業連載前に描いた自主製作作品7編が装い新たに7インチレコードを模した特殊判型で刊行!...