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中村メイコの訃報に接してこの映画のことを思い出した。『拝啓天皇陛下様』(63)(1989.11.25.)ヤマショウこと山田正助(渥美清)は、三度の飯にありつける上、俸給までもらえる軍隊が大好き。戦争が終るといううわさが流れると、天皇に向けて「軍隊に残してください」と手紙を書き始める。ヤマショーと、戦友であり良き理解者でもあるムネさんこと作家の棟本博(長門裕之)との長年にわたる関係を軸に描いた戦争悲喜劇。戦後にムネさんが回想する形で物語が進んでいく。監督・脚本は野村芳太郎。子どもの頃にテレビで見て、断片的な記憶しかなく、タイトルもおぼつかないのに、なぜかあるシーンだけを強烈に覚えている映画が何本かあった。この映画のラストの雪の中を酔っぱらって千鳥足で歩く渥美清の姿もその一つであり、後年、改めてこの映画の全編...『拝啓天皇陛下様』
『無法松の一生』(43)『無法松の一生』荻昌弘さんの名解説https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/c318bbcce6bb2d8ecd37240b74fe6953阪妻版と三船版https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e0547cf601cdd13e9f0608808382b7a6「BSシネマ」『無法松の一生』(43)
吉田喜重監督作『水で書かれた物語』『血は乾いている』『秋津温泉』
吉田喜重監督作でメモが残っていたものを。吉田は岡田茉莉子、大島渚は小山明子、篠田正浩は岩下志麻と、それぞれ結婚し、自分の監督作に妻を出演させた。松竹ヌーベルバーグと呼ばれた人たちが、皆同じようなことをするのはなぜだったのだろう。『水で書かれた物語』(65)(1979.1.21.TVK)石坂洋次郎の同名小説が原作で、近親相姦と異母兄妹がテーマ。だいたい、岡田茉莉子と入川保則が親子役というところからして納得できない。『血は乾いている』(60)(2005.6.7.NHkBS)東洋毛織で社員の解雇通告があり、木口(佐田啓二)は、同僚を救おうとして拳銃自殺を図るが、老社員・金井(織田政雄)の機転で一命を取り止めた。この事件は、解雇争議と自殺という社会問題として報道された。昭和生命の宣伝広報課に勤める野中ユキ(芳村真...吉田喜重監督作『水で書かれた物語』『血は乾いている』『秋津温泉』
どうも。奴隷根性の権威主義者は「国葬されるほど偉い安倍さんの悪口はダメ!」でしょうけど、近代的な批判精神がある私は「国葬されるほどの権威ならば叩いてOK!」で…
どうも。まとめサイトに頼ったり、動画を倍速で観たりするような堪え性がない「早漏文化」には抗っていこうと思っています。 それはさておき、映画の感想文を書きます。…
連合艦隊(れんごうかんたい)は、1981年公開の日本映画。太平洋戦争を背景に、そこに生きた人々の愛、悲しみ、苦闘、怒りを描く。日米開戦前年の日独伊三国軍事同盟の締結から始まり、真珠湾攻撃、ミッドウェー海戦、南太平洋海戦、ソロモン諸島攻防戦、
どうも。北朝鮮を経済制裁しても困窮するのは数多くの北朝鮮人民であり、首領者である金正恩は肥え太り続けるであろうことに腹が立ちます。 それはさておき、映画の感想…
どうも。ロシアのウクライナ侵攻を受け、日本は憲法改正して軍備増強と核武装をすべきだと勇ましく言う人は、自分も加害者であるプーチンになりたいと憧れる大バカ野郎で…