メインカテゴリーを選択しなおす
「池中玄太80キロ」(80)(1980.5.26.)西田敏行主演のアットホームコメディ。編集長役の長門裕之や同僚カメラマン役の三浦洋一、坂口良子らとのコミカルなやり取りや、血のつながらない子どもたちとのちぐはぐさが、何ともいえないいい味になっている。毎回、後半にちょっとホロリとさせる場面が用意されており、その辺りに、かつて石立鉄男主演の一連のホームドラマを手掛けた松木ひろしの脚本のうまさが出ている。「池中玄太80キロパートⅡ」(81)(1981.8.29.)ついに玄太が終わってしまった。最近テレビ離れのきらいがある自分にとって、唯一毎週欠かさず見ていたドラマだった。前作の気を持たせた終わり方からして、きっと続編ができるだろうとは思っていたが、まさかこれほど夢中になるとは思ってもみなかった。とにかく西田敏行...西田敏行「池中玄太80キロ」
大好きだった石立鉄男主演のコメディホームドラマの第6作「気まぐれ天使」(76~77)の脚本は松木ひろしほか、音楽は大野雄二だった。ドラマは、童話作家を目指す、石立演じる主人公・加茂忍と謎の老女・伊集院綾乃(樹木希林)との交流を中心に描く人情劇だったが、忍の恋人ターコ役の大原麗子の途中降板で設定が変わったのがちょっと残念だったが、松木作詞、大野作曲の主題歌と音楽には見事にやられた。それを歌ったのが、先日亡くなった小坂忠だった。サントラには主題歌「気まぐれ天使」のほか、「オレンジの夕暮れ」「旅ごころ」「友だちがいた」と、小坂の歌が4曲入っている。どれも、大野の曲に乗せたその名唱が心に染みる。「気まぐれ天使」小坂忠&ウルトラhttps://www.youtube.com/watch?v=cFRMC1T6TU4「おひか...「気まぐれ天使」小坂忠と大野雄二