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#4590 風もなきにざつくり牡丹くづれたりざつくりとくづるる時の来りて
令和7年4月30日(水) 【旧 4月3日 赤口】 穀雨・「牡丹華(ぼたんはなさく)」風もなきにざつくり牡丹くづれたりざつくりとくづるる時の来りて ~岡本かの子(1889-1939)Photo:長谷寺の牡丹(奈良県桜井市) 二十四節気「穀雨」の末候5日間は七十二候の第18候「牡丹華(
先月1月 お招きを受けてのオンライン講座「朗読のための作品読解」 を開催させていただきました お題は 岡本かの子『金魚繚乱』でございます 今回に限らず こちらの講座は 朗読協会主催の「青空文庫朗読コンテスト」 通称「青コン」と 皆さんお呼びですが その課題作品を読解せよ がご依頼内容なのでございますね ではございますが これまた毎回 私が講座冒頭で叫んでおりますのが 「コンテスト対策講座」ではございませーん! だって そんなん コワイもん 課題作品を読解するも 対策ではない⁉ それだけでも あんた ややこしなっ! って感じでございますが 今回は もっとややこしいスタイル この講座お初のスタイル…
【大正時代の美人たち】15年間しかなかった短い時代に強烈に輝いた日本の別嬪さんたち その3
< 酒は正宗 芸者は万龍 唄ははやりの間がいいソング 巨人大鵬玉子焼きの大正バージョンですかね > 前回、前々回と「大正三美人」についてのあーだこーだを見てきました。九条武子と柳原白蓮に、江木欣々を加えて3人とするか、林きむ子を加えて3人とするか、っていうことでしたんで、大正三美人は4人いますよっていう結論だったんですね。 三大〇〇っていう呼びかたが、他の何事についてでも落ち着きがイイってことで三美人、3っていう数字にこだわったってことなんでしょねえ。で、今回は、その大正時代の美人さん、3回目なんであります。 大正時代の美人さん事情に詳しいはずもないんでありますが、納得いかない事情があるんでご…
#3948 鳴く蝉の命の限り鳴く声は夏のみそらにひびき沁みけり
令和5年7月29日(土) 【旧 六月一二日 大安】・大暑・土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)鳴く蝉の命の限り鳴く声は夏のみそらにひびき沁みけり ~岡本かの子(1889-1939) 岡本かの子は東京都に生まれ、大正・昭和に活躍した小説家で歌人、仏教研究家でもあります。長男
7月1日(土) 「かもめコンサート」 〜朗読と音楽を楽しむ午後〜 in 函館芸術ホール 地下1階 リハーサル室
2023.7.1(土)かもめコンサート〜朗読と音楽を楽しむ午後〜皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸私の故郷、北海道函館市「芸術ホール地下リハーサル室」で、「さとがえりコンサート」を開催することになりました。♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡・・*・・♡私は、中学・高校生の頃、ラジオが大好きでした。…小学生の頃もです。ラジオドラマの「ブラック・ジャック」なんて聴いていましたよ。矢野顕子さんが「出前コンサート」をなさっていて、何かの番組で矢野顕子さんがゲスト出演されて、そのお話をしていました。その頃、まだセーラー服の私は、コンサートの出前って面白いな…いつかわたしもそんなことできたら嬉しいなと思っていました。劇団に入って、各地へ舞台を届けながら「...7月1日(土)「かもめコンサート」〜朗読と音楽を楽しむ午後〜in函館芸術ホール地下1階リハーサル室
岡本かの子 『鮨』 朗読公演、 船橋市文化事業にて♪ 3/16 (木)
皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸先日、船橋市文化事業にて、岡本かの子『鮨』朗読公演をおこなってきました。1時間程の演目でしたが、皆さん静かに耳をかたむけて下さいました。今年7月1日にも、この作品で北海道函館市でも朗読会をおこないます。<『鮨』あらすじ>『福ずし』は、東京の坂の多い街にある。古くからある、普通の鮨屋。客あしらいも慣れて、両親の店の手伝いをしている看板娘「ともよ」には、店の客で気になる存在があった。それは、十人十色店の個性的な常連客に「先生」と呼ばれる「湊」だった。 ある日、町中で二人は偶然出会った。いつも湊のことが気になっていたともよは「あなた、お鮨、本当にお好きなの?」と問いかける。そして湊から「鮨」にまつわる、母との想い出話を聞く。『鮨』は湊にとって特別の食べ物であった。母親が幼い息...岡本かの子『鮨』朗読公演、船橋市文化事業にて♪3/16(木)
二子神社(ふたこじんじゃ→神奈川県川崎市高津区二子1丁目)は、江戸時代前期の1641(寛永18)年に、甲斐武田氏(→1582年3月11日滅亡)の有力国衆であった郡内小山田氏(→1582年3月24日滅亡)の一族で、この地で帰農した小山田兵部(おやまだひょうぶ→名前は不明)が創建したと伝わる神社です。1590(天正18)年7月に小田原北条氏が滅亡し、徳川家康が関東入封を果たすと甲斐武田氏の一族や旧臣は徳川氏に取りたてられたり、あるいは帰農して名...
『秋の七草に添えて』 岡本かの子作 萩、苅萱、葛、撫子、女郎花、藤袴、朝顔。 これ等の七種の草花が秋の七草と呼ばれている。 秋の七草に添えて02.mp3 にほんブログ村
妖しい金魚と美しいお嬢様 古典文学を見事コミック化!大正殉愛 金魚撩乱 ヨシカズ先生
今回は、大正殉愛 金魚撩乱という作品を紹介したいと思います。実は先日、たまたま電子書籍サイトをまわっていたら気になる内容で試し読み!そしてまとめて3巻購入しました。 この作品は、古典文学を独自の解釈でコミカライズしたもの。登場人物などは原作とは違いますが、原作では詳しくは書かれていない人物の背景をよみ、原作のヨシカズ先生がさらに深く心理描写を書きました。 レビューなどをみるととても評判がよく、ドロドロしている展開ではあるのですが、とても読みやすく後味も悪くありません。 題名から悲劇性がありそう……と心配される方もいるかと思いますが、賛否両論はあるとは思いますが、作品としては納得のラストですのでおすすめしたいです。