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下記は、「ニッポン日記」マークゲイン:井本威夫訳(筑摩書房)から「第三章決裁の時期」の「1948年5月3日ニューヨーク」を抜萃した文章です。70年以上前のことですが、現在につながっている重要な問題です。ふり返れば、「カイロ宣言」は、日本の降伏を見通して、1943年12月1日、アメリカ大統領・ローズヴェルト、イギリス首相・チャーチル、中国主席・蔣介石の三人が署名した宣言ですが、下記のように内容でした。”各軍事使節は、日本国に対する将来の軍事行動を協定した。三大同盟国は、海路、陸路及び空路によつて野蛮な敵国に仮借のない圧力を加える決意を表明した。この圧力は、既に増大しつつある。三大同盟国は、日本国の侵略を制止し罰するため、今次の戦争を行つている。同盟国は、自国のためには利得も求めず、また領土拡張の念も有しない...米軍の韓国占領行政と右翼
再び大統領となったトランプ氏に対する非難、批判は続いています。確かに、トランプ大統領の、ガザやデンマークの自治領グリーンランドをアメリカが所有するとか、パナマ運河の返還を求めるというような発言は、とんでもない発言だと思います。でも、アメリカは、公にすることなく、そういうことを続けてきたと思います。下記は、「ニッポン日記」マークゲイン:井本威夫訳(筑摩書房)からの抜萃ですが、日本の戦後史にとって、きわめて重要な事実を明らかにしています。トランプの発言とそれほど変わらないようなことが話し合われ、実行されたといってもよいと思います。ポツダム宣言には、(7)そのような新秩序が確立せらるまで、また日本における好戦勢力が壊滅したと明確に証明できるまで、連合国軍が指定する日本領土内の諸地点は、当初の基本的目的の達成を担...GHQの政策転換「逆コース」NO1