2025年度税制改正の要点や解説が、ネットや雑誌に掲載され始めたので、早期退職への影響という点から見てみようと思う。早期退職とは、65歳以前に退職し、公的年…
|
https://x.com/kenji_tatekawa |
---|
2025年度税制改正の要点や解説が、ネットや雑誌に掲載され始めたので、早期退職への影響という点から見てみようと思う。早期退職とは、65歳以前に退職し、公的年…
【コンサート感想】東京国際指揮者コンクール 入賞デビューコンサート
7月に鑑賞を予定している演奏会の狭間に表題のコンサートが目についたので、内容を確認したところ、指揮者、演目、オーケストラを見て、聴いてみようと思う理由をいく…
国や地方公共団体の歳入・歳出ではなく、筆者の家計における区分についての話。 一般会計は前回の記事で挙げたような平素の支出、特別会計はそれ以外の支出である。特…
ファイナンシャルプランナーによる家計診断。診断する側もされる側も自分である。①水道光熱費<現状> 水道は公営であるので、一択。ガスは、提供会社との契約。電気…
2022年度から2024年度の3年間を平均して、年間の電気代は10万円、ガス代は5万5千円。世間の平均(2人世帯)と比べて、同じくらいか、ちょっと少ないくら…
【コンサート感想】熊倉優/小林愛実/新日本フィルでショパンと新世界
フライヤーを見るかぎり、超・有名曲を新進気鋭の指揮者と独奏者で奏でると思しきプログラム。熊倉優は今日(7/5)の演奏会で初めて名を知るので、コンサート開始前…
【コンサート感想】カネラキス/アリス=紗良・オット/都響でラヴェルとマーラー
カリーナ・カネラキスは存じ上げないので、事前にプロフィールを確認した。彼女は指揮者でもあり、ヴァイオリン奏者でもある。ジュリアード音楽院指揮科では、アラン・…
株価が上昇すると消費が増加するとよく言われるが、個人消費の資産効果について日銀の展望レポート(2016年4月)から引用しよう。 保有する株式の時価が10…
2025年度第1四半期(4~6月)に鑑賞したコンサートは、以下のとおり17回。コンサートごとに一言――詳細は【コンサート感想】の各記事をご覧ください――記し…
新年度入りして、はや3か月が経過した。この間、地政学的にも、貿易政策の面でも、大きな変化があったけれども、日米の株式市場は意外に強かった。第1四半期における…
家内は園芸にいそしんでいる。きゅうりやプチトマト、レモンやオリーブなど。ワタシも食卓でおいしくいただいている。食べるものばかりでもなく、薔薇などもあり、ワタ…
【コンサート感想】ヴァイグレ/児玉隼人/読響でヴァインベルクとサン=サーンス
このシーズンで読響マチネの定期会員券を購入した理由の一つに、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」を聴きたかったのがある。正確に言えば、東京オペラシテ…
日経の「経済教室」に掲載された「不動産市場の実像」(全3回)のうち、「その3」となる今回の副題は、「住宅の投資財化が生む弊害」(5/21朝刊)である。 まず…
日経の「経済教室」に掲載された「不動産市場の実像」(全3回)のうち、「その2」となる今回の副題は、「高コスト化する都市づくり」(5/20朝刊)である。 「住…
【コンサート感想】ヴァイグレ/ハーデリヒ/読響でチャイコンとドヴォルザーク7番
ヴァイグレが指揮する読響は、去年の4月以来。ヴァイオリン協奏曲と交響曲があって、コルンゴルトとベートーヴェンの4番だった。今日(6/24)も、チャイコフスキ…
今回から、日本経済新聞の「やさしい経済学」ではなく、そのコラムの右にある本格的な解説記事「経済教室」の感想を記そうと思う。タイトルは「不動産市場の実像」で、…
東京都は、家計支援と熱中症予防を目的として、6月(または7月)から4か月間、一部の水道区域を除き料金を無償化する一方、千葉県は、老朽化対策や経費増を背景に、…
【コンサート感想】ペルトコスキ/ロザコヴィッチ/N響でコルンゴルトとマーラー
行くべきか、行かざるべきか、それが問題だ。2週間後に都響で同曲の演奏会もある。ペルトコスキ、やっぱり気になる。行こう。初心に帰って、NHKホールの“いい”席…
前回のおさらいをエクセルシートで示してみよう。金額の単位は、万円である。 100歳まで受給して、利益相当3,138万円、率にして66%以上となる。 さて、…
現行制度で保険料総額と年金見込み額を計算してみよう。 22歳就職、65歳退職、厚生年金加入期間43年(516月)、就職から退職までの平均年収(給与+賞与)を…
ちょっと気になったことからブログ原稿の裏取りまで、調べるという作業においてマイクロソフトのCopilotとグーグルのGeminiを使う機会が多くなった。以前…
早期退職を検討する際、公的年金は大事な項目の一つであろう。退職後は厚生年金を継続することができないので、制度改定を除き、将来受給できる年金見込み額は、基本変…
国民年金の付加年金について、日本年金機構の説明を引用しよう。 付加保険料は、1カ月当たり400円です。付加保険料を前納する場合、前納する期間によって割引を受…
2025年度のすみクラのコンセプトは、「音楽で世界の旅へ」である。前回はアルゼンチン(ヒナステラ)とアメリカ(バーンスタイン)で、今回はイギリス(ホルストと…
まず、国民年金保険料免除制度について、日本年金機構等のサイトから引用する。 本人・世帯主・配偶者の前年所得(1月から6月までに申請する場合は前々年所得)が一…
よく行くコンサートホールを順に挙げると、サントリー、NHK、すみだトリフォニー、東京オペラシティ、東京文化会館といったところ。東京芸術劇場もだが、ご案内のと…
公的年金は、退職者にとっての生活費のベースを提供するものと一般に考えられている。しかし、公的年金がなくても、個人の資産(運用・取り崩し)で生活費をまかなえる…
前回、作成した表を再掲する。ただし、70歳までとする。というのも、75歳まで繰り下げる理由が、実は70歳ですら、筆者の場合、よくわからないからだ。 65…
まず、日本年金機構のサイトより厚生年金の繰り下げ受給の説明を引用する。 老齢基礎・厚生年金は、65歳で受け取らずに66歳以後75歳までの間で繰り下げて増額し…
「令和5年簡易生命表」(厚生労働省)から「主な年令の平均余命」を引用しよう。 60歳時点の平均余命は、男性で23.6年(83.6歳)、女性で28.9年(…
【コンサート感想】メナ/アヴデーエワ/N響でラフマニノフとチャイコフスキー
ウラディーミル・フェドセーエフ、体調不良により来日かなわず。さすがに92歳、無理は禁物。代わって6月定期公演Bプログラムに出演するフアンホ・メナが、あわせて…
今回から数回にわたり、公的年金制度を退職後に活用するうえでのポイントについて、エクセルも使いながら、おさらいしていこうと思う。 初回は、厚生年金の繰り上げ・…
ブログ記事のタイトルは「〇選」と付けるのがよいと教わったので、真似てみよう。退職してワタシの生活は、どう変わったか。①会社に行かなくなった 会社生活は楽も苦…
【コンサート感想】小泉和裕/大木麻里/都響でパリ、響、ツァラトゥストラ
都響の終身名誉指揮者である小泉和裕に接するのは、1年ぶりだ。その際の演目は、ベートーヴェンの8番とチャイコフスキーの4番で、演奏は新日本フィルであったが、ど…
クルマをお持ちの方は、既に納付されていることと思う。都道府県別に課される税であり、納付期限も都道府県ごとにまちまちである。5月末から6月初までがほとんどだが…
どこまでまじめに考えるか。 選択するのか、選択しないのかを選択する。いずれにしても、選択しているわけだ。なぜ、選択するのか、しないのか。これが最初にして最大…
誰でも知っているイソップ寓話の一つに「アリとキリギリス」がある。キリギリス(セミやバッタもある)は、遊んで暮らす者の象徴である。挿絵では、マンドリン、ギター…
【コンサート感想】川瀬賢太郎/阪田知樹/読響でパリアメ、左手、新世界
気鋭の若手にして、ワタシのコンサートデータベースにおいてフラグを立てている二人の協演。今日(5/31)は演目ごとの感想で、過去の演奏会についても触れることに…
借金、原稿料、月給、賞与などにまつわる、ある英語教官兼作家の思考と感情を追いかけてきた。最後に作者(芥川龍之介)と堀川保吉の関係に注意して読むことを示して、…
『保吉の手帳から』を読み進めながら、「悠々自適の日々」的視点で感想を付していこうと思う。今回は、二つ目の「勇ましい守衛」である。作品は青字にて、感想は黒字に…
『十円札』に続き、『保吉の手帳から』を読み進めながら、「悠々自適の日々」的視点で感想を付していこうと思う。今回は、一つ目の「わん」である。作品は青字にて、感…
芥川龍之介の『十円札』を読み進めながら、「悠々自適の日々」的視点で感想を付していこうと思う。今回は、その4、最終回である。作品は青字にて、感想は黒字にて示す…
芥川龍之介の『十円札』を読み進めながら、「悠々自適の日々」的視点で感想を付していこうと思う。今回は、その3。作品は青字にて、感想は黒字にて示す。 …
【コンサート感想】カーチュン・ウォン/服部百音/日本フィルでシベリウスとマーラー
昨年度、生誕200年を迎えたブルックナーの交響曲は、8回、演奏会で聴かせてもらった。選り好みをしているわけでもないのだが、結果として、曲目がかなり偏ってしま…
芥川龍之介の『十円札』を読み進めながら、「悠々自適の日々」的視点で感想を付していこうと思う。今回は、その2。作品は青字にて、感想は黒字にて示す。 保吉は憂鬱…
芥川龍之介の『十円札』を読み進めながら、「悠々自適の日々」的視点で感想を付していこうと思う。本作は著作権が消滅しているので、『青空文庫』注1に感謝しつつ全文…
新日本フィルの公開リハーサルを拝聴すべく、すみトリまでやって来た。半年ぶりである。前回の公開リハは、井上道義のショスタコ7番《レニングラード》であった。今回…
国語の教科書に必ず出てくる芥川龍之介を、この歳になって読み返してみようと思うのです。 作品は、「保吉もの」――作家のリアリティでもあり、フィクションでもあり…
「バーチャル欧州旅行」の記事において、今年、都内で体験できる催事の例を挙げた。口だけにならないよう、その中でワタシが実行に移すものを挙げる。 絵画については…
商売と趣味のためのワタシの道具立てを具体的に挙げながら、それぞれちょっとしたこだわりについて、パソコン、モニター、キーボード、マウス、デスクトップスピーカー…
商売と趣味のためのワタシの道具立てを具体的に挙げながら、ちょっとしたこだわりについて語っていこう。パソコン、モニター、キーボード、マウス、デスクトップスピー…
【コンサート感想】ウルバンスキ/ツィブレヴァ/都響でペンデレツキとショスタコーヴィチ
2012年から16年まで東京交響楽団の首席客演指揮者であったクシシュトフ・ウルバンスキは、その後も度々、東響との協演に来日しているので、よくご存知の方も多い…
会社を退職したら、投資漬けの日々を送ってみようかと夢想していた。個人の専業投資家とあらば、やはりモニターに囲まれたトレーディングルームをこしらえねばならぬ。…
著者 アンドリュー・グレアム=ディクソン、岡部昌幸タイトル 世界の美術家 その生涯と作品発行年 2018年発行元 ポプラ社 「ゴール…
3月19日に国土交通省が発表した「令和7年の地価公示価格」の概要は、以下のとおりである。 令和7年の公示地価は、全国平均、三大都市圏、地方圏の全用途平均、…
「若い頃はマラルメに親しんでいて」「男子のくせにマクラメとは変わってるね」 「いや、マラルメ」 「飲兵衛か、アタリメで一杯なんて」 「だから、マラルメ。ステフ…
缶チューハイのアルコール度数は、3%から9%に大方収まるだろう。つい最近までストロング系が押していたが、今の流行りは低い度数。ノンアルの宣伝も多い。よくある…
ウォーレン・バフェットが日本の5大商社株を買い始めたのは、2019年頃と言われている。筆者が、ある商社の株式を購入したのは、日本株がリーマンショックによる低…
【コンサート感想】ディエゴ・マテウス/菊池亮太/新日本フィルでヒナステラとバーンスタイン
「すみだクラシックへの扉」の2025年シーズンが開幕。ご案内のとおり、新日本フィルは、この「すみクラ」と「定期演奏会」の2本立てでプログラムを組んでいる。今…
「ポイ活」の記事で「通信系と鉄道系は利用者であり株主でもある」と書いたが、鉄道系は、コロナショックで爆下げしたところからの戻りで拾ってみた。通信系は新NIS…
アメブロのジャンル別ブログの紹介に「よく使うハッシュタグ」がある。自分のブログを見てみると、未来記事のものが入っている。以下は、4月25日の紹介。 この中…
新聞ではこのように報道されていた。「3メガバンクの普通預金金利は、日銀が追加利上げを決めたことを受け、3月から0.1%から0.2%に引き上げられた。今回の引…
コンサートレビューのブログを拝見していて、はたと気づいた。N響の同じプログラムを2日連続で聴きに行くのは、チケットの入手可能性からも値段からも十分ありえる。…
ワタシは、ながら族である。ただし、映像を見ながらはしない。もっぱら音楽を聴きながらである。並行して、仕事(諸事から投資まで)をしたり、本を読んだり、原稿を書…
ゴールデンウィークの真っ只中である。「ホームセンターで買いたい園芸用品があるのよ。ついでにスーパーにも寄ってちょうだい。」との家内の指示により車を出す。混雑…
○活というコトバが流行り出したのは、いつごろからだろう。結構な種類の○活がある中で、自分に縁のあるものは就職活動くらい。ただ、当時、略して言っていた記憶がな…
【コンサート感想】ルイージ/諏訪内/森/N響でベルクとマーラー4番
マーラー・フェスティバルに向けた予行演習の2曲目となる交響曲第4番。先日の3番では、ルイージの追求する音響構造・楽曲構成と、N響メンバーによる演奏の美点と課…
今日の日経朝刊『大機小機』に先日掲載した自分のブログ記事と同じ考えを見て、これは一歩前進と思った。結論だけ引用させてもらおう。 「日本株投資のハードルを下げ…
空路パリからベルリンへ(時間があれば鉄道で移動したかった)。まずは、ベルリン美術館の絵画館、ゲメルデギャラリーへ。チケット(16ユーロ)をウェブ予約しておく…
4月初めより楽しみながら情報を集めていたバーチャル欧州旅行の計画をまとめてみよう。旅のテーマは、“欧州の都で堪能する至高の芸術とジ・エンターテインメント”。…
日本経済新聞1月8日付け朝刊の社説、「<昭和100年変化に挑む>令和の証券民主化で資本主義を磨け」を読んで、考えていることをつらつらと書いてみる。 少々長く…
「風呂キャンセル界隈」というコトバが流行っているのを見て、きょうびのサラリーマンは大変なんだと思っていた。自分のサラリーマン時代を振り返って、どんなに遅い時…
「今回のマーラー・フェスティバルには、世界各地から5つのオーケストラ(ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、N響、シカゴ交響楽団、ベル…
「2025年度定期会員券」の記事で表明していたとおり、読響「マチネーシリーズ」は昨年度下期から本年度上期として継続した。新日本フィルの「すみクラ」もそうだが…
日本経済新聞1月7日付け朝刊の社説、「<昭和100年変化に挑む>多様な生き方へ社会の懐を広げよ」を読んで、考えていることをつらつらと書いてみる。 「今の日本…
会社を退職すると、世間の大多数の人たちとは逆の行動をとるようになる。みんなが働いている平日の昼間にコンサートに出掛ける。みんなが夕食後ゆっくりと過ごしている…
コーヒーとワインについての話は終わったのだが、嗜好品ではなく必需品であるコメについて一言触れて、この題での投稿を締めるとしよう。 「パンがなければケーキを食…
【コンサート感想】大野和士/バーエワ/都響でショスタコーヴィチとチャイコフスキー
本日(4/22)より「2025年度定演Bシリーズ」が開幕。昨年度、エリアフ・インバル、ヤクブ・フルシャ、ダニエル・ハーディングの指揮、都響の演奏で、ブルック…
朝にコーヒー、夜にワイン。筆者にとって毎日の生活に欠かせない嗜好品である。 報道によれば、「世界のワイン市場の縮小が止まらない。2024年の全世界のワイン生…
朝にコーヒー、夜にワイン。筆者にとって毎日の生活に欠かせない嗜好品である。 報道によると、「コーヒー豆の国際取引価格が高騰し、国連食糧農業機関(FAO)は2…
厚生労働省は4月から『ねんきん定期便』の記載内容を見直し、厚生年金において事業主も加入者と同額の保険料を負担している旨を明記するそうだ。報道によれば、「SN…
【コンサート感想】坂入/石丸/松田/新交響楽団で芥川、シチェドリン、ショスタコーヴィチ
昨年10月、坂入健史郎の指揮、新交響楽団の演奏で、ブルックナーの4番などを聴かせてもらったが、アマチュアシップで全身全霊を注ぎ込む熱演であった。今回(4/1…
<確定申告> 去年からe-Taxを利用しているが、これは便利だ。スマートフォンでマイナンバーカードを読み取らせれば、パソコン(あるいはスマートフォン)で入力・…
社会の豊かさを判断する方法として、著者は最終回にて、2009年にフランスの「経済パフォーマンスと社会進歩の測定に関する委員会」が提唱した「計器盤アプローチ」…
「ヤルヴィ/タメスティ/N響でベルリオーズとプロコフィエフ」の記事で、バイロンの一節を自分勝手に訳してみたが、韻律と訳出について若干の説明を補足する。もし酔…
前回に続き、副題も変更し、結論から話を始めよう。 「功績主義は、…個人は自身の功績に基づく報酬を受け取るべきだとしますが、これは単なる成果報酬の主張ではあり…
【コンサート感想】ヤルヴィ/タメスティ/N響でベルリオーズとプロコフィエフ
パーヴォ・ヤルヴィにまみえるのは、音楽監督を務めるドイツカンマーフィルによる演奏を、昨年12月に聴いて以来だ。あの晩は、アンコールも含め名曲三昧で十二分に満…
著者が示した今回の副題は、「社会の公平性を決める基準」であった。しかし、結論は、以下のとおり。 「ある社会の格差が公平であるか否か、さらに言えば、機会の平…
昨年4月からコンサート通いを再開し、はや1年が経ったが、当初考えていた以上に足繁く聴きに行った。都合52回、ほぼ週1回である。全125曲。また、再開を機にコ…
【補足】豊かさを測る指標(その6)~厭わしい結論と嗜虐的な結論
ネットで検索していたら、科研費の研究成果報告書の中に、「厭わしい結論」と「嗜虐的な結論」の説明を見つけたので、その部分だけを引用させてもらう。 「厭わしい結…
前回、著者が自身によって解明したと成果を強調した「集計ルール」、またそこで外された「奇妙な条件」が、今回、説明されるはずである。 まず、現在と未来の人々…
2024年度第4四半期(25年1~3月)に鑑賞したコンサートは、以下のとおり16回。【コンサート感想】の各記事では触れられなかったことを記して、深く印象に残…
【コンサート感想】ジョナサン・ノット/東響でブルックナー8番
昨年度、東京交響楽団の演奏会に行きたいと思いながら、なかなか都合がつかなかった。今年度は、ジョナサン・ノットが音楽監督を務める最後のシーズンであるだけに、壮…
新年度入りに当たり、前年度の日米の市況について振り返ってみよう。日本経済新聞のウェブサイト「世界の市況」から、毎週末、エクセルのクエリ機能を使ってデータを取…
「前回に続き、社会の豊かさを評価する上で乗り越えるべき課題」として、「生活水準の分布を評価するための『集計ルール』に関する問題について考えます。」 筆者が教…
ようやく連載も半ばにさしかかってきた。ここまで読まれて、おそらく疲労感を覚えていらっしゃるのではなかろうか。筆者としては、乗り掛かった舟だ。向こう岸に着くま…
【コンサート感想】ALBA STRING QUARTETでモーツァルトとベートーヴェン
この1年コンサートに通っていて忘れかけていたものを2つ、年度末の追い込みをかけて取り戻すことにした。一つは、音楽に対する初心。これは昨日の東京藝大ジュニア・…
何を思ったか、日本の音楽教育の先端に触れてみようと、「東京藝大ジュニア・アカデミー成果披露演奏会」へと足を運ぶことにした。東京藝術大学のウェブサイトによると…
英国の経済学者アンソニー・アトキンソンは、「社会の豊かさを評価する使命を担った経済学の規範部門『厚生経済学』の奇妙な消滅」を憂えた。しかし、決して憂えただけ…
前回、かなり辛口の論を展開したが、今回もまたそうならざるを得ないことを最初にお断りする。 総額であれ、一人当たりであれ、GDPが「健康、教育、労働環境、自然…
「ブログリーダー」を活用して、たてかわけんじさんをフォローしませんか?
2025年度税制改正の要点や解説が、ネットや雑誌に掲載され始めたので、早期退職への影響という点から見てみようと思う。早期退職とは、65歳以前に退職し、公的年…
7月に鑑賞を予定している演奏会の狭間に表題のコンサートが目についたので、内容を確認したところ、指揮者、演目、オーケストラを見て、聴いてみようと思う理由をいく…
国や地方公共団体の歳入・歳出ではなく、筆者の家計における区分についての話。 一般会計は前回の記事で挙げたような平素の支出、特別会計はそれ以外の支出である。特…
ファイナンシャルプランナーによる家計診断。診断する側もされる側も自分である。①水道光熱費<現状> 水道は公営であるので、一択。ガスは、提供会社との契約。電気…
2022年度から2024年度の3年間を平均して、年間の電気代は10万円、ガス代は5万5千円。世間の平均(2人世帯)と比べて、同じくらいか、ちょっと少ないくら…
フライヤーを見るかぎり、超・有名曲を新進気鋭の指揮者と独奏者で奏でると思しきプログラム。熊倉優は今日(7/5)の演奏会で初めて名を知るので、コンサート開始前…
カリーナ・カネラキスは存じ上げないので、事前にプロフィールを確認した。彼女は指揮者でもあり、ヴァイオリン奏者でもある。ジュリアード音楽院指揮科では、アラン・…
株価が上昇すると消費が増加するとよく言われるが、個人消費の資産効果について日銀の展望レポート(2016年4月)から引用しよう。 保有する株式の時価が10…
2025年度第1四半期(4~6月)に鑑賞したコンサートは、以下のとおり17回。コンサートごとに一言――詳細は【コンサート感想】の各記事をご覧ください――記し…
新年度入りして、はや3か月が経過した。この間、地政学的にも、貿易政策の面でも、大きな変化があったけれども、日米の株式市場は意外に強かった。第1四半期における…
家内は園芸にいそしんでいる。きゅうりやプチトマト、レモンやオリーブなど。ワタシも食卓でおいしくいただいている。食べるものばかりでもなく、薔薇などもあり、ワタ…
このシーズンで読響マチネの定期会員券を購入した理由の一つに、サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付き」を聴きたかったのがある。正確に言えば、東京オペラシテ…
日経の「経済教室」に掲載された「不動産市場の実像」(全3回)のうち、「その3」となる今回の副題は、「住宅の投資財化が生む弊害」(5/21朝刊)である。 まず…
日経の「経済教室」に掲載された「不動産市場の実像」(全3回)のうち、「その2」となる今回の副題は、「高コスト化する都市づくり」(5/20朝刊)である。 「住…
ヴァイグレが指揮する読響は、去年の4月以来。ヴァイオリン協奏曲と交響曲があって、コルンゴルトとベートーヴェンの4番だった。今日(6/24)も、チャイコフスキ…
今回から、日本経済新聞の「やさしい経済学」ではなく、そのコラムの右にある本格的な解説記事「経済教室」の感想を記そうと思う。タイトルは「不動産市場の実像」で、…
東京都は、家計支援と熱中症予防を目的として、6月(または7月)から4か月間、一部の水道区域を除き料金を無償化する一方、千葉県は、老朽化対策や経費増を背景に、…
行くべきか、行かざるべきか、それが問題だ。2週間後に都響で同曲の演奏会もある。ペルトコスキ、やっぱり気になる。行こう。初心に帰って、NHKホールの“いい”席…
前回のおさらいをエクセルシートで示してみよう。金額の単位は、万円である。 100歳まで受給して、利益相当3,138万円、率にして66%以上となる。 さて、…
現行制度で保険料総額と年金見込み額を計算してみよう。 22歳就職、65歳退職、厚生年金加入期間43年(516月)、就職から退職までの平均年収(給与+賞与)を…
これから本ブログで紹介していく『勤労者のための悠々自適マニュアル』の目次です 第1章 人生のグランドデザイン 第1節 「勤労者」から「自適人」への転身 第…