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古墳時代のDNA分析結果に当惑する研究者たち NHK フロンティア「日本人とは何者なのか」の衝撃
NHK フロンティア「日本人とは何者なのか」 ⑴ 驚きのインドシナ半島のマニ族の姿 タイのパッタルンというところの森の奥地。そこに古くから、孤立してくらす森の民がいた。はるか古代から変わらぬ生活をしており、そのDNAは縄文人と近似しており、
隋書倭国伝(岩波文庫)に記された婦が夫の家に入る際に犬〔火〕を跨ぐ、とあることについて、犬の可能性について検討(1)してきたが、現在も世界の各地で報告されている火に関わる婚姻儀礼とすることがやはり妥当であり、さらにこのことが九州の地を裴世清が見聞してい
去勢の有無で騎馬民族は否定できない。司馬遼太郎氏に一本とられた佐原真氏
佐原氏の『騎馬民族は来なかった』では、騎馬民族説の江上波夫氏に、馬の去勢の有無で反撃を試みている。秦始皇帝陵の馬俑は去勢を示す形状になっており、東アルタイパジリク古墳の殉葬馬も六十九頭完全に去勢であったという。確かに、日本では去勢の慣習はない。その例と
日本には馬を去勢する習慣がなかったから騎馬民族は来なかったという主張は、去勢をしない習慣であった北方民族の存在からも成り立たないのである。逆に、馬の犠牲行為が馬の導入とともに早くから行われていることが、多数の騎馬遊牧民の移住を示していると考えられない
古墳時代の馬具の研究が着々と進んできている。ある研究者は三燕初期(前燕337-370年)の鑣轡(ひょうくつわ)や装飾金具が間髪を入れず、四世紀前半の半島南端に到達したことに驚かされるという。馬文化が列島に入るラインが早くに出来ていたようだ。 桃崎祐輔氏は各地
スサノオの奇妙で乱暴な行為の数々は、北方騎馬遊牧民にとっては普通の習俗であることを、山口博氏は明らかにしている。(こちら) 他にも同じように日本書紀や古事記には、騎馬遊牧民ら大陸の文化で見ないと理解できない記述がいくつも見受けられる。 古事記のヤマト