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自己免疫性甲状腺機能低下症のページを更新本来自分の体を守るための免疫が自分自身の甲状腺を攻撃することにより起こる病気です。この異常な免疫反応を自己免疫と呼びます。自己免疫により甲状腺に慢性の炎症が起こると、甲状腺が腫れてきたり、逆に縮んだりします。病気が進行すると、甲状腺ホルモンの分泌が低下してきます。甲状腺機能検査の結果で、FT4が正常範囲内でTSHが正常範囲よりも高い値の場合に潜在性甲状腺機能低下症と判定します。TSHは脳下垂体から分泌されるホルモンで、体にとって甲状腺ホルモンが不足すると、脳下垂体はTSHの分泌を盛んにして甲状腺を刺激し、甲状腺ホルモンの分泌量を正常に戻そうとします。甲状腺機能が低下し始めると、まず最初にTSHが上昇し、さらに進行するとFT4も低下します。FT4が低下していない軽い段...自己免疫性甲状腺機能低下症