メインカテゴリーを選択しなおす
【JC12】日本の家猫における抗猫コロナウイルス抗体の保有状況
国内の猫における猫腸コロナウイルス(Feline enteric corona virus [FECV])の疫学調査の報告を紹介します。動物病院がある地域レベルでこの論文のような疫学調査ができたら面白いですよね。
リン酸化特異的抗体のページを更新タンパク質のリン酸化は、セリン、スレオニン、またはチロシン残基にリン酸基が付加されることであり、細胞シグナルを膜から核に伝達するために利用される重要な細胞プロセスです。タンパク質のリン酸化は、酵素の活性化または不活性化のきっかけとなる構造変化を引き起こす可能性があります。リン酸化特異的抗体は、タンパク質のリン酸化体のみを検出する一次抗体で、リン酸化されたセリン、スレオニン、チロシン残基を識別します。一般的なリン酸化タンパク質の評価は、ターゲットの全タンパク質(リン酸化されたタンパク質とリン酸化されていないタンパク質の両方を認識する一次抗体を使用)と、リン酸化特異的な抗体を用いて検出することでタンパク質のリン酸化の割合が評価されます。リン酸化特異的抗体を使用する前に、その抗体...リン酸化特異的抗体
タンパク質の発現を検討する時,ELISA法・WB法・IHC法などでタンパク質の検出を試みます.実験には特異抗体が必要ですが,市販抗体は対象動物が限られているため,その抗体が目的の動物に使用できるかの検証が必要です.本記事では抗体の交差反応を確認する方法をまとめました.
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(抗TPO抗体)のページを更新自己免疫性甲状腺疾患であるバセドウ病や橋本病の患者血清中に多く存在する抗マイクロゾーム抗体は、甲状腺マイクロゾーム分画の甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO:thyroidperoxidase)に対する抗体であることがわかり、抗TPO抗体と称するようになった。抗TPO抗体は甲状腺細胞に対する細胞障害作用を有し、自己免疫性甲状腺疾患が疑われる場合に行なわれる。甲状腺組織の崩壊に伴う腫大(甲状腺腫)がみられ抗体陽性の場合は、バセドウ病や橋本病を考える必要がある。また治療経過観察にも有用であると評価されている。<出典:日本リウマチ学会>■異常値バセドウ病,橋本病,甲状腺腫,糖尿病,特発性粘液水腫,膠原病⇒抗原と抗体抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(抗TPO抗体)
抗アセチルコリン受容体抗体(抗AChR抗体)のページを更新神経筋接合部の後シナプス膜上に局在しており,神経伝達物質であるアセチルコリンに応答する受容体で,筋収縮を作動させる役割を持つ。抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体)については,Lindstromらが1976年,重症筋無力症(MG)患者血清中に高率かつ特異的に出現することを明らかにした。抗アセチルコリンレセプター抗体(抗AChR抗体)は,アセチルコリンレセプター(AChR)に対して産生される自己抗体で,後シナプス膜上のAChRに質的,量的変化を惹起させ外眼筋,眼球筋,四肢筋等の易疲労性や筋力の低下を主訴とする重症筋無力症(myastheniagravis:MG)の発症に重要な原因物質であり,MGの診断および治療経過の指標として広く利用されて...抗アセチルコリン受容体抗体(抗AChR抗体)
抗好中球細胞質抗体(ANCA)のページを更新抗好中球細胞質抗体(anti-neutrophilcytoplasmicantibody:ANCA)は、白血球の一種である好中球の細胞質内顆粒とリソソームを対応抗原とする自己抗体の総称です。ANCAはANCA関連血管炎において、顕微鏡的多発血管炎(microscopicpolyangiitis:MPA),多発血管炎性肉芽腫症(granulomatosiswithpolyangiitis:GPA),好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(eosinophilicgranulomatosiswithpolyangiitis:EGPA)を含む診断に役立つ自己抗体であり、疾患活動性を反映するマーカーとして有用です。間接蛍光抗体法の蛍光染色パターンによりP(perinuclear)...抗好中球細胞質抗体(ANCA)
抗ガングリオシド抗体のページを更新ギラン・バレー症候群(Guillain‐Barresyndrome、GBS)の血清中に各種ガングリオシドと反応する自己抗体が検出されることが明らかにされています。特にIgG抗GM1抗体はGBSの約半数に検出され、最もよく検査されています。抗ガングリオシド抗体は、健常者や他の神経疾患で検出されることはまれで、検出されても低力価です。また、発症早期から血清中に検出されるため、病初期におけるGBSの補助診断マーカーとして有用です。血清中IgG抗GM1抗体の検出はGBSの鑑別診断に有用であり、GBSが疑われた時点で本検査を行うことで早期治療の開始、早期回復、後遺症の軽減が期待できます。<出典:Wikipedia>*COVID-19mRNAワクチンによる障害報告のレビューにギラン・...抗ガングリオシド抗体
抗ヒストン抗体(Anti-histone antibodies)
抗ヒストン抗体(Anti-histoneantibodies)のページを更新抗ヒストン抗体(Anti-histoneantibodies)とは、抗核抗体ファミリーのサブセットである自己抗体であり、特にヒストンタンパク質サブユニットまたはヒストン複合体を標的とします。これらは、1959~1960年にエリテマトーデスの細胞原因の研究においてHenryKunkel、HRHolman、HRGDreicherによって初めて報告されました。現在でも、抗ヒストン抗体は全身性エリテマトーデスのマーカーとして使用されていますが、シェーグレン症候群、皮膚筋炎、関節リウマチなどの他の自己免疫疾患にも関与していると考えられています。抗ヒストン抗体は、薬剤性狼瘡のマーカーとして使用できます。ヒストンはタンパク質の複合体であり、その...抗ヒストン抗体(Anti-histoneantibodies)
自己抗体(Autoantibody)のページを作成中自己抗体(Autoantibody)とは、自己の細胞ないし組織に対して産生される抗体のこと。抗体とは本来、体に入り込んだ異物(細菌やウイルスなど)を攻撃したり、体の外に排出したりするはたらきを担うたんぱく質で、自分自身を攻撃するためにつくられるものではありません。しかし、体内の成分が異物と勘違いされたり、異物と似た物質に変質してしまうことで、自分自身の体に対してはたらき、ダメージを及ぼす抗体がつくられてしまうことがあります。自己抗体の産生は,遺伝子的素因,ホルモン,治療薬,環境因子(ウイルス・毒物)などによって引き起こされると考えられています。自己抗体は自己免疫疾患に関連しており,有用なバイオマーカーであることが示唆されています。種類メモ抗核抗体(ANA...自己抗体(Autoantibody)
非中和性抗体(結合抗体)のページを更新非中和性抗体(結合抗体)は、病原体に特異的に結合するが、病原体の感染性を妨げることはない。これは、適切な領域に結合しないことが原因となる可能性がある。非中和抗体は、粒子にフラグを立て、それが標的化されたことを免疫細胞に対して知らせるため重要な役割を果たす。その後、粒子は処理されて、その結果、動員された免疫細胞によって破壊される。一方、中和抗体は、免疫細胞を必要とせずに抗原の生物学的効果を中和することができる。場合によっては、ウイルス粒子に結合している非中和抗体または不十分な量の中和抗体が、宿主細胞への取り込みを容易にするために、いくつかのウイルス種によって利用されることがある。この機構は、抗体依存性感染増強として知られている。これはデングウイルスやジカウイルスで観察さ...非中和性抗体(結合抗体)
コロナの感染性粒子はウイルスだけではなく、Abs(抗体)も空気感染する
最近若者のコロナ陽性患者が多くなっています。その多くがワクチンを打った人であり、しかも何回もワクチンを接種している人が重症化傾向にあったり、後遺症が長引いたりしています。ウイルスそのものは重症化しにくく変化していますのに、それはなぜでしょうか?なんと、感染性粒子はウイルスだけではなく、Abs(抗体)も空気感染することが明らかになっています。エアロゾルを介した抗体が伝達してコロナ症状を起こさせる?今まで全く認識されていないメカニズムだと思います。EvidenceforAerosolTransferofSARS-CoV2-specificHumoralImmunityRossM.Kedl,(UniversityofColoradoAnschutzMedicalCampusSchoolofMedicine)【感...コロナの感染性粒子はウイルスだけではなく、Abs(抗体)も空気感染する
■あらすじ ●一条文華…IQ200で貞子を解明●前田王子…占い師、うざい●感電ロイド…ヒッキー、ネットに詳しい●Kenshin…人気霊能力者●一条双葉……
抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPO-Ab)のページを更新抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPO-Ab)は、甲状腺自己抗体として、サイログロブリン抗体とともに代表的なものである。従来は抗マイクロゾーム抗体といわれ、甲状腺マイクロゾーム分画に存在する物質に対する抗体であった。この抗体の主要抗原は甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)であることが分かり、抗TPO抗体と呼ばれるようになった。抗TPO抗体は細胞障害性があり、甲状腺組織の崩壊に伴う腫大(甲状腺腫)がみられる場合にまず測定される抗体である。バセドウ病の90%、橋本病のほぼ100%で抗TPO抗体が高値を示す。甲状腺ホルモン投与で低力価になることがあり、妊娠や出産で変動することがある。特に産後3~6カ月で免疫抑制状態からの反跳現象で値が上昇することがある。<出典...抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPO-Ab)
バイスペシフィック抗体(BsAb)のページを更新バイスペシフィック抗体(BsAb)は、2種類のユニークな個別抗原(または同じ抗原の異なるエピトープ)に同時に結合することが可能な抗体です。BsAbは主に、細胞障害性免疫エフェクター細胞を癌細胞に誘導し、antibody-dependentcell-mediatedcytotoxicity(ADCC)やエフェクター細胞による細胞障害作用などにより、癌細胞に対する殺傷力を増強するために利用されています。BsAbは2種類の異なる抗原に結合します。一方のアームが癌抗原に結合し、もう一方のアームがT細胞表面のCD3抗原決定基に結合します。このように、癌細胞とエフェクター細胞をクロスリンクすることでT細胞が近傍で活性化され、高い細胞障害性が得られます。バイスペシフィック...バイスペシフィック抗体(BsAb)
抗体依存性細胞傷害(ADCC)のページを更新抗体依存性細胞傷害、又は、抗体依存性細胞介在性細胞傷害(antibody-dependentcell-mediatedcytotoxicity;ADCC)とは標的細胞の表面抗原に結合した抗体のFc部位がナチュラルキラー細胞、マクロファージ、好中球、好酸球などのエフェクター細胞のFc受容体と結合する事で、抗体依存的に誘導される細胞傷害活性である。この機構は獲得免疫後の細胞性免疫機構の一つであり、主にII型アレルギーに関与している。ADCCは、体液性免疫反応の一部である抗体が、感染を抑制するために働くメカニズムの一つである[2]。初期よりナチュラルキラー細胞とIgG抗体との相互作用が知られているが、好酸球とIgE抗体との相互作用による殺寄生虫能力等も知られている。一...抗体依存性細胞傷害(ADCC)
単細胞は人類にまで進化を遂げたということと、細胞ですらないウィルスや抗体も変異をして進化しうるということだ。 なんと不思議な世界だろう。そう思うのは人間だけか?
【感想】3回目でつく「基礎免疫」 そのためにも3回目のワクチン接種を - 記事詳細|Infoseekニュース
3回目でつく「基礎免疫」 そのためにも3回目のワクチン接種を - 記事詳細|Infoseekニュース東京都医師会副会長で「平成立石病院」理事長の猪口正孝氏が12月28日、ニッポン放送「モーニングライフアップ今日の早起
今年もよろしくお願いします。正月早々恐ろしいデータの紹介ですが、コロナワクチン接種後、・接種2回目から時間の経過と共にIgG3が最大ゼロにまで減少する・接種3回目からIgG4が異常値といわれる水準まで上昇するというサイエンスのデータがあります。Classswitchtowardsnon-inflammatory,spike-specificIgG4antibodiesafterrepeatedSARS-CoV-2mRNAvaccination【RNAワクチンは、SARS-CoV-2のパンデミックに対する効率的な予防策である。高レベルの中和SARS-CoV-2-抗体は、ワクチン誘発免疫の重要な構成要素である。最初の2回のmRNAワクチン投与後まもなく、IgG反応は主に炎症性サブクラスIgG1およびIgG3か...コロナワクチンによるIgG3減少とIgG4の異常増加
東大免疫学の新田准教授の免疫とワクチンの問題がわかりやすい!
東京大学大学院医学系研究科病因・病理学専攻免疫学講座准教授の新田剛先生が免疫の複雑なシステムの話とワクチンの話を分かりやすく説明されています。https://www.youtube.com/watch?v=5dxZ5L6QQQ8無料で素晴らしい講義を聴くことができます。実にヒトの免疫システムは複雑です。抗体の働きはほんの一部であることがわかります。聞きなれない「γδT細胞」などもでてきます。γδT細胞・・・粘膜組織に存在し血液やリンパ組織には少ないMHCクラス1,2を認識しない病原体に感染した細胞の代謝の変化を読み取るということで、病原体のタンパク質のアミノ酸配列を認識するαβT細胞(ヘルパーやキラーなど)とは異なる働きがあるそうです。γδT細胞はワクチンでは増えないmRNA-LNPワクチンでは粘膜IgA...東大免疫学の新田准教授の免疫とワクチンの問題がわかりやすい!
LAG-3 (lymphocyte activation gene-3)
LAG-3(lymphocyteactivationgene-3)のページを更新LAG-3(lymphocyteactivationgene-3)はT細胞の増殖、活性化およびエフェクター機能を抑制方向に制御する受容体です。現在、LAG-3のリガンドとして確認されているのはMHCII分子のみです。そのため、多くの研究で、LAG-3とMHC-IIの相互作用を阻害するモノクローナル抗体のもつ抗腫瘍活性を評価する臨床試験が行われています。しかし、LAG-3とMHC-IIの相互作用を阻害しないいくつかの抗体においても、T細胞の機能を促進する抗腫瘍活性があることがわかっています。例えば、抗マウスLAG-3抗体として代表的なC9B7Wは、invivoとinvitroの両方でT細胞の活性を増強することが知られていますが、...LAG-3(lymphocyteactivationgene-3)
インターロイキン-6(IL-6)のページを更新インターロイキン-6(Interleukin-6,IL-6)はT細胞やマクロファージ等の細胞により産生されるレクチンであり、液性免疫を制御するサイトカインの一つである。IL-6は1986年に相補的DNA(cDNA)がクローニングされ、以降IL-6は種々の生理現象や炎症・免疫疾患の発症メカニズムに関与していることが明らかになった。IL-6受容体は分子量130kDaの糖タンパク質であるgp130(CD130)と会合して細胞内にシグナルを伝える。gp130はIL-6受容体以外にもIL-11受容体をはじめ、白血球遊走阻止因子(LeukemiaInhibitoryFactor、LIF)、オンコスタチンM(OSM)、毛様体神経栄養因子(英:CiliaryNeurotrop...インターロイキン-6(IL-6)
近いうちコロナワクチンを接種する予定です。今回で、(やっと)3回目。オミクロン対応のBA1です。現在の最新ではBA4-5が出ているそうなので、ちょっと古いタイプになります。最新を希望しましたが、そのクリニックでは入ってこないとのこと。背に腹は変えられないので
相変わらずコロナワクチンで抗体が増えれば感染が防げると思っている方が多いようです。抗体には主に、分泌型と循環型に分かれます。分泌型IgA:呼吸器と腸管を覆う粘膜の真下にある免疫細胞(リンパ球)によって産生されます。これらのリンパ球によって産生される抗体は、粘膜を通して、そして粘膜の表面に分泌されます。これらの抗体は空中浮遊ウイルスに対応するために手元にあり、ウイルスの結合や細胞の感染を防ぐことができる可能性があります。循環型IgGおよびIgA:血流に見られます。これらの抗体は、血流を介して拡散しようとする感染性病原体から体の内臓を保護します。今のコロナワクチンは、筋肉、つまり体内に注射されますので、分泌型IgAではなく循環型IgGとIgAのみを誘導します。このような抗体では、オミクロンなどの感染から粘膜を...ワクチンで抗体が増えても無意味
新型コロナウイルスのオミクロン株の一つ「BA.5」は、それ以前のオミクロン株(BA.1やBA.2)に「ブレークスルー感染」した人が獲得した免疫でも効きにくくなっています。したがって、従来の株に加えて、オミクロン株の「BA.1」にも対応した新型コロナウイルスのワクチンを接種しても無意味です!オミクロン株「BA.5」、感染やワクチンでできた「抗体」の効果は9/22(木)7:20配信【新型コロナウイルスのオミクロン株の一つ「BA.5」は、それ以前のオミクロン株(BA.1やBA.2)に「ブレークスルー感染」した人が獲得した免疫でも効きにくくなっている。そんな研究結果を、国内の研究者チームが発表した。動物実験では、BA.5の方が重症化しやすくなっていることも分かった。チームは、東京大医科学研究所や北海道大などの研究...「BA.5」で再感染しやすい理由
抗サイログロブリン抗体(Tg-Ab)のページを更新橋本病、バセドウ病の診断に有用な自己抗体。TPO抗体と同時に測定すると陽性率がアップ。サイログロブリンは甲状腺濾胞細胞に含まれる分子量約330,000の糖タンパクで、これに対する自己抗体を抗サイログロブリン抗体といい、マイクロゾーム抗体と共に代表的な甲状腺の自己抗体である。自己免疫性甲状腺疾患において古くから間接凝集法による抗サイログロブリン抗体(TGHA)が測定されてきたが(サイロイドテスト)、より高感度な定量測定が主流になってきている。自己免疫性甲状腺疾患が疑われる場合はTPO抗体(抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体)を同時に測定するのが望ましい。橋本病での陽性率は75~80%、バセドウ病では50~60%程度といわれる。びまん性の甲状腺腫を触診し硬度が固い場...抗サイログロブリン抗体(Tg-Ab)
【自分を信じていたらコロナなんて怖くない】 🌟LINE公式に ご登録いただいた方に2大プレゼント❣️🌟1,「自然の力」がわかる 動画2, あなたの思考や…
抗RNAポリメラーゼⅢ抗体のページを更新抗RNAポリメラーゼⅢ抗体は、全身性強皮症の自己抗体検査。びまん皮膚硬化型全身性強皮症にきわめて特異性が高い。全身性強皮症は、皮膚や内臓の硬化を主訴とする原因不明の自己免疫疾患である。一般に、びまん皮膚硬化型全身性強皮症は全身性強皮症として典型的な病態を示す。皮膚硬化範囲が全身に及び、臨床経過も急速に進行して重症となる場合が多い。抗RNAポリメラーゼⅢ(抗RNAPⅢ)抗体は、このびまん皮膚硬化型全身性強皮症にきわめて特異性が高い。日本人では、びまん皮膚硬化型全身性強皮症の約70%が抗Scl-70抗体陽性、約20%が抗RNAPⅢ抗体陽性とされるため、両抗体を測定することはDiffuse型強皮症の診断に大変有用である。一方、限局皮膚硬化型全身性強皮症は皮膚硬化範囲が肘お...抗RNAポリメラーゼⅢ抗体
抗RNP抗体のページを更新抗RNP抗体は、広く自己免疫疾患で陽性となる自己抗体の一つ。抗Sm抗体陰性で抗RNP抗体が陽性であれば、混合性結合組織病を疑う。抗RNP抗体とは、ENA(extractablenuclearantigen)に対する自己抗体の一種である。リボ核蛋白(ribonucleoprotein:RNP)に対する抗体、すなわち抗RNP抗体は、Rnaseに感受性の抗ENA抗体で、非ヒストン核蛋白抗原に対する抗核抗体の一つである。抗ENA抗体には大別して抗RNP抗体(Rnase感受性抗体)と抗Sm抗体(Rnase抵抗性抗体)があり、通常は抗Sm抗体が陽性であれば抗RNP抗体も陽性になることが多い。抗RNP抗体は広く自己免疫性疾患で陽性になり、さらに抗Sm抗体も陽性の場合にはSLE(全身性エリテマト...抗RNP抗体
抗ガラクトース欠損IgG抗体のページを更新抗ガラクトース欠損IgG抗体は、関節リウマチにおいて増加。従来のリウマチ因子よりも活動性を鋭敏に反映し、高い陽性率を示すといわれる。抗ガラクトース欠損IgG抗体は、関節リウマチ(RA)患者血中のIgG糖鎖の構造解析の成果をもとに確立されたリウマチ因子を検出する検査である。RA患者由来のIgG糖鎖は、健常者のIgGに比べてガラクトースが顕著に欠損しており、こうした構造異常がRAの発症やリウマチ因子の産生に関与する可能性が示唆されている。すなわち、ガラクトース欠損IgGはRA患者血中に出現するリウマチ因子のより良いreactantと考えられる。これに加えて、(自己抗体としての)免疫グロブリンに共通の糖鎖部分を認識するビオチン化レクチンの結合を介したアビジン-ビオチン系...抗ガラクトース欠損IgG抗体
抗DNA抗体のページを更新抗DNA抗体には、2本鎖DNAに反応するものと、1本鎖DNAのみと反応するものの2種類がある。検査法には主に1本鎖DNA抗体を検出するPHA法と、2本鎖DNAに特異的なRIA法があるが、PHA法はすでに検査が中止となっている。抗DNA抗体を測定する目的は膠原病の診断にあるが、RIA法で検出されるIgG型抗2本鎖DNA抗体は活動期の全身性エリテマトーデス(SLE)に特異的に出現するため、SLEの診断に有用であり、よく用いられている。一般に抗DNA抗体の力価は活動性に関連があり、急性活動期に陽性率、抗体価とも上昇し、非活動期には低下する。ステロイド剤や免疫抑制剤の投与により陰性化することがあるので注意を要する。<出典:LSIメディエンス>■高値を示す病態全身性エリテマトーデス(SLE...抗DNA抗体
第7波の陽性者数が減りつつある中、古い型の抗体をたくさん作る必要があるでしょうか?松野官房長官は、記者会見で「職域接種をこれまでと同様に実施することも含め、検討している」などと述べ、オミクロン株に対応したワクチンの接種を進めるため、職域接種や、東京と大阪の自衛隊の大規模接種会場の利用などを検討していることを明らかにしました。でも、日本のオミクロン株に対応したワクチンの接種というのは、武漢型とBA.1用の2価ワクチンです。日本で接種予定の武漢型とBA.1用の2価ワクチンが効果がない理由で示したように、今流行りのBA.5には効果が期待できません。脇田隆字さんが座長をやっているワクチン分科会で『2価ワクチンにすると武漢単独で打ち続けるよりも良いことが期待される』とか『BA.5に対する抗体がより早くより多く作られ...今古い型の抗体をたくさん作る必要がありますか?
抗平滑筋抗体のページを更新平滑筋に対する自己抗体。自己免疫性肝炎で高率に検出される。抗平滑筋抗体は、筋タンパク成分であるアクチンに対する自己抗体である。自己免疫的機序の関与する肝炎で検出される事が多く、ルポイド肝炎を含む自己免疫性肝炎,慢性活動性肝炎や原発性胆汁性肝硬変(PBC)などでの出現率が高い。このうち自己免疫性肝炎は女性に多く見られ、肝硬変への進行が早く、ステロイドが有効な慢性肝疾患であり、抗核抗体の出現や発熱などの全身症状を特徴とする。抗平滑筋抗体が陽性と判明した場合、ルポイド肝炎の診断にはLE細胞現象陽性、抗核抗体陽性、γ-グロブリンの増加、肝炎ウイルスマーカーの陰性をみる。PBCでは抗ミトコンドリアM2抗体陽性が診断の手がかりとなる。抗平滑筋抗体の疾患特異性は比較的高く、通常、SLEやRAで...抗平滑筋抗体
抗核抗体(ANA)のページを更新抗核抗体(antinuclearantibody:ANA)とは、真核細胞の核に結合する抗体群の総称です。膠原病が疑われた場合のスクリーニング検査として利用される。検査法には関節蛍光抗体法(indirectfluorescentantibodymethod;IFA)、酵素結合免疫吸着測定法(enzyme-linkedimmunosorbentassay;ELISA)、蛍光酵素免疫測定法(fluoroenzymeimmunoassay;FEIA)の3種類の方法があり、多くの場合にはIFA法による測定が行われます。IFAでは染色パターンからある程度の対応抗体を推測できます。例えばdiscretespeckledの場合には抗セントロメア抗体とほぼ判定できます。ELISAでは膠原病に...抗核抗体(ANA)
4回目のワクチンを打った。4回目のワクチンの効果を少し調べると、「感染率、および、重症化率を低下するのに有効であるが、過去の接種で得られた抗体により変異型に対する抗体ができにくくなる抗原原罪や、ウイルスの感染やワクチンの接種によって体内にできた抗体が、ウイルスの感染や症状をむしろ促進する抗体依存性感染増強などが起こり得る可能性がある」と書いてある。という事は、5回目以降は、ワクチンを打たないほうが良...
妊婦の抗体は生後6カ月未満の乳児のCOVID-19の重症化を減らす!?
2022年8月4日(木)今日は久しぶりの雨。東北地方の方、水害大丈夫でしょうか。降るとゲリラ豪雨、降らないと猛暑。どんどん気候がおかしくなってきているのを感じます。さて、職場のクラスターですが患者さんの方は落ち着いてきました。一安心です。職員はまだちょこちょこ出ているので気を抜けませんが。日々情勢は変わってきます。柔軟に対応したいと思います!ゴン太くん、バランス椅子に立てたました!!得意げ(笑)今日は気になる文献の紹介をしたいと思いま
今更ですが誰にでも有りうる!副大統領ハリスさんがコロナウイルス(Covid-19)に感染!
ハロ~♪きっと全米中でも最大限周りのブレイン共々感染には気をつけておおられるであろう政府の方々。副大統領のカマラ・ハリスさん(57歳)がコロナウイルスポジティブ(感染した)になったそうで。まあそう言うこともあるでしょう。人一番色々なことをしないといけないし色
息子から連絡。現役時の1回生の時にある疾病のワクチン3回打ってるのだけど今回調べてみたら抗体がついてなかったらしくまた実費で3回打つ必要があるとのこと。3回も打ってるのに抗体が付かなかったなんてそんなことある~?!・・・ま、あるんでしょう。だから抗体つい
今日は冬に逆戻りの気候でしたね。寒くてストーブもつけっぱなしの一日でした。 元気になってきてふと思った疑問がいくつか。 感染したら、回復後にコロナの抗体はどれくらいついているんでしょうか? また、ワクチン接種は普通に受けていいのか?少し間を
本記事は,研究室や会社にある抗体は使ったことあるけど,自分で抗体を探したことがない人に向けて書きました.実験で使う抗体の探し方・選び方をまとめています.あなたは実験に最適な抗体を探すことが出来ますか?
抗体のクラスとかサブクラスは,気にしたことありますか?免疫に関わる研究をしている人は,当たり前ですよね.でも,抗体の種類って,それ以外の人も知っておいた方が良い情報ですよ!