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mRNAワクチンによって誘導されたIgG4抗体は免疫系を抑制する
2023-01-03の記事で「コロナワクチンによるIgG3減少とIgG4の異常増加」というサイエンスの論文を紹介しましたが、mRNAコロナワクチンによって誘導されたIgG4抗体はスパイクタンパク質に対する「免疫寛容を生み出す」という論文。つまり免疫が極端に弱まるという論文が多数出ています。最近、アメリカ、サウジアラビア、エジプト、カナダ、メキシコなど複数の国の医学者たちによる論文が発表されました。「mRNAワクチンによって誘導されたIgG4抗体は、免疫系を抑制することによってスパイクタンパク質に対する免疫寛容を生み出す」とするものでした。分かりやすい解説がmRNAワクチンによって誘導されたIgG4抗体は、免疫系を抑制することによってSARS-CoV-2のスパイクタンパク質に対する免疫寛容を生み出すIgG4...mRNAワクチンによって誘導されたIgG4抗体は免疫系を抑制する
かつて「コロナワクチンの効果は3ヶ月しかもたないから何度もワクチンを打て」とか言われていたのに「6回目のワクチン接種の話が出ない」と思われている人がまだいるようです。相変わらず抗体の量が減ってきたからワクチンを接種しなければと考えている人も多いと思います。免疫系の全抗体の約80%を占める重要な血清抗体はIgGです。クラススイッチは、B細胞がIgGの産生に努力を向け直すことです。まず、IgMのような一般的な免疫グロブリン細胞を産生します。しかし、侵入する病原体が思ったよりも丈夫であることに気付いたら、感染を防ぐためにより効果的なIgGの産生に切り替えます。クラス切り替えが行われた後、B細胞は、他の効果の低い免疫グロブリン細胞の代わりに異なるタイプのIgGを放出します。感染の重症度に応じて、IgGの比率も異な...6回目のワクチン接種の話が出ない
今年もよろしくお願いします。正月早々恐ろしいデータの紹介ですが、コロナワクチン接種後、・接種2回目から時間の経過と共にIgG3が最大ゼロにまで減少する・接種3回目からIgG4が異常値といわれる水準まで上昇するというサイエンスのデータがあります。Classswitchtowardsnon-inflammatory,spike-specificIgG4antibodiesafterrepeatedSARS-CoV-2mRNAvaccination【RNAワクチンは、SARS-CoV-2のパンデミックに対する効率的な予防策である。高レベルの中和SARS-CoV-2-抗体は、ワクチン誘発免疫の重要な構成要素である。最初の2回のmRNAワクチン投与後まもなく、IgG反応は主に炎症性サブクラスIgG1およびIgG3か...コロナワクチンによるIgG3減少とIgG4の異常増加