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今回は犬の行動から性格を評価する人工知能(AI)アルゴリズムの開発を試みた論文を紹介します。研究チームが開発したAIアルゴリズムは、犬の5つの異なる性格タイプを特定しました。実用にはまだまだ時間を要するでしょうが、人間と犬の暮らしにもAIを利用する未来はいずれ訪れるでしょう。
【JC12】日本の家猫における抗猫コロナウイルス抗体の保有状況
国内の猫における猫腸コロナウイルス(Feline enteric corona virus [FECV])の疫学調査の報告を紹介します。動物病院がある地域レベルでこの論文のような疫学調査ができたら面白いですよね。
【JC11】超音波検査で胆泥が同定された犬を12ヵ月間観察研究
私が勤務した動物病院は胆泥が蓄積しているという理由で治療介入していたが、何をもってそのような判断をしたのか分からなかった。論文を調べてみると、胆泥蓄積しているだけでは治療介入の必要はなさそうだ。ますます何のため処置・処方なのか分からなくなった。
今回は幼齢の野良猫における猫免疫不全ウイルス(FIV)、猫白血病ウイルス(FeLV)、猫コロナウイルス(FCoV)の感染状況を調査した報告を紹介します。こういう疫学調査を各動物病院で展開できたら面白いな~
【JC09】ALT上昇と胆嚢壁の異常は犬のアナフィラキシーのバイオマーカーとなりうる
修 こんちには! 獣医師の修です。 今回読んだ論文は "Elevation of alanine transaminase and gallbladder wall abnormalities as biomarkers of a
【JC08】日本における猫のワクチン接種後のアナフィラキシー
ワクチン接種後の猫の重篤な副反応について、2004年4月から2019年3月までの15年間に農林水産省に報告された316症例を調べた論文を紹介します。
【JC07】日本で犬の狂犬病予防接種後に確認されたアナフィラキシー症例
修 こんちには! 獣医師の修です。 ジャーナルクラブ7回目は "Anaphylaxis after rabies vaccination for dogs in Japan" です。 文献の詳細情報は以下の通りです。 P
【JC06】乳酸リンゲル静注が犬の血漿中乳酸濃度に及ぼす影響
犬に乳酸リンゲル液を急速に静脈内投与した場合に血漿乳酸濃度がどう変化するのかを調べた論文を紹介します。「高乳酸血症の症例に乳酸リンゲルを投与してはいけない」と言う院長が多いけど、「その理由が大切だよね!」って感じました。
【JC05】1次診療施設における猫の嘔吐・下痢に対する加水分解食の使用
新年最初のジャーナルクラブでは、原因不明の慢性の嘔吐・下痢を呈する猫では、抗生物質やグルココルチコイド療法に頼る前に、まず単独療法として加水分解食を試すメリットがあることを示唆した論文を紹介します。
4回目のジャーナルクラブでは日本全国でFIV感染症の疫学調査をした論文を紹介します。10年以上前の論文ですが、分子疫学まで実施した貴重な文献だと思います。
ジャーナルクラブ2回目は、犬の避妊・去勢手術を行う時期を品種ごとに解析した論文です。去勢手術または避妊手術の適切な時期の提案はデータに基づいて実施したいですね。
修 こんにちは! 獣医師の修です。 将来、一次診療でEBVMを実践する獣医師となるために、本日よりジャーナルクラブを始めます。 修 文献などを読んで感じたことや疑問点を元研究者目線で展開していくよ~ それでは早速始めます! 今回読んだ論文は