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#新冷戦のブログ記事
  • 2024/01/24 09:22

    日本の国家安全保障2000年代 103

    第1章 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍(現・インド太平洋軍) 2000年代 4 第1特殊部隊群、 第1特殊部隊作戦分遣隊D、 第75レンジャー連隊 などの 日本有事、日本周辺有事 で 投入される 特殊部隊、レンジャー部隊 の 輸送、特殊作戦での航空支援任務 は 第160特殊作戦航空連隊「ナイト・ストーカーズ」 が 担当する。 第160特殊作戦航空連隊「ナイト・ストーカーズ」 には 赤外線暗視装置、 気象レーダー、 空中給油装置、 ミサイル警戒装置、 ミサイル防御装置 を 装備する ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキー MH-60Mブラック・ホーク特殊作戦ヘリコプター ユナイテッド・テクノロジーズ・シコルスキー MH-60Lブラック・ホーク特殊作戦ヘリコプター、 小型で狭所に着陸・飛行可能な マクドネル・ダグラス MH-6リトル・バード特殊作戦ヘリコプター、 小型で狭所に着陸・飛行可能で、 ハイドラ70 70mmロケット弾14発 と、 7,62mm×51弾を毎分2000発から6000発ほど発射できる M134ミニガン電動ガトリング砲 を 装備する マクドネル・ダグラス AH-6キラー・エッグ攻撃ヘリコプター、 定員55人 で 赤外線暗視装置、 気象レーダー、 地形追従レーダー、 空中給油装置 を 装備、 また 大量の燃料を搭載でき他の特殊作戦ヘリコプターに給油できる ボーイング MH―47Eチヌーク特殊作戦ヘリコプター などを 保有する。 第160特殊作戦航空連隊「ナイト・ストーカーズ」は 夜間飛行、超低空飛行、匍匐飛行 を 徹底して訓練している。 第160特殊作戦航空連隊「ナイト・ストーカーズ」 は、 1980年のイラン大使館人質占拠事件 の 人質救出作戦イーグル・クロー作戦 において 空軍C-130Hハーキュリーズ輸送機と海軍RH-53Dシー・スタリオン掃海ヘリコプター が接触、墜落し 死者8名を出しイーグル・クロー作戦が失敗したことで、 特殊作戦ヘリコプター部隊が必要と考えられたことから生まれた。 第160特殊作戦航空連隊「ナイト・ストーカーズ」 は、 第159航空大隊などを核に タスク・フォース160 として結成された。 第160特殊作戦航空連隊「ナイト・ストーカーズ」 は、 1983年に第101空挺師団(空中強襲)「スクリーミング・イーグルス」で使われていた ユナイテッド・テクノロジーズ

  • 2023/12/29 20:39

    日本の国家安全保障2000年代 96

    第3章 2008年の「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」 安倍晋三・内閣総理大臣 は、 2007年4月17日、 時代状況に適合した実効性のある安全保障の法的基盤を再構築するために 「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」 を 開催することにした。 座員 には 柳井俊二(国際海洋法裁判所判事、元・外務省)、 岡崎久彦(NPO法人 岡崎研究所理事長・所長、元・外務省)、 佐藤謙(財団法人 世界平和研究所副会長、元・防衛庁事務次官)、 西元徹也(元・防衛庁統合幕僚会議議長)、 葛西敬之(JR東海・東海旅客鉄道株式会社代表取締役会長)、 佐瀬昌盛(拓殖大学教授、防衛大学校名誉教授)、 北岡伸一(東京大学教授)、 田中明彦(東京大学教授)、 西修(駒沢大学教授)、 村瀬信也(上智大学教授)、 岩間陽子(政策研究大学院大学准教授)、 中西寛(京都大学教授) が 選ばれた。

  • 2022/04/27 23:55

    日本の国家安全保障90年代 19

    陸上自衛隊 1995年 新・防衛計画の大綱における防衛体制 1 編成定数は16万人とされ、 常備自衛官定員は14万5千人、即応予備自衛官は1万5千人とされた。 若年人口の減少とたえず90%にとどまる充足率の陸上自衛隊の実状に合わせるとともに、 危機が低下したとの認識のもとに旧・防衛計画の大綱の編成定員18万から大幅に削減される一方、 即応予備自衛官制度が導入され有事の際に対応しようとした。 平時地域に配備される部隊は9個師団と6個旅団とされた。 近代化の進む中国軍による南西地方の島嶼部占拠や、 北朝鮮によるミサイル攻撃、 ゲリラ・コマンド対処のため 沖縄の第1混成団と四国の第2混成団を旅団化して強化する一方で、 ソ連の消滅と極東ロシア軍の弱体化にともなって北海道への着上陸という危機が低下したと考えられる北海道の第5師団と第11師団が旅団化された。 第5師団は第5特科連隊と第5戦車大隊が第5特科隊と第5戦車隊に大幅に縮小される計画となった。 また、中国地方に配備される第13師団も第46普通科連隊が廃止され、 また第13特科連隊が第13特科隊に大幅に縮小、 定員7100名の乙師団から大幅に縮小・削減された定員4100名の旅団となった。 南関東と静岡・山梨を防衛地域にする第1師団と、近畿地方を防衛地域として配備される第3師団が政経中枢師団として、普通科部隊を中心とした市街戦も重視した地域防衛部隊に改変されるとした。 第3師団は第45普通科連隊(京都府・大久保駐屯地)が廃止され、定員8800人の甲師団から、定員7000人の乙師団へ降格されることとなった。 一方で、中部地方を防衛地域とする第10師団は定員7000人の乙師団から、定員8800人の甲師団へと昇格した。 有事には戦略機動師団として南関東、近畿を中心に各地に展開する。 第49普通科連隊が新設されたものの即応予備自衛官が中心である。 第13旅団は海上自衛隊の呉基地に配備されている輸送艦を利用し、有事の際の上陸部隊とされる予定であった。 北関東と長野・新潟を防衛地域とする第12師団も旅団化された。 この地方の特性である山岳地帯において迅速・有効に展開するため空中機動力が強化され、高速機動力、大量輸送力に優れるシコルスキーUH-60JAブラック・ホーク汎用ヘリコプター、ボーイングCH-47JAチヌーク輸送ヘリコプターの配備が優先して進められる予定であった。 一方で第12

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