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令和7年2月6日(木) 【旧 1月9日 先負】 立春・東風解凍(はるかぜこおりをとく)黄梅を窗《まど》に置きたり川べりの古自轉車を商ふ家居《いへゐ》 ~三好達治(1900-1964)『日まはり』Photo:オウバイ ~暦生活 早春に咲いている梅に似た黄色い花といえばまず蝋梅《ロ
#4298 ひさかたの雨も降らぬか蓮葉に溜まれる水の玉に似たる見む
令和6年7月12日(金) 【旧 六月七日 赤口】・小暑 「蓮始開」(はすはじめてひらく)ひさかたの雨も降らぬか蓮葉《はちすば》に溜まれる水の玉に似たる見む ~作者未詳 『万葉集』 巻16-3837 雑歌雨でも降らないだろうか蓮の葉に溜まった水が宝玉のようにきらめくのを見た
#4083 理髪店出できてわれの不思議さよ明日は狐を飼ふかもしれず
令和5年12月11日(月) 【旧 一〇月二九日 友引】・大雪 閉寒成冬(そらさむくふゆとなる)理髪店出できてわれの不思議さよ明日は狐を飼ふかもしれず ~小中英之(1937-2001)『過客』Photo:散髪屋SUN 最近は店先に赤・青・白のくるくる回る看板を置いている散髪屋さんをあ
#3690 銀杏が傘にぽとぽと降つてきて夜道なり夜道なりどこまでも夜道
令和4年11月13日(日) 【旧 一〇月二〇日 大安】・立冬・地始凍(ちはじめてこおる)銀杏《ぎんなん》が傘にぽとぽと降つてきて夜道なり夜道なりどこまでも夜道 ~小池光(1947-) 穂村弘著『はじめての短歌』よりPhoto:イチョウとギンナン ~tenkijp 今でこそ御堂筋の銀