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昨年3月公開の映画の紹介です監督は、シルヴィ・オハヨン。ファッションブランド“ディオール”のアトリエが舞台の、フランスのドラマ映画です。主演・出演は、ナタリー・バイ、リナ・クードリ、パスカル・アルビロ、クロティルド・クロー。(あらすじ)ディオールのオートクチュール部門、アトリエ責任者エステルは、出勤時通路上でギターを弾く女性・ジャドの歌を聞きます。すると突然エステルはバッグを奪われてしまい、ジャドは「捕まえる」と言ってギターをエステルに渡し走り出します。ところがジャドはバッグを奪ったスアドの仲間で、その後エステルは途方に暮れながら出勤するのです。バッグを開けたジャドは、ドレスのデザイン画や高価なブレスレットを見つけます。しかし、“ユダヤの星”のデザインで、宗教にまつわるものは不吉だから返して来いと言われる...「オートクチュール」
平野啓一郎「ある男」文藝春秋出版の単行本 平野啓一郎「ある男」にどはまりした一週間 「ある男」で思い出した映画「ジャック・サマースビー」 「ジャック・サマースビー」はフランス映画のリメイクだった 「ある男」がこれまでの映画と違う点 平野啓一郎「ある男」にどはまりした一週間 いやぁ~この一週間、ひさびさにどっぷりはまってしまった。 無料体験のオーディブルを活用しようと思い、選んだのが、平野啓一郎の「ある男」。 私が平野啓一郎の小説を読む(聴く)のはこれが3冊目。 最初がショパンとドラクロワの交友を描いた「葬送」、続いて恋愛小説の「マチネの終わりに」。 どちらも良かったが、「ある男」ほど惹かれたこ…
『ジャン=リュック・ゴダール 反逆の映画作家(シネアスト)』
『ジャン=リュック・ゴダール反逆の映画作家(シネアスト)』(2023.6.15.日本シネアーツ試写室)フランス映画界で革新的なヌーベルバーグを先導したジャン・リュック・ゴダール。本作は、2022年9月13日に91歳で自らこの世を去る直前、第79回ベネチア国際映画祭のノンフィクション・クラシック部門で上映されたドキュメンタリー。監督・編集は、ドキュメンタリーの編集を数多く手掛けてきたフランスの映画監督シリル・ルティ。『勝手にしやがれ』(60)『女と男のいる舗道』(62)『気狂いピエロ』(65)『彼女について私が知っている二、三の事柄』(67)『中国女』(67)に始まり、「ジガ・ヴェルトフ集団」時代を経て、商業映画に復帰した『パッション』(82)『ゴダールのマリア』(85)『ゴダールの探偵』(85)…。そして...『ジャン=リュック・ゴダール反逆の映画作家(シネアスト)』