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神経管(neuraltube)のページを更新神経管(neuraltube)は、胚盤背側の外胚葉が溝状に陥没すると同時に溝の両側が伸び出し左右が接触・融合することによって形成される。この過程を通じて外胚葉の直下や神経管の周囲には連続した基底膜が観察される。成熟した中枢神経組織の実質最外層では、アストロサイトの突起(astrocyteendfeet)が層をなし、限界膠(gliallimitation)を形成する。基底膜はこのアストロサイトの突起の層を裏打ちするように認められ、神経実質と軟膜とを隔てている(軟膜基底膜:pialbasementmembrane)。中枢神経系に出入りする血管は、軟膜の一部を伴って脳実質へ侵入する。血管の実質内への侵入に伴って血管壁の平滑筋細胞が失われるため、やがて血管の周囲は内皮基...神経管(neuraltube)