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二鶴工芸です。濃朱色箔を200番メッシュで砂子に。蒸着箔(銀台)の濃朱色箔の切廻しを200番メッシュを使って細かくしています。ぼかしに使用する予定です。竹筒に入れてその場で振り落とす方法が普通ですが、ぼかしなどの作業は事前に粉状にし、さばく筆にふくませてやる方が丁寧にできる場合もございます。決まりはありませんが・・・。濃朱色箔紛
二鶴工芸です。早くも2月になりました(^_^;)あっという間ですね!!振り砂子加工。金色ぽく見えますが、金色よりも薄い色目の中間色の箔を使っています。白地に加工しておりますので、ぱっと見、金色ぽく見えます。発色が黄色過ぎないように調整する場合はこのような中間色の箔を使います。振り砂子加工
二鶴工芸です。振り砂子加工の一部分。以前から投稿していますが、信頼していたメーカーの箔が廃盤により着色金箔、それもベーシックな金色を使うのに気を使うようになりました。ベーシックな色だけに困ります。加工方法によって他のメーカーとの使い分けをしていますが、どのメーカーも従来の着色銀箔の金色は正直不安定です。蒸着箔は安定しているので、併用して使っています。こればっかりはもうどうしようもないので、今あるもので解決していかないと仕方ないですね。今後、需要が減っていけば他のメーカーの撤退も当然あり得ます。儲からないと設備投資もできないので、採算の合わない事業の撤退は企業としては当然のことです。振り砂子加工
二鶴工芸です。金箔の切廻しパート2前回は銀箔を着色した着色金箔の断ち落とした切廻しという箔でした。今回は真空蒸着で着色した金箔の切廻しです。同じ銀台ですが厚さが薄く、皮膜系の箔になります。比重が軽く、使う側にすると空中に舞い上がりやすいのが欠点です。使う職人あるあるかもしれません(^_^;)この箔は裏表僅かな光沢の差はありますが、色ムラが無く安定しているのが良いところです。着色金箔はその名の通り、色を付けるので金色と言っても赤味や黄味など色や光沢のバリエーションがあり、私の加工だと地色によって発色が変わりますので金色っぽく見えるように箔を選択します。私は「純金箔=高い、着色金箔=安い」ではなく金箔の色や光沢のバリエーションのひとつだとイメージしています。勿論コストの関係もあります。地金の高騰で私がこの世界...金箔の切廻し2