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釣るばかりでなく食べるのも魚を理解する一つの方法だ、という言葉があって、それで魚を理解するために料理に励む。出刃、小出刃、柳刃と包丁を並べて魚に向かう。家内が横から、ちょっと小さいんじゃないのと軽く口をはさんでくるが、大小は関係ない、これはサシの勝負なんだ、釣師と魚とな、いや自然とニンゲンと言い換えてもいい、助太刀は無用だと言っておく。この日まな板に乗ったのはさっきまで響灘を泳いでいた魚だ。 そ…
お盆は釣りに行かず地獄の釜の蓋が閉じるまでひっそり家に籠ってただ飲んで食って余生の温存に励んでいた。 そういうわけで、お盆が明けたので早速運河に出かけた。 あの自動認証でいくら顔をかざして…
鮎とフライの季節が終わって、さあ海、なのだが近場の響灘は不調でどうしたものか途方に暮町優子。やっぱり海を変えるしかないと思い決めて山陰へ行くことにした。 冬が近づくにつれ九州の北の端からキスは居なくなってしまい西海へあるいは山陰へと散っていく。これは投げをしだして気づかされたことだ。