メインカテゴリーを選択しなおす
僕は僕の書いた小説を知らない [ 喜友名トト ]価格:693円(2023/7/12 14:43時点)感想(4件) どんな状況でも支えてくれる人はきっといる。 昨日の記憶が残せない主人公。社会にうまく適応できない彼は外に出て仕事に就くことを諦め、小説家として生きていくことにします。小説を書いていても当然次の日には記憶をなくしてしまうので毎日記録をつけ、次の日にはその記録を頼りに小説を書き進めます。 毎日が新しい自分、新しい一日、人は過去を積み重ね自分という人間を構築します。彼にはそれがないのです。しかし彼は書き残したメモを通して、昨日の知らない自分と向き合い、時には励まされ..