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今日、1月9日は語呂合わせで「一休さん」に掛けて、「とんちの日」になる。今年は一休さんに因む説話『一休ばなし』を見ていきたい。この『一休ばなし』だが、なるほど一休禅師自身、『狂雲集』を見る限り、かなり奇行を重ねた人生であったことは間違い無いが、その実際の一休伝とは別に、様々な俗伝として成長したのが、『一休ばなし』として集大成された。更には同様の一休俗伝の編集は続き、結局はアニメによって理解されるようになった「一休さん」にまでなったのである(岩波書店新日本古典文学大系『仮名草子集』解題参照)。さて、今日は『一休ばなし』巻4-2「愚痴なる者話則を乞ふ事」を見ていこうと思う。一休和尚の下に或る時檀家が来て申すには、「このお寺に出入りしていると、人々が『話則の一則も抜くことが出来たか』などと申して、我々の愚かさを...1月9日一休さんで「とんちの日」
『心を持ってこい(言霊学をまなぶこと)』 『世界は外にあるのか内にあるのか〜イマココ〜(言霊学)』世界は、今 騒がしいその騒がしさは、どこにあるのか世界が騒…