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『碧巌録』より 第十三則 巴陵銀腕裏 / 巴陵銀腕盛雪(その4)
禅は「生き死に」のことである。そして、生きる道、すなわち活路を求めるのであるが、宗匠は求道者を死地に追い込む。死地を自力で主体的に抜け出て来いと、追い落とすのである。
『碧巌録』より 第十三則 巴陵銀腕裏 / 巴陵銀腕盛雪(その3)
生き死にのうちに、出身の道があることを示す。だが、その出身のところはどこなのか、巴陵の三転語は取りつきようがない。だが、そこにわずかに啓示がある。よき師を契機にせよと。
『碧巌録』より 第十三則 巴陵銀腕裏 / 巴陵銀腕盛雪(その2)
「銀の器に、雪を盛る」とは見事なイメージであるが、ここでは「言語」が何をもたらすかを考えなければならない。
『碧巌録』より 第十三則 巴陵銀腕裏 / 巴陵銀腕盛雪(その1)
世界が露わになる瞬間、そういう認識の仕方が禅では求められる。そういう認識方法はどのようにして得るのか。