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唐の時代の禅僧臨済の語録「臨済録」は、弟子の慧然が記録したものをまとめたのが始まりです。 その後、他の文献などからいくつかの文章が補われ、現在の「臨済録」の形になっています。 本ブログのページに掲載しているのは、宋代になって円覚宗演が重刊したものをベースにしています。 「...
平安時代の終わり頃から鎌倉時代にかけて、武士や庶民に仏教の教えが広まりました。 それまでの仏教は教義が難しく庶民には理解しにくいものでした。 また、戦乱で命のやりとりをする武士にとって求められているものに十分に応えられているものでもありませんでした。 そんな状況を受けて、...
唐の時代の禅宗のお坊さん臨済の言行を記録した「臨済録」。 その原文の全文を整理して、以下のサイトに置きました。 ネット上で全文を読みやすく公開しているところがなかったので、作ってみました。 (GoogleのBloggerにはpageという機能があります。それをデータベース風に使ってみました。) もとの文は宋が金の圧迫を受けていた頃(1120年頃)に円覚宗演がまとめたものと伝えられているものを用いました。 以下のリンクからご覧ください。 dantandho21.blogspot.com 臨済録は、唐から宋、明にかけて読み継がれて来ました。 その文章は、当時の口語文に近いとのこと。 いわゆる我々が…