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みんかの #創作同人電子書籍 レビュー:グレゴリウス山田「タンホイザア、日本を知る」#イラスト #絵物語 #タイムスリップ【No.1904】
【No.1904】グレゴリウス山田「タンホイザア、日本を知る」 #イラスト #絵物語 #タイムスリップ 中世ヨーロッパの鎧騎士がなぜか現代日本に…自転車で爆走、銭湯に入る、部活に参加…騎士が日本の光景に溶け込んでいるところにおかしみがある…▼ kindle 中世ヨーロッパの騎士がなぜか現代日本に来て習俗を見聞する……っていう様子を、科白やト書きなしでイラストで綴っていく絵物語作品。 13世紀に実在した騎士タンホイザーが、な...
歌劇「タンホイザー」:序曲(5)/R.ワーグナー/帝王カラヤンと氷の将軍ムラヴィンスキー
ワーグナーの世界にある人の弱さや愚かさをことさらのめり込んで描く事なく、快楽を俗に陥らせずにかえって貴族の宴のようにしてしまえる指揮者は一体どれくらいいるのでしょう・・。その灰汁の混じったコクを分析しのめり込む指揮者のワーグナーの素晴らしさに対し、音の威力・色彩、そして絶妙なコントロールによってそれ以上のものを創り上げる事の出来るのは、帝王、将軍と例えられたカラヤンとムラヴィンスキーが私の中では浮...
歌劇「タンホイザー」:序曲(4)/R.ワーグナー/クナッパーツブッシュとショルティ
少し変わり者であったらしいクナッパーツブッシュ、豪快にオーケストラを響かせるショルティ、二人に共通するのは驚くべきスケールの大きな演奏に出会える事ではないでしょうか。私の中ではとても遅く、しかも几帳面なテンポかと思えば不思議な動きもするクナッパーツブッシュと、R.シュトラウスで「なにこれ速すぎ!!」とびっくりさせられたショルティは、共に規範から飛び越えた感性を持つ変わり者というイメージを持った(過去形)...
歌劇「タンホイザー」:序曲(3)/R.ワーグナー/クリュイタンスとバルビローリ
クリュイタンスは、ベルリン・フィルとのベートーヴェンを同時期に録音した事もあり、カラヤンと一緒に記そうと直前まで考えていました。しかし、急にドイツ・オーストリア以外の指揮者同士で後期ドイツ・ロマン派のワーグナーがどういった姿となるのかに興味を惹かれてしまいました。バルビローリは、ワーグナーだけでまとめられた録音をワーナー録音全集に1枚確認出来たのみでした。それでもBOXには1940年代に単発で様々な作品を...
歌劇「タンホイザー」:序曲(2)/R.ワーグナー/ワルターとクレンペラー
「夕星の歌」が(好きで)²たまらなかった私は、「タンホイザー」全曲に初めて接したのは実演でした。パリ版による強烈な性的描写により「タンホイザー」とはこういうものであったのかぁぁ!?とスポットライトに照らされる男性バレリーナの妖しい動きをしっかりと眼で追ったあの日、それ以来、最も多く観に行く事となったのがタンホイザーであったかどうかは定かではありません・・ぇ?ワーグナーはその音楽自体の中毒性のみならず、総...
歌劇「タンホイザー」:序曲(1)/R.ワーグナー/フルトヴェングラーとトスカニーニ
巡礼達が帰路で歌う合唱に徐々にオーケストラが入って来て最後に雄大に鳴り響く個所が大好きなタンホイザー。ワーグナーの音楽は深い瞑想から、現実ではあり得ない幻想、そして心を鼓舞するかのような勇気をまるで魔法のように与えてくれる音楽だと思っています。それがあまりにも強力な効き目を持つのでワグネリアンという熱狂的な支持者を生み出す程の中毒性を持つのではないでしょうか。という事で、今回から歌劇・楽劇の全曲盤...