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13年ぶりのブログ再開だ!(25) 神話・古事記より 婚礼の舞2
13年ぶりのブログ再開だ!(25)神話・古事記より 婚礼の舞2イザナギとイザナミの最初の婚礼での契りを交わせて生まれた島や子供が失敗作だったので、高天原に戻り別天つ神(ことあまつかみ)に相談し婚礼の儀式の手順をなおし、再度契りを交わすと、淡路島が生まれ数々の島々と海の神、風の神、木の神、山の神、野の神など多くの神々を生む。今回は、別天つ神々を天御柱に見立てその御柱を回る婚礼の儀式を前回のように舞踊のワ...
13年ぶりのブログ再開だ!(26) 日出国の人 白拍子その1
13年ぶりのブログ再開だ!(26) 「古事記」シリーズと「日出国の人」シリーズがあり不定期に行き来しますがご了承ください。日出国の人 白拍子その1Corel Painter2022・Wacom Intuos Pro NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に静御前が出ますので タイミングが良いので「白拍子その1」をUPしました。(弓道→流鏑馬→白拍子→の鎌倉を通して「日出国の人シリーズのつもりでしたが脱線します)****************************...
13年ぶりのブログ再開だ!(27)神話 古事記より 黄泉の国のイザナミ
3年ぶりのブログ再開だ!(27)神話 古事記より 黄泉の国のイザナミイザナギ(兄)とイザナミ(妹)の兄妹婚でしたが2回目の婚礼の儀式をへて島々と神々を生みました。海の神オホワタツミ、風の神シナツヒコ、木の神ククノチ、山の神オホヤマツミ、野の神カヤノヒメなどの自然にまつわる神々を生みますが、最後に火の神カグツチ出産しそれがもとで命を落とします。神々の初めての死です。イザナギとイザナミの美しくも悲しいスト...
13年ぶりのブログ再開だ!(28) 神話 古事記より みそぎはらいとアマテラス
13年ぶりのブログ再開だ!(28)禊祓い(みそぎはらい)とアマテラス誕生 イザナギは黄泉の国で受けた、穢れ(けがれ)を祓う(はらう)ため「禊ぎ祓え」(みそぎはらえ)を行います 死とは生命力が枯れた状態「気枯れ」と言われ、その「気枯れ」を祓い活力を取り戻す儀式を「禊祓い」と言われます。「身を削いで穢れをのぞく」 イザナギが穢れを清めていくと次々と神々が生まれ、心を浄化していきます。そしてこの「禊祓い」の行...
13年ぶりのブログ再開だ!(29) 神話 古事記より ツキヨミとスサノヲ
13年ぶりのブログ再開だ!(29)禊祓い(みそぎはらい)で ツキヨミとスサノヲの誕生前回イザナギの禊祓いで、左目を洗ったときに高天原を統治する「天照大御神」を描きました。次に、右目を洗ったときに、夜之食国(よるのおすくに)を統治する「月読命」が生まれ、鼻を洗ったときに生まれた、海原を治める「須佐之男命」が誕生します。ツキヨミとスサノヲを描いてみました。古事記にはツキヨミは男神とも女神とも書かれていません...
13年ぶりのブログ再開だ!(30)日出国の人 「白拍子その2」 (前回(26)の「その1」の続きです白拍子は「その3」にて完成です。古事記シリーズから一呼吸のため、脱線します。白拍子(しらびょうし)は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて起こった歌舞の一種。古く遡ると巫女による巫女舞が原点にあったとも言われている。後に、猿楽などへと変貌していった。早歌(そうが)や曲舞(くせまい)などの起こる素地ともなった。...
13年ぶりのブログ再開だ!(32) 古事記 天岩屋前のアメノウヅメの舞
13年ぶりのブログ再開だ!(32) 古事記 天岩屋前のアメノウヅメの舞アマテラスが岩屋に閉じこもり、世界が闇に閉ざされる。 天岩屋事件その1 アメノウズメ(天宇受賣命)の舞神々は天の川の岸辺に集まり対策会議をおこなう。アマテラスを岩屋から引っ張り出すべく知恵者のオモヒカネによる脚本、演出による神々の大芝居を打つことに。 始まりは長鳴鳥の鳴き声で夜が明けたことを合図に幕が上がり、祝詞をあげ、アメノウズ...
13年ぶりのブログ再開だ!(33)神話・古事記より 目覚めよアマテラス
13年ぶりのブログ再開だ!(33)古事記より 目覚めよアマテラスアマテラスが岩屋に閉じこもり、世界が闇に閉ざされる。 天岩屋事件 その2 目覚めよアマテラス 「事件その1」は岩屋前のアメノウズメの舞のシーンでしたが、「その2」は騒ぎ声に反応し始めるアマテラスと、扇の鏡で光の反射光をアマテラスへ向ける巫女、外の様子を見ようと出たところを、外へ引張出し岩戸に「しめ縄」を張り、岩屋に戻れなくすべく待機中のタジ...
13年ぶりのブログ再開だ!(34) 神話・古事記より アマテラス復活
13年ぶりのブログ再開だ!(34)古事記より アマテラス復活しめ縄は神の居場所を規定しそこから神が出ていかないようにするための意味を持つとされている。 アマ テラスは岩屋ごもり試練を超え、太陽を神格化した至高 の神となり皇祖 神 として のアマテラスへと成長復活しました。*************************************縄は外から穢れたものが入ってこないようにする 境界の印が縄であり、縄目文様に込められ土器に用いられた...
13年ぶりのブログ再開だ!(35)日出国の人 舞楽・陵王より 「蘭陵王」習作です。*****************************************「舞楽」に、恐ろしい形相の面をつけ馬上から兵士を指揮するさまを表す「陵王」という舞があります。その舞のあらましは左方で、舞台上を活発に動きまわる走舞(はしりまい)です。 中国・北斉(ほくせい:550~577年)の蘭陵王長恭(らんりょうおうちょうきょう)は、優れた武才とともに大変な美男子...
13年ぶりのブログ再開だ!(36) 古事記 五穀オホゲツヒメ
13年ぶりのブログ再開だ!(36) 古事記 五穀オホゲツヒメCorel Painter2021・Wacom Intuos Pro高天原を追放されたスサノヲは腹を空かせた状態で地上を放浪。 やがて 出雲 国へ流れ着くが、またも 傷害致死 事件を引き起こす。 被害者の名は、オホゲツヒメ。自分の体内から食べ物を生み出すという特殊能力をもった女神だった。(イザナギとイザナミの神生みで誕生した神様) 彼女は空腹のスサノヲをあわれみ、自...
13年ぶりのブログ再開だ!(37) 神話 古事記 スサノヲ の ヤマタノヲロチ 退治
13年ぶりのブログ再開だ!(37)古事記 スサノヲ の ヤマタノヲロチ 退治オホゲツヒメ惨殺事件から間もなくの事、出雲国をさまよっていた彼は、川のほとりで箸が流れてきたので、川をさかのぼっていくと家があり、そこには老いた夫婦と美しい娘が住んでいた。そろってシクシク泣いていたのでわけを聞く。 もともと夫婦には八人の娘がいたが、残っているのはここにいるクシナダヒメだけで、後は毎年一度やってくるヤマタノヲロチな...
13年ぶりのブログ再開だ!( 38 ) 「因幡の白兎」 大国主命と八上姫 オロチ退治後クシナダヒメと出雲の国の須賀に永住するスサノヲ。時は流れスサノヲの子孫であるオオクニヌシへと舞台が移ります。 八十神といわれる兄弟たちはヤガミヒメのいる因幡へ向かう。途中に、サメ(和邇(ワニ))をだまし毛皮を剥がされた兎がいた。通りかかった八十神にさらに騙されて苦しみ泣いているアカハダのうさぎ。そこに通りか...
13年ぶりのブログ再開だ!(39) 日出国の人 白拍子その3 二人舞
13年ぶりのブログ再開だ!(39)白拍子 二人舞日出国の人 白拍子その3 2022年2月と5月にそれぞれ1・2でUPしていたものを用いて作品にしてみました。Corel Painter2022・Wacom Intuos Pro 白拍子(しらびょうし)は、平安時代末期頃に成立し、室町時代にかけて流行した歌舞の一つで、演ずる芸人も白拍子と呼ばれ、男装の遊女が今様などを即興で歌舞を演じるもの、と一般的に言われている。通常、鼓が伴奏に用いられ、笛な...
憑依と狂気(ひょういときょうき)2(京都西陣町 兄妹心中)明治の中ごろ、京都で「兄妹心中」という事件があった。「きょうだい心中」「おとどい心中」「けいまい心中」と、いろいろな読み方で呼ばれている。 妹への欲情に憑(と)りつかれ、さかりのついた犬・猫と同じ畜生界へ憑依してしまった兄と、命を賭して人としての矜持を守る妹の悲しき哀れ。この狂気の沙汰は京都西陣町「きょうだい心中」として語られている。 ...
13年ぶりのブログ再開だ!(40) 古事記 オホナムヂとスセリビメ
13年ぶりのブログ再開だ!(40) 安倍元首相が暗殺されてから早2週間がたちました。相変わらず 極左のテレビ・新聞社・極左の議員らの「被害者と加害者のすり替え」がお得意の狂気に洗脳された族の「人で無し」たちは「安倍ガー」を亡くなられた元総理に浴びせている。「殺人者・加害者を擁護し稼いできたた弁護士?、一人党首の反日・国会議員のほうがよほど税金の無駄遣いと思うのだが。多くの国民はそう思っています...
13年ぶりのブログ再開だ!(41) 古事記 国譲り 稲佐の浜
13年ぶりのブログ再開だ!(41) 古事記 国譲り 稲佐の浜オオナムチ改め大国主のその後******結婚の約束をしていた八上比売 (ヤガミヒメ・因幡の白うさぎ)はキノマタノカミを生んだのだが、根の堅洲国から駆落ちしたスセリビメの正妻を恐れ、子を木の俣に刺し込み実家に逃げてしまった。次に大国主は高志国の 沼河比売(ヌナカヒメ)のところへと行こうとする。が、スセリヒメの乙女心を知りその後長く出雲にとどまる。大...
13年ぶりのブログ再開だ!(42)古事記 天孫降臨 サルタヒコとアメノウズメ
13年ぶりのブログ再開だ!(42)古事記 天孫降臨 サルタヒコとアメノウズメの出会い大国主より国が譲られ中津国が落ち着くと 天照大神とタカミミスビという祖母と祖父の孫のニニギは降臨することになります。 アマテラスはお供をたくさんつけてくれました。特に岩戸開きの時、活躍した神々が選ばれました。 (あめのこやねのみこと、ふとだまのみこと、あめのうずめのみこと、いしこりどめのみこと、たまのおやのみこと、おも...
13年ぶりのブログ再開だ!(43)古事記 コノハナサクヤ姫とイワナガ姫
13年ぶりのブログ再開だ!(43)古事記 ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメ・イワナガヒメよりニニギノミコトが地上に天孫降臨の後の続きです。ニニギノミコトは笠沙(かささ)の岬(鹿児島県薩摩半島の西南部)で、川に水を汲みに訪れたコノハナサクヤヒメのその美しさに心打たれて求婚します。 父のオオヤマツミノカミもこの縁組を喜び、姉のイワナガヒメも一緒に嫁がせます。ところが、ニニギノミコトは醜いイワナガヒメを追...
13年ぶりのブログ再開だ!(44)古事記 山幸彦とトヨタマヒメ
13年ぶりのブログ再開だ!(44)古事記 山幸彦とトヨタマヒメニニギノミコトが筑紫の国(九州)の高千穂の峰に降り立ち(天孫降臨)笠沙の岬で、コノハナサクヤヒメと出会い結ばれ、最初に火照命=ホデリノミコト、2人目は火須勢理命=ホスセリノミコト、そして3人目は火遠理命=ホオリノミコトが誕生しました。その続きです。火照命は海幸彦、火遠理命は山幸彦と呼ばれ、ある日のこと、弟の山幸彦は兄の海幸彦に、互いに釣り竿...