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by The New York Timesシリコンバレーの巨大テック企業は長い間、反トラスト(独占禁止)法の監視をビジネス遂行上のいまいましいコストとみなしてきた。もっとも、裁判所の動きは遅く、テクノロジーは疾走する。政治の風向きが変化し、大統領と政権が交代する中で、時間は企業に味方してきた。つまり、和解につながることが多かった。だが、4月17日、グーグルが直面する問題の重みは急激に増した。アメリカの連邦裁判所がその日、オンライン広告技術の一部で独占的地位を築くためにグーグルが違法行為を行っていたという判決を下した。昨年8月には別の連邦裁判所が、グーグルはオンライン検索の独占的地位を守るために…
Google ChromeのサードパーティーCookie廃止「取りやめ」
Silas Stein/picture alliance via Getty ImagesGoogleは長く望まれていたChromeの悪名高きサードパーティーCookieの廃止を突如取りやめた。Chromeは常にユーザーを監視しているとアップルが警告した数日後というこれ以上なくタイミングの悪い発表だった。Google曰く「サードパーティーのCookieを軽視するのではなく、ユーザーがウェブブラウジングをする中で情報に基づく選択を可能にする新たな体験をChromeに導入します」との事。それらしく言っているが、Cookieの追跡、グーグルの半匿名のTopics APIおよび同社の準プライベートなブ…
Googleから一切の金銭を受け取らない、真のオープンウェブブラウザ「Ladybird」が誕生しつつある。Announcing the Ladybird Browser Initiativehttps://ladybird.org/announcement.htmlThe Ladybird Browser Initiativeが開発しているのは「Ladybird」と呼ばれるウェブブラウザで、2026年中に完全に機能するアルファ版のリリースを予定している。他方で、現在の状況はと言うと以下のようになる。Mozillaの「Firefox」とAppleの「Safari」は独自エンジンを使用しているが、…