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「恋愛とは何か 初めて人を愛する日のために」 遠藤 周作(著者) まさか拘置所の官本として出会うとは思ってもいなかった一作。著名な文学者である著者 遠藤 周作が、タイトル通り「恋愛とは何か」を文学的な視点、そして著者自身の経験から語る。 恋愛における様々な感情について具体例も踏まえて分かりやすく、その正体やあるべき姿を説明していて、「なるほど」と感心させられたり、「うわ、これやっちゃってるから気をつけないとな…」と共感できること、反省すべきことが結構出てくる。 特に印象に残っている言葉が「恋愛中における烈しい胸のときめき、苦しさ、悩ましさは愛ではなく情熱にすぎない」というも