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(二週間で三冊を取り上げたのだが、その中の一冊目の本の箇所に該当する三日間の部分だけを抜き出した形で掲載する。二冊目は「放っておく力」三冊目は「極意を目指して」) (これが放送された当時)夏休みの最中ということで、もしお聞きの若い方がおられたらこれから二週間、君達の為の「(今朝の)三枚おろし」にするので是非聞いていただきたいというふうに思う。 この本、面白いなと思った。 「ひとりあそびの教科書」河出書房新社、(著者は)宇野常寛さん。 ひとりあそびの教科書 (14歳の世渡り術) 副題は「14歳の世渡り術」。 (副題ではなく、この本を含むシリーズの名称) この宇野さんという方..
【書評】ある出稼ぎ労働者の生涯。天皇制とホームレスの関連から読み解く「JR上野駅公園口」を読む
今回は柳美里氏の「JR上野駅公園口」をご紹介します。2020年全米図書賞(翻訳文学部門)を受賞したことで注目を集めたので、作品名をご存じの方も多いことと思います。私は、実は柳美里さんの作品を読むのは本作が初めてでした。この「JR上野駅公園口