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#4594 御田屋守けふはさつきになりにけり急げや早苗老いもこそすれ
令和7年5月4日(日) 【旧 4月7日 仏滅】 穀雨・「牡丹華(ぼたんはなさく)」目には青葉山ほととぎす初鰹 ~山口素堂(1642-1716)Photo:爽やかな新緑 ~GANREF(iori_photos) この時期に晴れ渡る空と鮮やかな緑の野山を見ると思い浮かべる俳句です。そして初鰹の時期は
#4444 時雨の雨染めかねてけり山城の常盤の杜の真木の下葉々
令和6年12月4日(水) 【旧 一一月四日 友引】 小雪・「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」時雨の雨染めかねてけり山城の常盤の杜の真木の下葉々 ~能因法師(988-1050)『新古今和歌集』 巻6-0577 冬歌しぐれの雨も木々を染めるのは難しいようだ。山城の常盤の森の葉は。P
#3907 御田屋守今日は五月になりにけりいそげや早苗老いもこそすれ
令和5年6月18日(日) 【旧 五月一日 大安】・芒種・梅子黄(うめのみきばむ)御田屋守《みたやもり》今日は五月になりにけりいそげや早苗老いもこそすれ ~曾禰好忠 『曾禰好忠集』御田の番人よ、今日は五月になった。田植えを急ごう。早苗も時が経つと老いてしまうものだ。P
#3876 花ちりし庭の木の葉もしげりあひて天照る月の影ぞまれなる
令和5年5月18日(木) 【旧 三月二九日 先勝】・立夏・竹笋生(たけのこしょうず)花ちりし庭の木の葉もしげりあひて天照る月の影ぞまれなる ~曾禰好忠 『新古今和歌集』 巻3-0186 夏歌花が散った庭の木の葉も茂って重なり合い、空に照る月の光が遮られてしまうほどだ。Photo
令和4年7月28日(木) 【旧 六月三〇日 大安】・大暑・土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)なが日すらながめて夏をくらすかな吹きくる風に身をばまかせて ~曾禰好忠《そねのよしただ》 『好忠集』長い一日ですら、物思いに耽って夏を暮らすのだよ。吹いてくる風に身をまか