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最後の晩餐で始まって十字架上の最後の息で終わったのは、一つの同じもの。私たちの救いをもたらした、主の命のいけにえだった。
聖木曜日(大阪)ワリエ神父2024年3月28日親愛なる兄弟の皆さん、今日のミサは、夕方の最後の晩餐とほぼ同じ時刻に行わなければなりません。キリストは最後の晩餐で、いわゆる「過ぎ越しの小羊」を食べられました。その何百年も前、ファラオの頑なな心のせいでエジプト人の初子が殺された一方で、ヘブライ人は、小羊をいけにえとして捧げて食べるように言われ、小羊の血が彼らを天主の御怒りから守りました。そして毎年、「過ぎ越しの祭り」(つまりユダヤ教の復活祭)の時に、ユダヤ人は記念の儀式として、家で過ぎ越しの小羊を食べなければなりませんでした。そのため、キリストは、使徒たちとともに最後の晩餐をなさったのです。そのほふられた動物は、聖書が「世の罪を取り除く天主の小羊」と呼ぶお方のかたどりでした。ですから、キリストは、ご聖体の秘跡...最後の晩餐で始まって十字架上の最後の息で終わったのは、一つの同じもの。私たちの救いをもたらした、主の命のいけにえだった。
私はあなたたちとともに、この過ぎ越しを食べることを切にのぞんでいた。
2024年3月28日聖木曜日ミサ説教トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。愛する兄弟姉妹の皆様、今日のこのミサの直後に御聖体の移動式そして真夜中までの聖体礼拝があります。夜中まで御聖体を礼拝したい方は、どうぞ礼拝なさってください。その間に告解をされたい方は司祭が告解室で待機しています。どうぞいらしてください。「時が来たので、イエズスは、使徒たちとともに、食卓におつきになった。そしてかれらに"私は苦しみの前に、あなたたちとともに、この過ぎ越しを食べることを切にのぞんでいた。"とおっしゃった。」(ルカ22:14-15)聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。愛する兄弟姉妹の皆さん、今日はイエズス・キリストが、御聖体を制定なさった聖木曜日です。聖ルカによると、主...私はあなたたちとともに、この過ぎ越しを食べることを切にのぞんでいた。