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映画【アンダーグラウンド】の考察記事です。 最悪の悲劇を最高の喜劇で吹き飛ばしたい時に観る映画。 一味違う考察記事を是非ご覧下さい!!
『夫婦の中のよそ者』(エミール・クストリッツァ、訳=田中未来、集英社)
『Étranger dans le mariage』(Emir Kusturica,2013)原書はセルビア語の短編集『Sto jada(すごくヤなこと)...
『アンダーグラウンド』(95)1941年、ナチス侵攻下のベオグラード。共産党員のマルコは、親友のクロや避難民を地下室にかくまい、武器を製造させ巨大な富を築く。やがて戦争が終わっても、マルコは彼らに真実を告げず、地下に閉じ込め続けるが…。鬼才エミール・クストリッツァ監督が、祖国旧ユーゴスラビアの50年に渡る悲劇の歴史を、重厚な映像美とブラックユーモアでエネルギッシュに描き、カンヌ映画祭2度目のパルム・ドールに輝いた。今のウクライナ情勢を考えると、祖国や国家について描いたこの映画は示唆に富んでいるとも思える。この映画が公開された1996年の5月頃は、ほかにもこんな映画が公開されていた。「BSシネマ」『アンダーグラウンド』