1月31日 ものを書くっていうのは、とにかくこっちにものごとを呼び寄せることだから。
この言葉も、村上春樹、川上未映子の「みみずくは黄昏に飛びたつ」から(P.31)。 この言葉も非常に納得感があある。 つたない我が日記でも、書くことで経験したり、読んだりしたことがはっきりしてくる感がある。 再度脳内で再生している感じだが、これは別の表現で行けば「ものごとを呼び寄せている」ともいえるだろう。 みずからのものとする、そこまでいかなくとも、自らに関係することとする、というような。 表現の中での「比喩」についても村上氏はチャンドラーから学んだこととしてこう語る。 比喩っていうのは、意味性を浮き彫りにするための落差であると。 P.28 逆算するのがコツ、とおっしゃる。 確かに日常会話でも…
2025/01/31 07:27