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「治ったから、お母さんに報告に行かないと」と、夫が言うので、マスク装着で母を訪問。もう元気になったよー!でもまだ何があるかわからないからマスクでね、と言うと、「本当に良かったわ〜」と母も喜んでくれた。そして、2階へのバリケードが外されたので、早速朝からチャイムを鳴らしにくるのである。「テレビのリモコンが、おかしくなっちゃったのよ〜」これは最近の母あるあるで、ヘルパーさんのノートにも度々書かれている...
なんだか怒涛の2週間だった…。2泊3日の東京行きで、あんなに右往左往したのに、家の中に私が存在さえしていれば5日間顔を見せなくても普通に何事もなく時は過ぎた。不思議なものだ。夫は、3日目、5日目と2度の検査でコロナ陰性が確認できたので、私はやっと寝室に戻ることができた。昨日と一昨日の夜には、母の妹が母を訪問してくれていた。特に、私たちが間に入ることなく、直接母に電話をしてからちょっと顔を出しているよう...
なんだかんだで、土曜日になった。私は、リビングソファー寝の疲れと、普通に風邪気味になったのか喉がちょっと痛いものの、念のための検査薬では陰性。夫も陰性。移らずに逃げ切ったようだ。夫の隔離期間も今日までになる。こうなってみて、ヘルパーさんが変わらず朝夕来てくれると言う安心感をしみじみと感じた。定期的に様子を見てくれて、声がけしてくれて、食事と服薬と着替えの確認をしてくれる。私がいなくても大丈夫じゃな...
体が痛いが熱はない。狭いソファーで寝る生活が3日続いたせいだと思う。背もたれ付きの3人がけソファーなので、布団もズルズルと落ちて、寝返りもコロコロその場で回転するだけで動けない! しんどいぞ!そして窓が多くカーテンがないリビングは、夜が寒い! これ、普通に隔離生活で風邪ひいちゃう!昨日にはすっかり熱が下がって回復してきた夫は、手持ちの検査薬を試したところ陽性ラインは出ず、すでに陰性になったようだ。...
夫のコロナ感染が判明してから丸2日。前回は、診断されてから中1日で私もサクッと発熱して陽性になったのだが、今朝の私は熱もなく、喉が少し痛い気もするけど、それはこの乾燥している季節のせいかなと思える程度。これは、もしかして免れたか? 2回目コロナは感染力も弱いのかもしれない。どちらにしても、夫の隔離生活が終わるまでは全然安心できない。昨日は魔の水曜日だったけれど、訪問看護師さんによると、母も状況はなん...
夫が…2度目のコロナ感染した。デジャヴだ。鼻水が出る、喉がちょっとイガイガすると言っていた。最悪なことに、その日の夕ご飯はキムチ鍋で。今は、コロナでもインフルでもない風邪が流行っていると聞いていたし、コロナの話題があまり入ってこなかったこともあって、私も夫が風邪をひいたんだと軽く考えて、黄色いベンザを飲ませて就寝。そして、翌朝には発熱。37度台後半で、チーーーンというわけだ。ここまでは、前回(2022年7...
在宅日の月曜日は静かに過ぎた。弁当屋が復帰したかどうか気になって、夕方ヘルパーさんが帰った後に顔を出すと、「来たわよ〜。足をちょっと引きずってたけど元気だったわ!」と、言っていた。正月休みより長い4日間の夕食休み、他のご家庭も対応が大変だったことだろうと思う。弁当屋さんのお兄さんも気の毒だけど、介護の中でもそこそこ重要なポジションを担っていると言うことで、万一の時の対応はちゃんとルールにしておいて...
年内に予定していた楽しげな予定が全て終了して、あとは仕事の繁忙期に入り、母のデイサービスが休みになる憂鬱しかない年末年始の対応に追われるのみ。あっという間にもうすぐ12月だ。母が退院して一人暮らしになってから1年が過ぎた。「要介護5」のおかげで、母の見守りは強化できてデイサービスにも頻繁に通えるようになり、着実に進んでいる認知症だがなんとか暮らせている。会話はだんだんと成り立たなくなっていき、毎日母...
弁当パニックを経て、改めて色々と学ぶこともあり反省することもあり。土曜日はデイサービスだったので、朝早くヘルパーさんが来て、そのあとお迎えスタッフが来て母は出かけていった。いつも通りだ。私は午前午後と仕事をしたあと、夕方から夜遅くまで参加しなければいけないイベントがあって、夫とともに家を空けることになっていた。なので、この土日に母の夕食がないというのはとても困る出来事だった。最近のコンビニ弁当は、...
祝日と土曜日の間の金曜日で、私は超忙しかった! お客様も立て込んで、その合間にネイルイベントで買ってきた商材のサンプルを作ったり、ほぼ1日サロンで作業。唯一、お昼ご飯を食べに家に戻ってきた時に、固定電話の着信履歴ボタンが点灯しているのに気づいた。履歴を見ると、ケアマネからだった。でも、留守電は入ってないし、午後のお客さんが来るので出なければいけなかったのでコールバックはしなかった。きっと「昨日、お...
祝日の第4木曜日。訪問診療はお休みだ。次週の第5木曜日に振替になったので、代わりにデイサービスを入れた。今週は母は週4でデイサービスという忙しい週になった。私にとっては母が日中家を空けるのが4日もあるのはありがたい。水曜日に訪問してくれた美容師さんが、お土産にとパン屋さんで買ったパンをたくさん持ってきてくれた。甘いパンから食パン系までいろんなものをたくさん選んでくれたのだけど、パン屋さんのパンには...
魔の水曜日は、朝8時台からチャイムが何度も鳴りまくる。「美容師さんは何時に来るのかしら?」美容師さんが来ることを覚えているのは素晴らしいが、何時に来るのかは昨日何度もやったくだりよ。大きな字で大きな付箋に書いて貼った意味はなく、朝からまた本日のスケジュールをゼロから説明することが始まる。「今から訪問看護師さんが来るから、それが終わったらお昼ご飯を食べて、午後の14時半から15時までの間に来るから待って...
母は2日連続のデイサービスにしっかり出かけて行き、少しだけ疲れた様子で帰宅。訪問の美容師さんから連絡があって、今日の午後に来てくれることになったので、「明日(22日水曜日)、14時半〜15時くらいに美容師さんが来てくれます。起きて待っていてね!」と書いた、大きめの付箋をテーブルに貼っておいたのだけど、やはりすんなり理解はしてくれないもので、「22日っていつ? 明日なの? 私はあっちに行かなきゃいけないのに...
現実逃避の旅から戻ってきました。前日の夜にはヘルパーさんからメールが入り、私が不在の間、母に体調不良があったら直接訪問看護ステーションの緊急ダイヤルに電話してもらうことや、そのほかの連絡は夫の携帯電話にかけてもらうことなど、最終確認があった。母をデイサービスに送り出して私は4年ぶりの新幹線に乗った。旅行に行く人たちで行きも帰りも満員だった。私が家に縛られてアタフタしている間に、世の中はすっかりアフ...
これはもちろん元ネタがある。 いい本。 「できる」と「できない」の間の人 晶文社、(著者は)樋口直美さん。 この人の前の著作をさばこうかなと思っていた一冊が「誤作動する脳」。 誤作動する脳 (シリーズ ケアをひらく) (番組の中で紹介している話が、『「できる」と「できない」の間の人』の中にないものが多数あるので、この本からの引用も含まれているかも知れない) 読んでいて面白かったのだが、それのみだったもので「(今朝の)三枚におろし」が辛くて手が出なかった。 そういうのがある。 出会い方というのがあるので。 ところがこの本は包丁の入り方がいいとスーッと切れるという、もの..
旅立ち前日。母在宅日。夫の実家から大きなリンゴがたくさん届き、母におすそ分けする。「包丁で自分でリンゴ剥ける? 大丈夫?」と聞くと、「できるわよ、当たり前じゃない!」と返ってくるが心配だ。主婦、なめんなよ!ってところだと思いたいのだが、母は血液をサラサラにする薬を服用しているので、怪我すると血がなかなか止まらない。なので、できるだけ包丁を使って欲しくなくて簡単な調理もしなくて良いように、買い物には...
昨日、母がデイサービスに出かけて行った直後に、キャリーバッグを車に乗せてコンビニへ。東京の宿泊先のホテルに発送してやった! 荷物だけは先に旅立ったぞ! まだ本体は旅立てていないけれど、一つやり遂げた気分だ。ついに、私の2泊3日の現実逃避の旅が明日に迫った。誰も体調を崩すことなくとりあえず前日までたどり着いた…。あとは、家を片付けて、洗濯物もやっつけて、極力夫に負担のないように。夕方、私の仕事中に母が...
魔の水曜日…。デイの間の訪問看護師の日なのだが、毎週トラブルが多い。私は仕事が休みだったので、荷造りをしたり家で忙しく過ごしていたのだけど、1日に3回チャイムが鳴った…。1回目は朝8時半過ぎ。「誰も迎えに来ないんだけど、どうなっているのかしら?」「デイは休みで、今日は訪問看護師の日だから、ヘルパーさんは来ないよ。看護師さんはいつもヘルパーさんが来る時間より1時間遅いから、9時ごろに来てくれるから、家...
まだ母には、私が週末不在になることは言っていない。早くても遅くても混乱しそうなので、調子が良さそうな時を見計らっている。でも、今日には荷物をまとめて、明日の早朝には宿泊先にキャリーバッグを送ろうと思っている。荷物だけは何があっても先に旅立つと言うわけだ。夫は夫で、私が留守の間に、友達の家に遊びに行こうと段取りをつけていたり、おいおい、何のための在宅よ! 夜に家を空けないでってば! 普段通りの週末で...
朝のヘルパーさん連絡帳に、「電気ストーブを出しました」と書かれていた…。まだだ…まだ早い…と見ないふりをしていた電気ストーブことグラファイトヒーターがついに母の家に出された。我が家の電気代の元凶である。寒さで体調を崩されるよりはマシだ。ああ、どうか暖冬でお願いします!母の在宅日である月曜日は、とても静かに過ぎたので、夕方のヘルパーさんが帰った頃に様子を見に行ってみる。「あら、お久しぶりね」と、母は普...
急に寒くなりました。ついに、私の東京行きが今週末になって、ソワソワ。いろいろ万全にして出かけようと思って、随分前から根回しをしていた予定なので、何も起こらなければいいなと緊張感が漂う。土日月の2泊3日で、土曜の朝は母のデイサービスの見送りをしてから出かけられるスケジュール。本当は、ショートステイに入れて夫の日頃の負担を減らしてあげたかったけれど、デイサービスで利用している施設のショートステイは、徘...
母がデイサービスに出て行くのを見送って、ひと段落。はあ、今週も魔の3連続在宅日が無事に終わった。デイサービスってありがたい! 誰もいなくなった家に入り、食材を確認するとフルーツやパンが減っていたので、これは買い出しに行かねばならない。財布の中もチェックすると2千円しか入っていなかったので、これも補充案件。午前中の仕事が終わってから、諸々片付けるべくスーパーに行き、現金をATMで降ろして1000円札に両替...
訪問診療が入る週は、在宅時間が長くなってしまい、想定外のことが起こりがち。幸い天気がとても悪く、ちょっと外に出てみようと言う感じではなかったので、母は家にこもっていたようだ。しかし朝のヘルパーさんは「鍋にスープが作ってあったので、朝ごはんに一緒に食べていただきました」と書いていた。スープ…? 鍋に? 家にあるのはレトルトのものばかり。味噌と具を別々に入れてお湯をかけるだけの味噌汁や、粉のポタージュ...
魔の3連続在宅の日だ。朝のヘルパーによると、コートを着てデイのお迎えを待っていたので「今日は往診日ですよ」と伝えてくれたらしい。今日もナイスディフェンス!そして朝から私の家はチャイムが鳴りまくる。母は手にメモ帳を握っていた。「ルミさんへ紙オムツの件、在庫が少なくなりました。調べて注文してください。ずれない安心パット20cm×42cm」と、書かれていた。え、オムツの在庫ないの? ヘルパーさん注文してくれてな...
ピンポーンピンポーン。最近は昼も夜もしっかり玄関の鍵をかけているので、母はチャイムを鳴らすことを思い出した。「ちょっといい? 私、帰りはどうしたらいいかと思って」どこに帰るの? ここが家だよ。「ここじゃなくて、○○町の家に帰るの」ここだよ! ここしか帰るところないんだよ! 毎日繰り返される同じ会話である。もうびっくりもしない。どうやって帰ったらいいのかと聞かれ、「今出てきたドアを開けてまた入ればいい...
介護のことでいろいろ検索したり、ニュース記事を読んだりしていたら、何を見ていても「認知症介護保険」とか「介護に備える」みたいな広告が出まくるようになってしまった。「介護はお金がかかる」と保険会社が煽っているけれど、介護認定を受けて介護保険が利用できるようになれば、実は在宅ならそんなにかからない。軽度ならね…。1割負担なので、ヘルパーを30分頼んでも数100円、デイサービスへ1日行っても数100円、初めて介護...
朝の送り出しヘルパーさんが来て、入れ替わりに先ほどデイのお迎えスタッフがやってきた。「今日は山には行かないのよね? 山に行くんだとばっかり思ってたんだけど」と、母はしっかりした口調でおかしなことを言っていたけど、「山は行きませんよ〜。さあ行きましょう!」と、ささっと流されて手を引かれて出て行った。直後に家に入ると、暖房がつけっぱなし。送り出しヘルパーさん、もう暖房とか切っちゃっていいのに。お迎えス...
世間的な3連休の最終日の日曜。母は自動的に教会へと出かけて行った。お迎えの方、様様である。出かけた気配を察知して、電気の消し忘れやそのほか、変化がないか家に入ってチェックする。日曜もヘルパーさんが入るので、これと言っておかしなところはなく……と、思ったら、あったーーー!テーブルの上に、マグカップが2つ、その上に白いメモ帳…?電気を点けて、その紙を手に取ると、こんなことが書かれていた。お父さんへ ど...
連休が穏やかに過ぎていきます。ありがたいことだ。ヘルパー連絡帳にも「眠れない」や「汗をびっしょりかいて夜中に起きる」などの文言がない。こんな何事もない日々は、そんなに長く続かないことは今までの例でよくわかっているけど、それでも母が穏やかでニコニコと笑っていてくれたら、ホッとする。土曜日は仕事がびっしり入っていて忙しかったので、夫とは別行動。私は合間にスーパーへと走って、母の食材を買い足した。認知症...
祝日の金曜日。母在宅の日だ。夫の旧友とランチをする予定になっていたけど、母が気になる。天気も良いし勝手にふらふらと出かけてしまわないか、急な呼び出しがあるんじゃないか。楽しい予定であればあるほど急にさっと日陰になるかのように、母のことが気にかかる。そんな時のための「見守りカメラ」なんだろうけど、いや、やっぱり設置したくない! それこそ見てしまったら気になってずっと心の中から母のことが離れない。たま...
母の誕生日の当日は、デイサービスだった。朝早くからヘルパーさんがいつものようにやってきて、その後、お迎えのスタッフさんに連れられて母は出かけていった。私は1日中仕事だったのだけど、昼過ぎにエントランスのドアが開き、そして母の家の扉がガラガラと開いた音がした。誰かが来たのか? オムツの配達か? 仕事が終わった後に母の家に入ると、玄関先に紙袋が置いてあり、母宛のカードが付いていた。「お誕生日おめでとう...
昨日、訪問看護師の日だったのだけど、電話がかかってきて「お母さんが、ベッドの電気敷布が全然暖かくならなくて足にカイロを貼っているとおっしゃってるんです。また見てあげてください」と言われる。夜中に暑くてびっしょり汗をかくと言ってみたり、寒いと言ってみたり、一体どっちなんだ! 自律神経が狂ってるのかしら? 電気敷布は比較的新しいもので、両親が要介護状態になってから買ってきたものだ。壊れてないと思うんだ...
朝、エントランスのドアがバタンと閉まった音がしたので見に行くと、母がヘルパーさんを見送っているところだった。火曜日は、ヘルパーさんが帰ると入れ違いにデイのお迎えがやってくる。お迎えのルート的に、母は最後にピックアップされるようで、いつもバンは満員の人が乗っている状態で母が来るのを待っている。「もうすぐお迎え来るから、すぐ出られるように用意したら?」と声をかけると、玄関先に置いてあるデイのバッグを見...
血圧が高い…。朝と夕、ヘルパーさんが欠かさず測っているのだけど、この間は、200超えが連発して最後は血圧計がエラーになった。ヘルパーさんが焦っていて、母もイライラしたようで、ヘルパーさんが帰った後に血圧計を抱えて私のサロンのドアをトントンと叩いた。私が落ち着いて測りなおしたけれど、180を超えてきており、薬をじゃんじゃん飲んでいてこれは高い。本人は何の異常もないと言うけど、これはやはり高すぎると言うこと...
日曜日。土曜日が営業日の私にとっては週に一度の休みの日で、いつもよりゆっくり目に起きて1日の予定を決める。ヘルパーさんは平日と変わらず訪問してくれるし、教会へのお迎えの人もちゃんと電話をかけてから母をピックアップしてくれる。私は、母が出かけたあとに、連絡帳をチェックして、部屋の中に入って食材などの補充がないか、冷蔵庫の中は大丈夫か、エアコンは消されているかを確認する。最近はヘルパーさんたちも曜日ご...
昨日のショートステイが断られると言う件について、たくさんのためになるコメントをいただきました(後ほど落ち着いてお返事させていただきたいです)。そうだよな、そうだよな、と、どれも深く納得。徘徊は大きかろうと小さかろうと、大問題なのだな。母が今通っているデイの施設には、系列の施設がいくつもあり、比較的大きなグループとして機能している。今通っているところは、入門編なのだろう。次に進むことになるであろう特...
私の来月の東京行きは、まだ母には話しておらず、きっと間近になるまで話すか迷いながら黙っているだろう。ケアマネと先日電話で話した時に、母が自宅がわからなくなって「私、今日ここに泊まるって伝えて欲しいのよ」と言って私のことを探していた話をして、何気なく「来月私が家を空けて大丈夫ですかねえ〜」と口にした。すると、「でも、ショートの方も一応聞いてみたけど、やっぱりちょっともう預かれないって言われちゃったか...
昨日は、ややこしい日だった。訪問診療の日だったのだけど、午前から午後に時間が変わると言うイレギュラー。最近はこのイレギュラーが母の混乱をもれなく引き起こす。朝のヘルパーさんはいつも通りで、「汗をかいていた跡はありませんでした」と書かれていた。今日は在宅日だよと声がけしてくれただろうか? 私は午前中から仕事でお客さんが来ていたのだけど、ちょうど昼になろうとしている頃、一番大事な工程をやっている途中で...
昨日は訪問看護師の日で、いつも私のお客様が来る時間に入れ違いで帰っていくので、母が駐車場に見送りに出ないようにと見張っていたら、ぞろぞろと玄関から全員が出てきた。看護師さんとちょっと立ち話したところ、やはり母が夜眠れないとか、今日は先生が来る日か?とか、デイサービスに行かなくては!とか言っているとのこと。ところどころ惜しい。今日は先生が来る日なのだが、いつもと違って夕方に時間が変更になったので、薬...
母はいつものようにデイサービスに出かけていった。夜の混乱はなんとかおさまったようで、朝のヘルパーさんには「そこそこ眠れた」と言っていたらしい。母の言う「眠れた」と言う状態は、夢を見ずに意識がなくなる時間が長かったってことなのかな。レビー小体型認知症の場合、レム睡眠時も筋肉がうまく緩まないため、夢に合わせて動いたり喋ったりするらしく、起きてからも夢の続きの話をしたりする。まさに母はそんな感じだと思わ...
夕方のヘルパーさんが帰った頃、母と顔を合わせたけれど、いつもと変わりない様子に見えた。「お弁当屋さんにも、お寿司が美味しかったのよ〜って自慢したのよ!」と笑っていた。しかしヘルパーさんの連絡ノートには怪しい文言が綴られていた…。「ヘルパー事業所から薬局の受付を頼まれたけれど断りたいと仰っていました。ケアマネさんから電話がありその件を報告しておられました」なんの話だ? ケアマネがヘルパーさんが来てる...
なんでもない月曜日。父の命日。あれから1年が過ぎた。あの日。夜中の3時、電話を取った夫が「ルミコ、起きろ! お父さん急変したって!」と言った瞬間、飛び起きた私は、クローゼットからできるだけ明るいピンクの服を手に取った。色のない病院の中で、私が来たとわかってもらえるように。真夜中の河川敷を車で走り、川辺にある病院に到着した私たちは、防護服を着せられ、父の病室へと急いだのでした。急ぐ意味も結果、何もな...
仲良くしているネイリストの友達から、「ルミコ、もう少しでお父様の一周忌かな?」とラインのメッセージが届いた。「23日の月曜日が命日だから、日曜日に墓参りに行って教会に挨拶に行くよー。キリスト教だし、こんな状況だから特に法事みたいなイベントらしきものもやらないんだけどね」と答えると、「確か23日だったなと思って。月曜日だからこの週末に何かするのかな?って。一年早いね。ルミコもいろいろいつも頑張ってて偉い...
昨日は、ひとまず母が出歩くことはなかった。午前中11時半ごろ、私の家のチャイムが鳴り、母が立っていた。「食堂にはどうやって行ったらいいのかしら?」と聞かれた。デイの食堂のことなんだろう。ショートステイから戻った後も、何度か「食堂」への行き方を聞かれたな。「今日は、デイサービスに行く日じゃないから、食堂には行かないんだよ」と、答えると、「あらそうなの? お昼でお腹空いてきたし、食堂にどうやっていくのか...
ついにややこしい日が来た。東京の友達が来ると言っていた日だ。予定はキャンセルになったが、母の記憶が混乱してどこかに出かけたりしないか注意しなければいけない。ヘルパーさんも水面下で情報共有してピリピリだ!昨日、母がデイサービスに行っている間にポストに母宛のハガキが届いていた。母は東京の友達に、電話で新幹線の時間を聞いただけだと忘れてしまうから、ハガキに書いて送って欲しいと言っていたらしく、その友達は...
もう使える介護サービスは一通り使い倒したかなと思っていたけど、まだあった!紙オムツの専門業者と契約をした! ルミコはまたひとつ自分の仕事を丸投げしたのである!大人用のオムツ専門店で、自治体が発行しているオムツ券も利用できて、宅配してくれる。今までは、ヘルパーさんからリハパンが残り何枚になりました、とか、2回用の紙パットが少ないですとか、連絡帳に書かれたのを見て、私が週末にドラッグストアに買いに行っ...
デイサービスに出かけていく母を見送ったあと、私のスマホにヘルパーステーションから電話が入った。「いつも入っているヘルパーから聞いたのですが、20日金曜日にお母様のお友達が東京から来られるそうで、その話は娘さんはお聞きになっているか心配になりまして」あ。2日前のブログに書いた、母の東京の友人が訪ねて来ようとした事件! 母はどうもヘルパーさんにも話していたそうだ。よく見たら、カレンダーにも友人の名前が書...
2週間ほど前に母が急にカレンダーを見ながら、「今日、あなたの誕生日じゃない?」と言い出した。まだ先だよ〜、誕生日はこの日だよ〜と、カレンダーを指差したところ、次に見た時には、カレンダーに鉛筆で丸印がつけられていて、「ルミコ」と書かれていた。母は元気な頃は、離れていても毎年誕生日プレゼントを用意してくれる人だった。アクセサリー類が多かった。キラキラしたものが好きな母だったので、娘たちにもたくさんプレ...
夕方、母に頼まれていた、おにぎりに入れる昆布の佃煮を買ってきたので家に届けると、母は姉と電話で話しているところだった。私は届け物をしたかっただけなので、そのままそっと自分の家に戻ったところ、しばらくすると玄関のチャイムが鳴った。何かびっしり書き込まれたメモ帳を握った母が現れた。東京に住んでいる母の大学時代の友人から電話がかかってきて、母に会いに今週の金曜日に来ると言う話になっているのだとか(!)。...
私の誕生日と結婚記念日が被っているので、ちょっとフライングで週末を狙って夫とフレンチレストランへ。母のデイサービスの日だったので、程よく疲れて早く寝てくれそうだと踏んで、夕方のヘルパーさんが帰った後にそっと私たちは家を出る。去年も同じ店で同じフレンチコースを食べた。偶然にも同じ席に案内された。1年前は、ちょうど父を転院させた直後で、父の介護は一区切りついたねと話していた。二人ともが入院して不在にな...