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どうも。80年ほど前に「大日本帝国は負けていない」と国民を騙していた政府が、今は「コロナは終わった」とか「処理水は安全だ」とか言っています。 それはさておき、…
太平洋戦争は、当時の国民にとってはラジオの開戦ニュースで始まり玉音放送で終わった。くしくもその両方に関わったのが天才と呼ばれた和田信賢アナ(森田剛)と新進気鋭の館野守男アナ(高良健吾)だった。1941(昭和16)年12月8日、大本営からの開戦の第一報を和田が受け、それを館野が力強く読み、国民を熱狂させた。以後、和田も館野も緒戦の勝利を力強く伝え続け、国民の戦意を高揚させた。同僚のアナたちは南方占領地に開設した放送局に次々と赴任し、現地の日本化を進めた。和田の先輩の米良忠麿(安田顕)も“電波戦士”として前線のマニラ放送局に派遣される。一方、新人女性アナウンサーの実枝子(橋本愛)は、雄々しい放送を求める軍や情報局の圧力で活躍の場を奪われる。やがて戦況が悪化する中、大本営発表を疑問視し始めた和田と「国家の宣伝者...NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」
『姿なき目撃者』(55)『三十六人の乗客』(57)に続いて、珍しい映画を発見した。新宮綾子(久慈あさみ)は、内縁関係にある権藤(進藤英太郎)の目を盗んでは、自宅でダンス教師の魚住(徳大寺伸)と密会している。訳ありの女中の千代(越路吹雪)は、カメラ好きの隣家の少年・譲二(久保賢)を利用し、彼に密会の証拠写真を撮らせて、権藤に見せるが…。渡辺啓助の探偵小説『浴室殺人事件』を映画化。『ゴジラの逆襲』(55)の脚本を書いた日高繁明が脚色し、第一回監督作品とした。製作は田中友幸、撮影は三浦光雄、音楽は三木鶏郎。舞台は、大きな教会が目立つ昭和30年の桜新町。ほとんどが、マダムと呼ばれる綾子の住むぜいたくな家(親か前夫が遺したものか)と、譲二が母(村瀬幸子)と二人で住むそれなりに大きな家(蔵書などを見ると、多分、亡くな...『姿なき目撃者』
『三十六人の乗客』(57)(1977.12.12.フジテレビ深夜)さる動画サイトで発見し、念願かなって45年ぶりに再見することができた。細部は忘れているところもあったが、全体的には結構覚えていた。それは、この映画が面白かった証だろう。映画の全編は95分だが、バスが出てくるのは開始から約20分後。その前の状況説明が結構長い。このあたりの記憶はおぼろげだった。小田急の夜行スキーバスは、京橋から出て、浦和、熊谷、渋川、長野原を経由して草津まで行く。当時は、高速はもちろん、パーキングエリアもないわけだから、鉄道の駅が休憩所となる。バスの中の喫煙は当たり前(いすのところにちゃんと灰皿がある)などに時代を感じる。キャスト表を発見した。乗客小泉博…刑事・渡辺一郎。辞表を出して情婦と失踪淡路恵子…渡辺の情婦。洋裁店店主千...『三十六人の乗客』