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今日は休暇を取ったので、千葉市で「敵」を見てきました。妻に先立たれ、一人で暮らす元大学教授の高齢男性が主人公です。彼は規則正しい生活を好み、毎朝同じ時間に起床して一人分の食事を丁寧に作ります。そして日中は出版社から依頼された原稿を書いて過ごします。元教授といえど生活は細々しく、「貯金が底を付くまでどれぐらい時間が残っているだろう?」と考え、いよいよ「その時」が来たら自死することを決意しています。物語は現実と夢が交互に描かれます。例えば、彼の家に訪ねてきた元教え子の女性と性的に結ばれたり、亡くなった妻と一緒に風呂に入りパリへの旅行を約束したりという夢を見ては、ハッと目を覚まし「なんだ、夢だったの…
【敵】真実がどうよりも独特で不思議な世界観にハマるかどうか…【ネタバレ】
規則正しい生活を送るひとり暮らしの老人のもとに『敵がやって来る』という不穏なメールが届く…。アート風の装いを醸