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「マッドメン」諸星大二郎 パプア・ニューギニアを舞台に神話の謎に迫る 日本の国生み神話や聖書の「ノアの箱舟」とも対比され、面白い
「マッドメン」 「マッドメン」諸星大二郎 諸星大二郎の作品は、だいたい、どれも好きだが、特にお気に入りが「海神記」と、この「マッドメン」。 「マッドメン」は、精霊を信じて自然と調和した暮らしを送るパプア・ニューギニアの民族の神話に迫る物語。 精霊に守られて不思議な力を持つガワン族の少年コドワと、その異母妹で日本の少女・波子の2人が主人公。 物語で描かれる神話は、作者の創作だと思うが、日本の神話とも対比させながら展開され、面白い。 民族の暮らしは「未開」だとして、キリスト教とともに入り込む現代文明とのせめぎ合いも描かれる。 マッドメン 完全版 (ちくま文庫 も 6-1) 作者:諸星 大二郎 筑摩…